昨日だったのか、今日になってからなのか…。
確かにsugaだった。
殆ど内容は覚えて無い。
ただ私は街なかを駆けていて、先を男性とおぼしき(…性別がはっきりしないのは、その人が華奢だから)人が一人大股で歩いている。
追い抜きざまにちらっと見た瞬間
私の足が止まった。
「suga？」
小さく呟いたのが聞こえたのか、その人と目が合った。
多分、口、開いてたと思う、私。
笑顔とも言えないくらい微かな表情の変化を見せ、その人は歩みを止める事無く去って行った。
何故suga？
今までBTSの夢なんて見たこと無いのに。
入院して以来、爆睡が得意な私にとっては、考えられないくらいの不眠状態でした。
一旦寝ても、酷いときには10分ほどで目が覚め、次の睡眠までの果てしなく長い時間を悶々とベッドの上で過ごす状況。
一昨日くらいの深夜、点滴棒を引きずりながら室内を歩いていたら、大きな枕が予備にあるのを発見。
ベッドの上が生活の全てだったので、病室にもう一つ枕があるなんてその時まで気付きませんでした。
枕を変えるのも良いかも。
そして見たのが、sugaの夢。
おまけに、少し長く眠れたのです。
どゆこと？
さっき、痛む傷痕を撫でながら天井を見上げていたら、忘れていたsugaの表情をふいに思い出し、一人、にや～っとしてしまいました。
