多分、今、私は今まで一番嫌っていた部類の人間になってる気がする。
口に出さないまでも、心の中では一番嫌い、一番馬鹿にしていた部類の人間に・・・。
何故、そんな風にしか考えられないんだろう。
何故、解決の道を模索しないんだろう。
何故、人に頼り、人に結論を委ねようとするんだろう。
そして、何故、意味も無く、女の武器と言われる涙だけが、ただただ流れるのだろう。
先を見ようとしても、真っ暗なトンネルがただ続いているだけ。
そこで思考は停止してしまっている。立ち止まって真っ暗なトンネルを見つめているだけ。
足が・・・動かない。
今信じられるのは、誰かの服の袖口を掴んでいると言う事だけ。
確かに、一歩前には誰かが居ると言う事だけ。
私に判っているのは、この手を離しちゃいけないという事。
歩けよ!
自分の足で歩けよ!
頼らずに歩ける足があったはずじゃないか。