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クァク・ドンヨンくん、イ・セヨンさん、クァク・ジョンウクくん、チェ・テジョンくん主演の青春まっただ中の清々しい作品。
今どき珍しい純粋さを感じさせる高校生たちに、ちょっとほっとした気分になるのは、私だけでしょうか。
昔懐かしい思いにもとらわれました。
大人になったジョンウ=ぺク・ソンヒョンくんは、塾の講師。
ある日、ネット上の卒業した高校のコミュニティサイトが閉鎖されるとの知らせを受けました。大切な写真は保存しておいてください・・・と。
久しぶりだったのかな?開こうとしたけど、パスワードを思い出せず、サイトを開けられないんです。
そう言う場合、本人確認のためによくあるのが、秘密の質問。本人にしか分からない質問の答えをあらかじめ登録しておくんです。
ジョンウの場合は初恋の人の名前。
よーく考えて、ぽつぽつとキーを押して開いてみると、そこには、高校生の自分がいました。初恋の人も・・・。
ジョンウ=クァク・ドンヨンくんは、父の仕事の都合で幼いころから転校の繰り返しでした。
短い時で6カ月という時もあって、最初は、友達との別れが辛くて泣いてたジョンウも、成長してくるとクールになってね。
転校先では、なるべく目立たずに目立たずに・・・がモットー。
今回の転校先、ナミル高校でも、ひたすら目立たないように過ごしていました。そんなジョンウに、クラスの委員長のアヨン=イ・セヨンさんは、何かと用事を言いつけます。
透明人間の様に過ごしているジョンウに、何かさせれば言葉も交わすし愛着も生まれると思ったからでした。
ところがある日、ジョンウの父が今度はソウルに転勤になったと言うじゃありませんか。
流石に、ジョンウは、力が抜けますわな。別にナミル高校に愛着が湧いたからというのではなく、こう転校の繰り返しじゃ、自分の居場所というものが無くなる気がしますよね。
そんな時、ジョンウは、不良の先輩にいじめられてる隣の席のドグォン=クァク・ジョンオクくんを庇って、先輩に目をつけられてしまいました。
おまけに、アヨンが自分に用を言いつけたのは、ジョンウが嫌いだから・・・と誤解しちゃって。
どうせ近々転校してしまうんだからってんで、怖い者が無くなっちゃったジョンウは、先輩の喧嘩も受けちゃうし、アヨンを好きでもないのに交際を申し込んだりしましたよ。
ところで、ドグォン役のジョンオクくんは、この作品では気の弱い真面目な高校生役です。「ゆれながら咲く花」とは真逆の役柄です。別人のように見えるのが凄いです。
クラスメートの面前で
「付き合おう。」
なーんて言っちゃったから、アヨンは勿論、クラスの面々はざわざわ。
アヨンがOKを出した時にゃ、もう、大騒ぎですよ
ジョンウは、アヨンがOKするなんて、想像してなかったみたい。
でも、その日から二人は学校公認のカップルとなったのでした。
おまけに、事の流れでジョンウは、学校代表でのど自慢に出場する事にもなっちゃった・・・
だけど、全て自分が転校してしまった後の事だから、どーとでもなれ・・・ってな感じで引受けちゃうんです。
生徒たちの中でジョンウの株は急上昇です
ところが、ここでまた大どんでん返し。
なんと、ジョンウの両親が、ソウル転勤を白紙に戻してしまったんですよ。ここで卒業させる・・・とか言っちゃって。
これまで、自分の都合だけでジョンウの気持ちを全く考えて無かったと反省したんです。
母は、不満顔でしたが。
ショックを受けたのはジョンウです。
だって、全て転校するからと、やりたい放題して来たわけですから。
翌日から、先輩の目を避け、以前のように、こそこそと目立たない様に振る舞うジョンウ。
お昼も、外で食べようとしましたよ。
で、先輩の目を盗んで学校を抜け出した時、後ろから彼を呼ぶ声が。
アヨンでした。
不良の先輩の一人ヨクホは、何やらアヨンと関係がありそうです。
表向きは誰からも一目置かれてる問題児なんですけど、それだけじゃなさそうです。