ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

NZ旅№3―――マウント・ジョンを登りました

2013年12月16日 | ニュージーランド旅2013

2013/11/14  ホテルにチェックインした後、しばしのんびり。それからテカポ湖周辺の散策へS子と二人で出かけました。夕食までの時間、あまりありませんから、湖畔の散歩くらいかなぁと思っています。

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▲散歩の準備をして、ホテルの自分たちの部屋から出発です。15:02ころ。(S子撮影)

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▲ホテルを出てすぐに巨大な松ぼっくり発見! 木の名前は分かりません。15:09ころ。

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▲たまには僕の後ろ姿も。15:10ころ。(S子撮影)

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▲この山はマウント・ジョン1031mです。この辺りの標高が700m少しのようですから、それなりの標高差です。登ってみたいのはやまやまですが、18時にはホテルへ戻っていないといけませんから、湖周辺の散歩だけにしようと考えていました。15:12ころ。

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▲ルピナスのお花畑! パープルの微妙なグラデーションが美しいですね。15:14ころ。

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▲ルピナスばかりではなく、ポピーのような花も咲いています。ただ、これも庭の花が野生化したのでしょうね。15:35ころ。

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▲またまた登場! 僕の歩く姿です。この写真ではよく分かりますけれど、テカポ湖の水の色は空の色よりもずっと空色ですね! 山はマウント・ジョン。15:36ころ。(S子撮影)

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▲テカポ湖の東から北に連なる山々。山座同定は僕には出来ませんが、2000mから左奥の山々になると3000mに近い山もあるようです。15:37ころ。

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▲テカポ湖にはほとんど水鳥の姿がありませんでした。でもこの時は全身真っ黒の、嘴まで黒い水鳥が泳いでいました。15:39ころ。

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▲エニシダの花です。これも外来種だそうで、ドライブ途中でも全山黄色と言ったところもあったくらいですから、猛烈な勢いで増え広がっているようです。ヨーロッパ原産の鬼エニシダであるとか、花粉症の原因にもなっているとか書かれていますが、どうなのでしょうね? 15:50ころ。
そうそう、こんな花もありました。ただし、花の時季がとっくに過ぎてしまっていたようで、花は咲いていませんでしたけれど。僕のブログで以前のせています。
http://blog.goo.ne.jp/1940sachiko/d/20130612
多分これも外来種なんでしょうね? ニュージーランドはまだまだ余力というか隙間をたくさん抱えた自然なのでしょうね。侵入され易い自然のようですから、心配してしまいます。

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▲『地球の歩き方』にはマウント・ジョンの往復に2時間30分から3時間かかると記載されていました。でも、登山口そばに来ると、山頂まで1時間とあります。ですから、登ってみることにしました。ここまではぶらりぶらりと来ましたが、ここからは少し真面目に歩きます。15:58ころ。

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▲これがテカポ・スプリングスなんでしょうか? 温水プールだと思います。下山してからここに来るオプションもあるのですが、温泉ではないので、いまいち気は進みません。ホテルのバスタブに長い時間浸かっている方が好みですね。(華世ちゃん、せっかくの提案なのにご免ね)16:00ころ。

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▲マウント・ジョン前半はこのような針葉樹の林を歩きます。緩やかな傾斜なので、疲れません。16:11ころ。

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▲テカポ湖の水の色は上から見るとさらに際立っていました。氷河から流れ出す水は白く濁っているのが通常です。それは氷が削り出している岩石の細かな粒が混ざっているからなのですが、テカポ湖のこの色は水と砂粒との絶妙なバランスで生じた色なんでしょうね。
写真中央に赤い矢印(写真をクリックすると拡大されます)で示された場所が、僕たちのホテルです。16:14ころ。

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▲針葉樹の森を抜けだすと、こんな草原になりました。16:28ころ。

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▲下からも見えていた天文台がすぐそばに見えるようになりました。ここまで、けっこう多くの人に会っています。気軽に登れる山なんですね。16:33ころ。

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▲マウント・ジョンのなだらかに南北に流れている尾根に乗ると、これまで見えなかった西の山々が見えて来ます。中央少し右に見えている山はマウント・スティーブンソン2330mだとか。
雲は羊雲ですから、天気は下り坂のようです。明日は大丈夫でしょうか? 16:33ころ。

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▲マウント・ジョン南峰から北峰を眺めます。下からはひとつしか見えなかった天文台がこんなにもあるのですね。よほど観測条件が良い場所なのでしょう。16:39ころ。
調べてみると、テカポ湖周辺はニュージーランド国内でも晴天率が高く、周辺に大きな町がないので夜空が暗く保てるのだそうです。2012年6月には国際ダークスカイ・リザーブから星空保護区のゴールドステイタスを与えられたそうです。テカポ湖周辺の星空を世界遺産に登録しようという動きもあるそうですから、本当にすごい夜空が望めるのでしょうね。

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▲テカポ湖側をトラバースしながら、北峰へ向かいます。16:47ころ。

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▲マウント・ジョンの北にあるアレクサンドリナ湖も見えて来ました。16:49ころ。

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▲マウント・ジョン山頂に到着しました。
さっそく、マウント・スティーブンソン2330mを望遠で捉えてみました。今回の登山で越えるボールパスBall Passが2121mですから、気が引き締まりますね。16:54ころ。

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▲何色と表現すればいいのでしょうね? 波はないのでしょうか? それとも、波も同じ色なんでしょうか? 17:04ころ。

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▲登山口からのんびりと歩いて50分くらいで山頂に着きました。下りも40分くらいだったのでしょうか。来る時は湖岸沿いに歩きましたが、帰りはこの整備された遊歩道を歩いてみました。17:51ころ。
確かこの直前くらいだったと思いますが、ジョギングする藤井さんに遭遇、毎日トレーニングしているのでしょうね。

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▲ホテルに到着する少し前17:53ころと、夕食を終えた20:38に出会ったウサギです。
もともと哺乳類に関してはコウモリがいた程度のニュージーランドにウサギを持ちこんだのはヨーロッパ人。狩猟用に放したようですね。それが増えに増えて、大変なことになっているようです。キツネもオオカミもイタチもいないのですから当然ですよね。

18:10ころにホテルに戻った僕たちは、藤井さんと華世ちゃんお勧めの日本料理店へ。外国に来てまで日本料理店はどうかと思ってしまいますけれど、この店の「サーモン丼」は別格だとか。実際に食べてみると、脂がたっぷりとのっているニュージーランド産のサーモンが本当に美味しいのです。
僕の悪い癖ですが、食事になるとついつい食べることに夢中になってしまって写真を撮るのを忘れてしまいます。で、お見せすることができません。

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▲この時刻(20:45ころ)でこの薄暮! いくら夏時間だからと言っても、本当に遅くまで明るいのです。ホテル自室の前庭とマウント・ジョン。

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▲テカポ湖上空に輝くお月さま。華世ちゃんから星空ツアーへ行こうと誘われていたのですが、明日から登山ですし、朝早く起きなければなりません。21時からの星空ツアーに参加して、寝不足になるのが心配なので参加は遠慮しました。
それに、この月明かりの空と広がっている雲、観測にはあまり好条件ではありませんし・・・・  20:47ころ。

一人参加した華世ちゃんから翌朝聞きました。やはり雲が多くて条件は良くなかったとか。この近くで集合し、天文台まで車で行ったそうです。
僕も再びテカポ湖へ来ることがあれば、そしてその夜、雲が少なく月夜でもなければ、是非とも星空ツアーに参加したいと思いますね。

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