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韓国ドラマ公式ガイドブック 優しい男 (MOOK21) |
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共同通信社 |
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ウンギは、マルの協力の元、スピーチの練習をはじめ、人間関係等を覚える訓練をしました。
覚えてもすぐに忘れてしまうという後遺症もあり、かなりの努力が必要だったようです。でも、それもマルの存在がエネルギーとなり、また、マルの医学の知識もあって、沢山の招待客を前にスピーチをすることが出来ました。
ジェヒは、すんなりと会社が自分のモノになると思っていたところに、ウンギの出現です。
兄のウンギを始末したという言葉を信じていたようで。目の前で起こってることが信じられない・・・といった表情ですね。
とりあえず、その場では継母としての態度をとる事が出来ましたが・・・。
それに、マルがいきなり会社に入って来るなんて・・・ということもあります。マルが、ウンギとの仲を終わったと話していたのに、婚約者となって現れたというのも、ショックだったのかも。
相変わらず、マルの目的は自分への復讐だと思い込んでいますからね。
でも、マルは、きっぱりと言いました。戻って来たのは、ウンギを守るためだ・・・と。
ジェヒとのことは、もう何も記憶として残っていない・・・とね。
信じたかしら?ジェヒは。
アン弁護士は、何故今まで隠れてていきなり現れたのか・・・というのが気にかかっていました。
そうせざるを得ない事情があるのでは・・・とね。流石です。
ウンギが住んでいたと確信してる秘書さんの家に行ったアン弁護士は、そこで、小学生が使うようなノートを見つけました。書き方の練習帳みたいなもんです。
それで、事故によって脳に何か損傷を受けてしまったのでは?・・・と気付いたのです。これまた、流石です。
そんなウンギですから、戻ったと言っても、会社の業務を執り行う事は無理です。だから、マルがウンギの意思を受けて・・・という形で経営に参加することに。
でもねぇ、マルも体調は良くないんですよ。頭痛と吐き気に襲われています。それを誰にも打ち明けてないんです。
マル・・・心配です
体調は別として、マルの元々の並はずれた頭脳が、ここで活きました。
会議で会長であるジェヒの方針の不備を追及し、進めようとしていた企画を頓挫させる事に成功。パク弁護士も、素人だと思っていたマルの意外な活躍に少々ホッとした感じです。大きな味方を得た感じでしょうね。
ただ、マルは、ウンギが望むところに到達できた時、会社の半分をもらいたい・・・とパク弁護士との間で話がまとまっています。あくまでも、ウンギへの気持ちはビジネスだと言う態度をとってるんです。
パク弁護士も、そう思いたい・・・という表情ですね。
アン弁護士は、ウンギと直接話をして、事情を聞き出そうとしています。能力を確かめようとしたんですね。
秘書さんも遠ざけて、二人だけで話をしました。秘書さんは、不安な眼で見つめるしか出来ませんでした。
ウンギだって、心細そうです。
アン弁護士は、ウンギに問いました。このノートは?・・・と。
ウンギは、答えました。自分のだと。ついこの間まで治療のために使っていた・・・と。
ウンギに不安を抱いている人はたくさんいる・・・とアン弁護士。自分はソ会長に信頼され長い間仕えて来た。事情を知らなければ、ウンギに仕え、守ることは出来ない・・・。
そして、自分の名前が分かるかと聞いたのです。ペンを出し、書いてくれ・・・と。
一瞬戸惑ったウンギ。必死になって思いだそうとしました。確かに、顔に見覚えはあったようです。壁に人間関係を貼って覚えたことがあると。
ウンギがノートに書いたのは“あなたは、悪い人です”という文。
そのまま席を立ってウンギは出て行きました。アン弁護士は判断しかねましたね。
その時、ウンギの頭の中で昔の記憶が少し甦ったのです。アン弁護士が、ジェヒ側についたと確信した青森リゾートの時のものでした。
以前、マルと一緒に車に乗っていて、曲が流れて来た時も、一瞬思い出が甦ったウンギ。少しずつ回復してきてるようです。
ウンギを担当する医者は、なんと昔マルの指導教授だったソク教授ですよ。
回復してきていると判断した教授は、言いました。ウンギ自身が一番恐れている記憶喪失の元となった記憶を引っ張り出すんだ・・・と。
事故の記憶ですよね。
マルの気持ちが全て計算ずくだったと知った時、そして、父が急死した時・・・ですね。
二人でドライブに行きました。
これを決める時、マルは普通の男の子が恋人を初めてのデートに誘うような表情をしていました。ジェギルに方法を聞くんですもん。
ツバメとして鳴らしてきたマルの言葉とは思えません。ウンギには、純粋な想いなんだとわかりますね。
その時、偶然、事故と同じような状況に。
トンネルの中で、対向車のライトがウンギの顔に当たったんです。その瞬間、ウンギの事故の記憶が戻ってきたみたいです。
その頃、アン弁護士は、マルをつぶす決意をしていました。
ジェヒの敵となって現れたというのもありますが、これもまた嫉妬なんでしょうね。