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ヒョンスンは、ソンアの言葉の意味を考えました。
好きだと言う告白なのか、或いは、突然自分が距離を置いた事を寂しく気まずく感じているだけなのか・・・。
期待してはいけないと、ヒョンスンは思いました。
ソンアもまだこの気持ちが何なのか、はっきりと分かっていません。
確かなのは、ヒョンスンがこのまま距離を置き続けることは、耐えられないということだけでした。
ジェシンは常務に昇進しました。
その後釜が誰になるのか、まだ決まっていません。
別の部署のソチーム長がすっかりその気になっていますが、クォンチーム長たち課の面々は、それだけは避けたいと考えています。
ジェシンは覚悟を決めたようです。
ヒョジュと結婚し、一族に加わるのなら、それなりの覚悟を持って仕えようと考えたのでしょう。
イ会長に対する態度も変わって来ました。
イ会長は、ジェシンの態度に満足し、元々能力を評価しているので、欧州プロジェクトを任せようと考えています。自分に直接報告するようにと言いました。
間にジェウンを挟まなくて良いということです。ジェウン、ふと自分の地位が脅かされることになるのではないかと、不安を感じました。
一方で、ヒョジュは、とても幸せでした。
ヒョンスンが新入社員対象の新商品提案で1位をとりました。
体調が悪いのをおして頑張ったヒョンスン、熱を出してしまいました。
気付いたソンアが、家まで送って行きました。
ソンアが薬を買ってくると、ヒョンスンは寝込んでしまっていて、携帯にもインターホンにも反応しません。
ソンアは思い出しました。以前、酔っぱらったヒョンスンを送って来た時、確か暗証番号は誕生日だと言っていたと。
ヒョンスンはすっかり寝込んでしまっていました。
ソンアは、夜通し看病しました。
夜明けに気づいたヒョンスン。ソファーで寝ているソンアを、愛しそうに見つめました。
目が覚めたソンアに、ヒョンスンが言いました。
「ゆっくりでいい。でも、俺のところに来たら素敵な恋をさせてあげます。」
ジェウンとジスン、一気に恋人同士になりました。
ジェウンは愛すべき性格をしていますよね。ジスンも同様です。
子供っぽいところもあれば、大人なところも勿論あって。シリアスになり過ぎず、おちゃらけ過ぎず・・・のころ合いが本当に適度です。
突然会社にジェシン父が押しかけて来ました。
ジェシン母を見かけた人がいると言いました。だから、会いに行こうと。
しかし、今更・・・ですよ、ジェシンにとっては。
借金ばかり作っては自分に迷惑をかけ続けて来た父親と息子を捨てて出て行った母親。ジェシンにとっては親とは呼びたくない人たちでした。
既にお金を渡して縁を切った父親の話など、聞く耳を持つ筈がありません。
父親は怒りました。財閥になるために親を捨てるのか・・・と。そして、連中はお前をこき使って捨てる筈だと。
「頼むから、二度と俺の前に現れないでくれ。」
これが、父親にかけた最期の言葉になるとは、ジェシンも思わなかったでしょう。
ソンアの母が突然ソウルに出て来ました。
何の前触れもなくやって来た母親に、ソンアはイラつきました。
その夜はヒョンスンと食事をする約束をしていましたから、余計に・・・です。
ソンアの都合などお構いなしの母に、ソンアは怒りをぶつけました。
母は、病気の事を打ち明けました。ガンだと言いました。気を使って欲しいと言うのが見え見えです。
イマイチ不確かな話で事情が分からないので、ソンアは直接医師に連絡し、詳細を聞きました。
ガンの確率は低いけれど、万が一の事があるから、手術をして病理検査をするよう勧めていたようです。
母は、確率は低くてもガンかもしれない・・・とか、手術はしたくない・・・とか、あれこれ駄々をこねました。
挙句の果てに、父親だったら心配してくれたはず・・・と言っちゃった。
その言葉でソンアの堪忍袋の緒が切れました。
夫の浮気を知っていたにもかかわらず、知らないフリをして過ごし、夫亡き後は、ソンアに縋りまくりでした。二言目には、父親だったらこうだったとか、自分は一人なんだから、もっと気を使ってくれとか。
幼いソンアは、父の浮気を目撃してしまったけどそれを誰にも言わず、ただ耐えて来たのです。
そして、母に窮屈に縛り付けられ続けて来たのです。
大学進学を機に、母と別れた理由はそれでした。自分自身の人生を自由に生きたかったのでしょう。
確かに、こういう親、反発しそう・・・私も。
私が一番許せなかったのが何か分かる?と、ソンア。
「お父さんがどんな人か気付いているのに私を縛り付けてお父さんの事ばかり言ってた。何でお父さんにこだわって私を苦しめるの」
いつ知ったの?と、母。何故言わなかったの?と。
「あの時も知らないフリしたでしょ。言えるわけない」
でも言わなきゃ、私が惨めなだけでしょ・・・と母。
平行線です、この二人。論点がずれています。
この時、ルームメイトのガヨンが帰宅してきました。
ソンア、話を続ける気にもならず、そのまま部屋を出て行きました。
行くところは、ヒョンスンのところしかありませんでした。
ヒョンスンは一目見て、ソンアに何かあったと察しました。
そっと抱きしめました。
小さなソンアが、すっぽりとヒョンスンの胸の中に納まりました。
先輩、泣いていいですよ・・・。
ソンア、泣きじゃくりました。気持ちを解放することが出来ました。
アイス食べに行きますか?とヒョンスン。
「好き。私もあなたが好き。」
ヒョンスン、嬉しくて笑顔がこぼれました。
もう一度、ソンアをしっかり抱きしめました。