
米男子プロゴルフ ネバダ州ラスベガスのTPCサマリン(パー71)
シュライナーズホスピタル・オープン
19日、第3ラウンド、

第1ラウンドで首位に立ったウェブ・シンプソン(米)が19アンダーで
独走してた、第2ラウンドで失速したものの、2位に4打差の通算15アンダーで
スタートした第3ラウンドは、ウェブ・シンプソンが、6バーディ、2ボギーと
4つスコアを伸ばして通算19アンダーで首位をキープ。
2位には通算15アンダーのチェツソン・ハドリーが前日と変わらず、4打差につけた。
3位に通算14アンダーでジェフ・オバートンが付けた。
4位に通算13アンダーのジェイソン・ボーン。

5位に通算12アンダー通算201で首位と7打差で石川遼が浮上してきた。
石川は、予選ラウンドの2日間を終え、決勝ラウンドの入って9位に浮上、
上位陣が伸び悩む中、石川は4バーディー、1ボギーの68とスコアを伸ばし、
通算12アンダー、の5位へ浮上した。
首位との差は7つと開いたが、2位までは3打差。開幕戦の21位タイを
上回るどころか優勝争いに加わるチャンスが巡ってきた。
石川と同じ5位タイには、この日8つ伸ばしたショーン・オヘアーと
7ストローク伸ばしたウィリアム・マガートが急浮上。
ビッグスコアが飛び出す展開が続いているだけに、最終日の逆転劇の
可能性は少なくない。
さぁ石川にも、チャンスが巡って来た、優勝は無理でも単独2位を狙ってみよう。
この大会体調を崩して日本へ帰国した松山の分まで、頑張ってもらいたいものだ。

米ツアー第2戦の、大会初日スタート直前に「胃炎による体調不良」で
欠場を決めた松山英樹は19日、緊急帰国し東北福祉大のある宮城・仙台へ戻った。
前週の開幕戦で、3位に入った松山は、第2戦の開催地、ネバダ州ラスベガス
入りしてから体調不良に陥り、翌18日に米国を発ち、日本へは19日夕に成田空港
経由で帰宅した。
今は、次週マレーシアで行われる「CIMBクラシック」24日開幕、その翌週の、
中国での「WGC HSBCチャンピオンズ」31日開幕に出場を予定しているが、続く
連戦をどこまで戦えるか、怪物ルーキーに思わぬ試練が訪れた。
この出場に際し、東北福祉大の阿部靖彦監督らと体調などを確認した上で、
改めてスケジュールを決定するという。