ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

爽やかな秋空のもと、阿弥陀南稜を立場岳から青ナギまでハイキング

2016年11月19日 | ハイキング/長野県

2016/10/27  僕もS子はとくに山ではあまり朝食は食べません。まあ、僕は出されればたくさんでも食べることは出来ますが。
今日は本当は日の出とともに出発したかったほどですから、なおさら朝食を食べる時間はありません。もちろんほんとに食べないわけではなく、行動食として持って行っており、歩き始めてから早めに食べたりはするのです。ちょっとは体を動かしてからの方が、胃腸が食べ物を受け付けやすくなるようなのです。


▲出発です。まだこの天場には朝陽が差し込んでいませんけれど、素晴らしくいい天気です! 6:34ころ。


▲前回のYYDの山行ではこの左の踏み跡を辿りましたが、今回は右へ堰堤を越えて歩いてみました。6:35ころ。


▲朝からいきなりの急登です。6:40ころ。


▲阿弥陀南稜の尾根筋が見えて来ました。さほど違いはありませんが、若干前回の左からのルートの方が易しいと思います。6:51ころ。


▲尾根到着です。ペンキで矢印が記されています。6:57ころ。


▲こんな標識もありました。6:57ころ。


▲尾根道を歩いていると、こんな標識も。阿弥陀南稜の旭小屋側からの合流点がここです。7:05ころ。


▲カラマツ林に朝陽が当たって輝いています。7:25ころ。


▲どんどん急登を登って行きます。岩っぽいところも出て来ました。ペンキで書かれた「穴山」「四区」はどういう意味なのでしょう。この山の管理と関わっているのでしょうか? 7:49ころ。


▲「きのこ山」と書かれている割にはキノコは見つかりません。7:52ころ。


▲立場岳の反対側にあった朝陽が顔をのぞかせました。7:58ころ。


▲途端に暖かさを感じるようになります。8:00ころ。


▲でも、まだまだ急登は続きます。8:11ころ。


▲この山は西岳2398mでしょう。8:14ころ。


▲中央アルプスが見えていました。8:18ころ。


▲まだまだ急登は続きます。8:29ころ。


▲少し傾斜が緩み、苔の美しい尾根になりました。8:51ころ。


▲暖かい朝陽を前面から受けて登って来ます。傾斜も緩やかになり、立場岳の近いことが感じられます。8:59ころ。


▲立場岳2370mに到着です。山名標識には何故か2248mと記されています。9:02ころ。


▲ちょうど権現岳2715mから陽が差しています。権現岳の右にギボシ、左には旭岳2672mが。9:06ころ。


▲南アルプスも顔をのぞかせました。左から北岳3193m、甲斐駒ケ岳2967m、仙丈ヶ岳3033m。9:07ころ。


▲青ナギ到着です。今日の最終目標地。9:21ころ。


▲阿弥陀岳2805mの右の稜線が阿弥陀南稜。登って行って最初にぶつかる顕著な壁を持つピークがP3です。直登も出来ますし、一般的には左のルンゼを登ります。9:22ころ。


▲右のピークがP3、中央がP4です。9:23ころ。


▲右を見ると、権現岳~赤岳間にまあるいピークがあります。これはツルネでしょうか? 9:32ころ。


▲青ザレの手前の広場で昼食です。赤岳は右の山に隠されて見えなくなっています。9:33ころ。


▲一人の男性が登って来ました。今回の山行で出会った唯一の登山者でした。9:42ころ。


▲北の方に蓼科山2530.3mも見えました。9:43ころ。


▲権現岳も見えます。9:44ころ。


▲のんびりと過ごした青ナギからさよならです。9:58ころ。


▲青ナギから少し離れると赤岳2899.2mが見えて来ます。右には天狗尾根の大天狗や小天狗も。10:03ころ。


▲阿弥陀岳と赤岳。10:04ころ。


▲南アルプスの両サイドに編笠山2523.7mと西岳。積雪期に西岳から編笠山へ歩いたことがあります。S子と二人で。西岳山頂にテントを張りました。10:13ころ。


▲もう一度、権現岳と旭岳。10:14ころ。


▲立場岳山頂に戻って来ました。10:17ころ。


▲苔に陽が当たって輝いています。10:21ころ。


▲まるで苔の庭のようです。10:25ころ。


▲写真中央の尾根にスキー場の筋が見えています。そのすぐ左隣りの山が入笠山1955m。さらにピークを重ねて写真の左端、写ってはいないのですが、釜無山2117mがあるのです。いつか雪の時季にそこまで歩いてみたいと思っています。日帰りでは入笠山の右の尾根を末端から歩いたことがありました。スキー場のリフトに間に合うつもりだったのですが、ぎりぎり間に合わず、スキー場を歩いて降りた記憶があります。遠くには中央アルプスが見えていますね。10:47ころ。


▲青空バックに白く輝くシラカバを撮ろうとしますが、なかなか美しくは撮れませんね。10:58ころ。


▲山道の左(南)側に小屋掛けの骨組みがありました。ブルーシートも置いてあるようですから、利用する際は屋根を覆うのでしょう。キノコ採りに来るのでしょうか? 11:16ころ。


▲意外と早く旭小屋との分岐に到着しました。11:27ころ。


▲広河原沢への下降路があるコルに近づきつつあります。11:30ころ。


▲ここから下降します。11:31ころ。


▲急下降ですから、足を引っかけないよう注意しながら。11:33ころ。


▲不安定な足場が続きます。11:44ころ。


▲少しは傾斜が緩んで来ました。11:46ころ。


▲テントに帰着です。11:49ころ。


▲急いでテントの撤収をしました。12:14ころ。


▲パッキングをすませて、さあ、帰路につきます。12:28ころ。


▲カラマツの黄葉が美しいですね。12:36ころ。


▲カラマツ林の林道を急ぎます。12:50ころ。


▲舟山十字路を過ぎました。12:55ころ。


▲別荘地の建物が見え始めます。13:12ころ。


▲行きでも見たモミジの葉が光り輝いています。13:15ころ。


▲鳥居の額には『山神社』と書かれていました。調べてみると、日本中の各地に同様の名前の神社があるようですが、それ以上の詳細は分かりませんでした。13:25ころ。


▲鉢巻道路に出て来ました。13:55ころ。


▲前方に見える山は天狗岳、それも西天狗2646.0mではないでしょうか? 14:01ころ。


▲マユミ(真弓)です。雌雄異株だそうですが、雌株だけでも実を付けるようですね。実はメジロやヒヨドリが食べるそうですけれど、吐き気や下痢、筋肉の麻痺を引き起こす成分が入っているというのに大丈夫なのでしょうか? 14:13ころ。


▲学林バス停に到着です。S子は疲労で少々腰に来たよう。14:21ころ。

天場からバス停まで2時間かかりませんでした。この時季の平日ですから学林での最終バスは14:48なのです。青ナギではもうバスには間に合わないかもしれない、と思っていましたから、タクシーを呼ぶ可能性も考えていました。でも、のんびり旅ですから急いでもつまりません。とは言え、余裕で間に合いました。

茅野駅では駅前のビルが改装中でレストランも営業していませんでした。まだ時間も早いですから居酒屋さんは開いていません。駅の東口の方へ行ってみると、しばらく訪れないうちに随分変貌していました。市民館や美術館が出来ていたのですね。そば屋さんが営業中でしたから、そこに入りました。

今回は山行としては立場岳、青ナギまでしか行っていませんから、中途半端かもしれません。でも、幕営して、焚火を楽しんで、青ナギからの景色を楽しむのが目的でしたから大満足です。たまにはこんな山行もありですね。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 広河原沢の同じ天場に16日後... | トップ | 丹波山村から鹿倉山~大寺山... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ハイキング/長野県」カテゴリの最新記事