
2018メジャー第2戦
第118回:全米オープンゴルフ選手権、

世界で最も厳しいゴルフの試練、全米オープンが今年も開幕を迎えた。
闘いの舞台は、シネコックヒルスG.Cで、5回目の開催となる。
6月14日~6月17日まで開催される
賞金総額:1,200万ドル(優勝賞金:216万ドル)フェデックスカップ
(FedExCup)ポイントは600ポイント、世界ランクポイントは100ポイントが
割り当てられています。
昨年(2017)の覇者:ブルックス・ケプカ

昨年の大会では、5回目の出場となる松山英樹が、最終日「66」と首位に迫る
猛追を見せ、一時は初のメジャー制覇かと思わせたが、バックナインで大きく崩れ、
2位タイに泣いたが、日本人のメジャー大会最高順位に並ぶ好結果でフィニッシュ。
2017年のメジャー第2戦、全米オープンゴルフを制したのは、米国出身の
ブルックス・ケプカだが、14年までは欧州ツアーを主戦場に闘い、その後PGA
ツアーに本格参戦し活躍を始めた、ブルックス・ケプカにとって、初のメジャー
タイトル獲得となった。
ニューヨーク州ロングアイランドにある、
シネコックヒルズ・ゴルフクラブ(7,445y(6,808 m) Par70))(2018年)








フィールドは、リンクスタイルのコースで、長く密度の濃い芝がトレードマークと
なっているコースで、ウォーターハザードは一つしかありません。
使用されている芝は、グリーンがベント、フェアウェイがウィンターライ、ラフは
フェスキューとなっています。
1894年末に、全米ゴルフ協会 (USGA) が設立され、1895年に、第1回の全米オープン
大会をニューポートカントリークラブで開催されたが、初めて、シネコックヒルズで
1896年に、第2回の全米オープンが開催されてから、過去には、1896年、1986年、
1995年、2004年(パー70、6,996ヤード)以来、14年ぶり距離も449y長くなり、
今年、2018年に5度目の全米オープンが、開催されるが、既に2026年に6回目の
開催が決定されています。
レティーフ・グーセン

前回開催された、2004年の全米オープンに際し、ティーを新設することでパー
70、距離を 6,996 ヤードに、延長して開催された大会では、 レティーフ・
グーセンが、4アンダーで、フィル・ミケルソンに2打差をつけて制しています。
丸山茂樹

前回同コース「シネコックヒルズ」で開催された2004年大会では、予選を首位
通過した丸山茂樹が4位タイで終戦。日本人初のメジャー優勝を期待させる活躍で、
日本のゴルフ、ファンを大いに沸かせてから13年が過ぎた。
ブルックス・ケプカ[1] (3)

2017年昨年は、松山英樹を下し、メジャー第2戦を制したのは、ブルックス・
ケプカは米国出身だが、14年までは欧州ツアーを主戦場に闘い、その後PGAツアー
で活躍を始めたブルックス・ケプカ(ランキング9位)にとって、初のメジャー
タイトル獲得となった。
松山英樹

昨年の大会では、5回目の出場となる世界ランキング10位(2018年6月5日時点)の
松山英樹が、日本人男子メジャー初制覇が期待された最終日に「66」と首位に迫る、
猛追を見せながら、惜しくも終盤のバックナインで崩れ、悲願達成に至らず、自己
最高のメジャー大会、最高順位に並ぶ2位タイの、好結果で大会を締めくくった昨年。
今年は、無念のリベンジをかけて乗り込んだ、松山英樹に期待したい。
かつて、日本人選手(丸山茂樹4位)が、優勝争いを見せた「シネコックヒルズ」は、
高難度の、リンクスタイルのコース設定は、選手には忍耐力が必要とされる、
フィールドて、初のメジャー優勝を狙える大会に怪物が挑む、
小平智

また、4月の「RBCヘリテイジ」で、日本人として5人目のPGAツアー優勝を果たした
小平智にも、松山同様活躍を期待したいところだ。
日本人選手で同大会に参戦してきた選手がいた、予選ラウンドから勝ち上がり、
出場権を手にしたのが、秋吉翔太(27)全米オープンゴルフへの初挑戦を決めた。
秋吉翔太

全米オープンへの、最終切符をかけた大会は、2018年5月22日 - 男子ゴルフの
海外メジャー、今季第2戦、全米オープン(6月14日開幕)への参戦権、日本地区
最終予選が21日、兵庫・ジャパンメモリアルGCで、34人(うちアマ1)が参加
して行われ、36ホールのストロークプレーで3枠を争い、36ホールを回り、上位
3人が本戦出場を決めた。
1位の秋吉翔太(27)が通算8アンダーで、ツアー未勝利の秋吉は、第2ラウンド
(R)65の猛チャージで、初の海外メジャー切符をつかんだ。
2位のブランスドンは、7アンダーで、3位の梁津万(中国)6アンダーで出場
権を獲得。”完走”したのはわずか16人だった。
秋吉翔太が初の海外メジャー切符を掴んだことで、メジャー初挑戦の秋吉は、
全米オープンゴルフ参戦に関し、海外で活躍している松山英樹とは同級生だった、
秋吉の妻、静香さん(26)は、松山英樹と高知・明徳義塾で、中高ゴルフ部の
同級生だった縁で、松山に大会直前の練習ラウンドを、お願いしたいとも語ったが、
松山はどうこたえたのか?
秋吉翔太が、(世界ランキング346位)で掴んだ、PGAツアー全米オープン
ゴルフと全英オープンへの参戦には驚かされた。
2018年5月27日 - 国内男子ツアーの~全英への道、ミズノオープン at ザ・
ロイヤル ゴルフ・クラブ、(茨城県 ザ・ロイヤル ゴルフクラブ)最終ラウンド
が行われ、27歳の秋吉翔太が、5バーディ、3ボギーの2アンダー70で回り、通算
1アンダーで、ツアー初優勝を成し挙げた。
2週間で、全米オープンゴルフと全英オープンへの参戦決定。
全英オープンゴルフ選手権(現地時間7月19日~22日/スコットランド カーヌス
ティ・ゴルフリンクス)で開催される出場権をも掴んで、海外メジャー初挑戦を
決めた、初めての米国での参戦。
秋吉翔太の勢い、メジャー大会の台風の目になるかもしれませんね、もしかしたら
松山英樹、小平智より先にメジャー優勝なんてこともありえるかも…全米オープン、
そして7月の全英オープンでは注目される一人かも知れません。
全米オープンゴルフ選手権(シネコックヒルズGC)での予選ラウンドの
組み合わせが発表された。
日本選手と、注目度の高い世界の強豪、全選手のペアリングは3サム。
日本勢は、松山英樹、小平智、秋吉翔太、星野陸也の4人が出場。




松山英樹は、リッキー・ファウラー、マーク・リーシュマンと同組。
小平智は、ポール・ケーシー、ブランデン・グレースと同組。
秋吉翔太は、ライアン・フォックス、マシュー・ジョーンズと同組が決まった。
星野陸也は、ライアン・ラムズデン、ジエームス・モリソンと同組、
マスターズ・チャンピオンの3選手、パトリック・リード(2018)シャール・
シュワーツェル(2011)、ザック・ジョンソン(2007)が同組。
セルヒオ・ガルシア、ジョン・ラーム、ラファエル・カブレラ・ベヨのスペイン
組にも注目だ。
昨17年の覇者 ブルックス・ケプカは、ジェイソン・デイ、ババ・ワトソンと同組、



同大会3勝のタイガー・ウッズは、世界ランク1位で、2016年の覇者、ダスティン・
ジョンソンと、同2位のジャスティン・トーマスが、同組となった。
2015年以来の出場となる、タイガー・ウッズは、今大会で復活優勝を飾れるだろうか。
キャリアグランドスラムを狙うフィル・ミケルソンは、2015年の覇者、ジョーダン・
スピースと2011年覇者の、ローリー・マキロイが予選を戦う。
2014年覇者のマーティン・カイマー(独)は、アダム・スコット(豪)、ヘンリク・
ステンソン(スウェーデン)と同組。
2013年覇者の、ジャスティン・ローズ、ルイ・ウエストハイゼン。ジミー・ウォーカー、
2012年覇者の、ウエブ・シンプソン、ルーカス・グローバー、グレーム・マクドウェル、
レジュェンド、スティーブ・ストリッカー、アーニー・エルス、ジム・フューリックら、ベ
テラン組にも注目が集まる。
この全米オープンゴルフ選手権の、優勝者には「最強のゴルファー」の称号が与え
られるほどの、厳しいトーナメントでもある。
全米オープンの主な出場予定選手は











ダスティン・ジョンソン 1、ジャスティン・ローズ 3、ジョーダン・スピース 4、 ジョン・ラーム 5、
ロリー・マキロイ 6、ジェイソン・デイ 8、ブルックス・ケプカ 9、松山英樹 10,
ヘンリク・ステンソン17、フィル・ミケルソン 20、ウェブ・シンプソン 21、
キム・シウ 46、ジェイソン・ダフナー 53、ジミー・ウォーカー 55、ザック・ジョンソン 60、
グラエム・マクダウェル、などとなっています。
ダスティン・ジョンソン
ダスティン・ジョンソンが実力を見せつけた。
1週前の06/07-06/10に開催された、フェデックス・セントジュード・クラシック
(TPCサウスウインド・テネシー州・メンフィス)で優勝を成し遂げ、4週ぶりにランキング1位へ、
返り咲いた。



先週大会での圧巻は、最終日、最終ホールの18番パー4で、魅せた世界1の技、ヘアウェーからの2打目の
ボールは、直接カップインイーグル、これには見物のパトロン達も大歓喜、ダスティン・ジョンソンが
6年ぶりに、この大会をダントツ、19アンダーで、2位、パットナムに6打差つけて圧勝で制し、ツアー
通算18勝目を成し遂げ、世界ランキング、1位へ返り咲き、あの勢いで迎える、今季2試合目のメジャー
第2戦、全米オープンゴルフ選手権へ挑戦は。あと2試合で通算20勝へ王手をかけることになるのか迎える。
ダスティン・ジョンソンが、優勝候補1位へ躍り出て、益々フィールドで面白くなってきたようだ。
開幕前、全米オープンの優勝予想PGA公式サイト(2018・6・12)
1位:ジョン・ラーム(5)2位:ダスティン・ジョンソン(1)3位:リッキー・ファウラー(7)
4位:ジェイソン・ディ(8)5位:ジャスティン・トーマス(2)は共に、全米プロゴルフのチャンピオン
でもある。6位:ジャスティン・ローズ(3)、7位:ロリー・マキロイ(6)8位には、キャリアグランド
スラムを狙う、フィル・ミケルソン(20)、9位は昨年の覇者、ブルックス・ケプカ(9)10位は、今季
メジャー第1戦マスターズを制した、パトリック・リード(13)。松山英樹(10)は、昨年の大会エリンヒルズで
2位に入った相性からか11位に選ばれたようだ。
、
2018年の4大メジャートーナメントの、スケジュールは次のとおり。
マスターズ 4月;オーガスタナショナルGC(ジョージア州)P・リード
全米オープン 6月14~17日 シネコック・ヒルズGC(ニューヨーク州)
全英オープン 7月19~22日 カーヌスティGL(スコットランド)
全米プロゴルフ選手権 8月9~12日 ベルリーブCC(ミズーリ州)
メジャーで優勝の可能性が高いかは、各メジャーでの過去の戦績から、マスターズ
以外の3試合は、試合会場が、毎年変わるので一概には比較できないようだ。
第118回全米オープンゴルフ、放送に関するお知らせ
第1日6月14日(木)
深夜2時26分~(一部地域を除く)
第2日6月15日(金)
深夜2時25分~翌朝8時(一部地域を除く)
第3日6月16日(土)
深夜2時35分~翌朝8時30分
最終日6月17日(日)
深夜2時20分~翌朝7時30分
※翌朝7時30分以降、試合が続いている場合は、
引き続き「羽鳥慎一モーニングショー」内で試合終了まで放送されます。
全米オープンゴルフに関する、放送にかかわる関係者


解説 青木功プロ 丸山茂樹プロ
ゴルフキャスター 戸張 捷
ゴルフ実況 森下 桂吉(テレビ朝日アナウンサー)