『ホテリアー』や『新貴公子』で見せた笑顔を封印して、ひたすら切ない表情のキム・スンウ氏。
そして、『太陽に向かって』でのきりっとした女医さんとは正反対の姿のミョン・セビンさん。
二人の、ただただ切ないラブストーリーです。
う~ん、”ラブストーリー”・・・と言うより、”愛情物語”と言う表現の方が、ピンと来るかも・・・。
1998年韓国で公開された作品です。韓国内でベストセラーとなった同名の小説の映画化作品だとか。アン・ジェモ氏が出演した同名ドラマがあったような・・・。もしかしたら、同じ原作なのかな
全編を通して、ストーリーと同様に画面が暗く、イマイチ見えづらいので、見直す場面も多々ありました。
昔、父に連れられてよく行ったヤ○ザ映画(年端も行かない娘を連れてその手の映画に行くのって・・・ど~よ)を、思い出すようなツクリ。スンウ氏の暗い表情を浮かべながらの乱闘シーンは、なかなか鬼気迫るものがあります。
常日頃、ハッピーエンドじゃないと満足しない性質の私なんですが、ここまでアンハッピーだと、それなりに引き込まれるものがありました。
この作品は、女の人より、男の人の方が面白さがわかるかも・・・。ふと、そう思いました。
あ、そうそう、8年も前の作品なので、少年時代を演じたキム・レウォン氏の若い事
それに、もしかしたら、小学生時代を演じたのはぺク・ソンヒョンくん
見間違いかもしれませんが・・・。
良い作品だとは思いますが・・・。
やっぱり、ハッピーエンドが好き