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チェ課長が記者会見を開いたのは、タク・スホの巧みな誘導のせいでした。
このままでは、チョ・ヒョヌとチェ会長に全ての罪が着せられるぞ・・・ってね。
報われない忠誠心もくすぐりましたね。
最初は信じていなかったチェ会長も、人を操るのに長けてるタク・スホの言葉で洗脳されてしまいましたよ。
長年精神科の治療を受けていた記録が、こんなところで役に立った形のタク・スホでした。
ウ元検事総長、シン元会長、そしてト元国税庁長官の裁判が始まりました。
彼らはソン会長の助言を受け、罪を認め、実刑判決を受けました。
ソン会長は自首したことを認められ、執行猶予が付きました。
ソン会長はVIPたちに、外で準備して待っていると約束していましたが・・・。
テジンは父の本当の望みが自分をチョンジンのトップに据える事だと気付いていました。
そのために手を汚して来たと。
でもテジンにそんな気はありません。
誰も手を出せない地位だぞ・・・とソン会長は言いましたが。
チェ課長が逮捕されました。チョ・ヒョヌ殺害の容疑です。
ソン会長が警察幹部に手を回したのです。
これで、タク・スホ側の重要な証人が一人減りました。
ヨンミの拉致事件の裁判が始まりました。
拉致監禁の過程で顔を見た人はいるかと聞かれたヨンミは、タク・スホと答えました。
でもスホの顔を見たら、また発作が起こってしまったヨンミ。
チョンジン側は、ヨンミの精神状態を指摘し、過去の裁判でも嘘を述べていたので信用性が無いと指摘。
その裁判は、テギョンが関わったモノでした。
傍聴席で悔やむテギョンでした。
でも、これを逆手に取りました。自分を証人として呼ぶよう、ソ検事に目配せしたのです。
当時の弁護士としてテギョンを証人としました。
テギョンは、当時嘘をついたのはヨンミではなく、加害者の弁護人だった自分だと言いました。
この証言はテギョン自身が罪に問われる可能性があるものです。処罰を受ける覚悟でした。
落ち着いたヨンミが再度証言席に座りました。
ヨンミはタク・スホの悪行を証言しました。
タク・スホは呆然とヨンミを見つめていました。
その日の審問が終わり、外にでたヨンミ。
タク・スホを真っ直ぐ見つめながら言いました。
「最後まで証言するわ。あんたがしたことを世に知らしめる。本当に哀れな人。あんたの人生は虫けら以下よ。魂を奪って楽しい?でしょうね、あんたには魂が無いもの。誰もが持っているのに。」
哀れな人と言う言葉は、タク・スホに刺さりました。
ヨンミは続けました。
「弱い女性ばかり狙う愚かな腰抜けめ。財閥?誰もがあんたを羨み仰ぎ見るとでも?勘違いも甚だしい。」
すーっきり
タク・スホがここまで言われて黙っているわけはありません。
絶対にヨンミを殺しにくるとソ検事たちは踏んでいました。
ヨンミをソ検事の家に移したと見せかけました。
すると、すぐさま侵入して来ましたよ。
ソ検事が拉致されました。
そして、あの部屋に連れ込んだのです。
この筋書きしか出来ないのね、タク・スホ。
ここに至っても、まだ自宅が一番安全だと思い込んでいるのが・・・バカですよね。
すぐにテギョンがマ刑事たちと共になだれ込んで来ました。
拉致の現行犯ですよ。
部屋の壁紙の下からは血痕、別室には被害者を写した写真が多数。
もう言い逃れ出来ません。
しかし、病状が悪化などと言い建てて、召喚されてはいません。どこかの病院で治療を受けてることになってます。
ソン会長は、証拠不十分で無罪となり、釈放されました。
ソン会長は、ただちにテジンをチョンジンのトップに据えるため動き始めました。
テジン自身には何の問題もありません。人柄も周囲が保証してくれていますし、能力も十分です。
とんとん拍子に話は進みそうです。
ソン会長だけ無傷なのは納得できないと、テギョンが言いました。
「まだ終わってない。テジュの死と俺たちが犯した罪。解決していない。」
何の証拠も無いから、誰も暴けない・・・とソン会長は言いました。
テジンはテギョンを家族のように思って来ました。
そして、それは父も同じだと思っています。
父がテギョンを見る目に、嘘はないと感じるからです。
テジンからそう聞いても、今のテギョンは信じる事が出来ませんでした。自分を騙してきたことだけが頭にあるからです。
「許してください。」
テジンは父の代わりに頭を下げ、跪きました。
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