2016/10/26 10月の三連休にYYDの仲間と登った阿弥陀南稜と中央稜、その拠点となった広河原沢の河原の天場の心地よさをS子にも味わってもらおうと計画しました。
ただ、平日ですし、季節も秋の盛りを過ぎましたから、バスの便が少なくなっているのです。行きはともかくとして帰りに時間的束縛を受けるのは少々きついですね。小淵沢駅からタクシーでもいいのですが、二人だけですからバス代に比べると高くつき過ぎます。
茅野駅には比較的早く着く電車で向かいました。ギリギリでバス停へ慌てて走るより、早めに行って店で朝食でもと考えたからです。でも、駅周辺のお店は一軒も開いてなく、コンビニまでも遠すぎました。結局、駅の改札口横の立食いそば屋さんが開いたので食べることが出来ましたが。
▲終点の美濃戸口までは乗らずに、途中の学林でバスを降りました。そこからは南西方向へ延びる鉢巻道路を歩きます。すぐに張り紙がありました。「注意！ この先に ニホンジカ捕獲のための『くくりわな』があります 危険ですので注意してください」と書かれています。11:15ころ。
▲舟山十字路への入り口に来ました。11:30ころ。
▲すぐに工事現場に来ました。前回は土曜日なので工事はお休みでしたが、今日は平日ですから皆さん働いています。11:38ころ。
▲舟山十字路へ向かって真っすぐに続く道路です。長いので、S子は少々不機嫌です。11:59ころ。
▲カエデの葉を太陽に透かして見ると本当に綺麗です！ 12:02ころ。
▲別荘地を抜けて、山の道らしくなりました。12:15ころ。
▲舟山十字路到着です。12:36ころ。
▲ゲートを越え、御小屋尾根登山道との分岐で20分くらい休憩しました。再び歩き始めると、秋の森が広がっています。13:10ころ。
▲天場の広河原沢に到着です。13:32ころ。
▲16日前に張っていた場所と同じ場所にテントを張りました。14:45ころ。
▲上を見上げると、秋の青い空が広がっています。そして、細長い葉がパラパラと降ってきました。14:45ころ。
まだ暖かい空気に包まれています。テントの前の陽当りのいい土の上に座って、温かいコーヒーを飲みながらゆっくりした時を過ごします。
▲次第に山の冷気が漂い始めます。そろそろ焚火が欲しいですね。15:41ころ。
▲焚火の脇に置いた平らな石の上に小さなビリー缶を置きます。15:55ころ。
▲三連休のころに比べると、すっかり木々の葉が黄色く色づきましたね。15:57ころ。
▲前回の消し炭や燃え差しがありますから、火はすぐに安定しました。16:12ころ。
▲陽も沈み、炎の赤が美しくなりました。17:07ころ。
▲今日の夕食はタイのマサマンカレー。すでに出来上がった250mlのスープに鶏肉や野菜やクルミを入れて煮ただけです。簡単ですが美味しい！ 17:27ころ。
▲ニシンの燻製オイル漬けもあります。17:43ころ。
▲カレーですからワインですよね！ でも、秋の山の夜は寒い！ ですから、ホットワインです！ 以前、ワインの瓶にスパイスを入れ、山で熱を加えたことがあるのですが、それではスパイスがワインに溶け込みませんでした。アルコールですから、煮込み続けるわけにもいきませんから、ちょっと考えました。
まずは家でホットワインを作ります。スパイスにはシナモン、クローブ、胡椒を入れました。他にももう一種類くらい入れた気もします。まだ熱いままチタンのテルモスに入れました。チタン製品ですから金属臭が移りません。このチタンテルモスはH塚さんに貰ったものです。今後、こんな使い方で活躍してもらうつもり。それを今晩再びバーナーで温めます。沸騰する直前で熱を加えるのをやめ、テルモスに戻しました。
それを飲むと、ウ～～ム！ 実に旨い！ スパイスの味が濃く溶け込んでいます。
今回使ったワインはそのまま料理とあわせて飲んでも美味しい、フルボディーに近いスペインのワインなのですが、ホットワインにするにはもっと甘めのワインが向いているようですね。次は甘めの安いワインで試してみるつもりです。17:47ころ。
▲懐電で照らしてS子を撮りました。懐電を消すと真の闇です。18:03ころ。
▲時にはこんな炎にしてみたくなります。18:17ころ。
▲食べるものもなくなり、早めに寝ることにしました。19:32ころ。
おやすみなさい。
