徘徊老人のひとりごと 熱海日乗（令和３年１月２４日、日曜日、雨）

　　　　昨日も今日も雪になるかもしれないと言われていたが、雨だった。
　　　　「お絵かき」でもしようと思ったが気が乗らないので、グダグダと一日を過ごした。
　　　　寒いのでパジャマの上にジャージを着て、オーバーズボンをはいて、カイロを貼って、
　　　　エアコンをつけて。
　　　　午後、雨が一時的に上がったので着替えてゴミ捨てついでに傘を持って徘徊に出た。
　　　　今日は某星野リゾートの駐車場には６台の車が止まっていた。
　　　　命知らずの人たちがいるのだな～～～～。（笑）
　　　　今日の東京都の感染者数は千人を下回った。
　　　　このまあ感染者数が下がってくれればいいな～～～。

　　　　大相撲初場所は平幕の大栄翔が優勝した。
　　　　今場所も
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　溜り席で背筋を伸ばして正座して観戦する女性が１５日皆勤賞だ。
　　　　　　　　　　毎日服装を代えて横に置くハンドバッグも高そうなブランドものなのだろうね。
　　　　　　　　　　この女性はネット上で「溜席の妖精」と呼ばれて「誰だろう？」と話題になっている。
　　　　　でも皆勤賞はこの「溜席の妖精」ばかりではない。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　「決り手」をアナウンスする係員の後ろに座る和服の女性も皆勤賞だ。（笑）
　　　　まっ、１５日間国技館に通うということも大変なことだと思うのだがね～～～。
　　　　入場券だって１５日間じゃ半端じゃないよな～～。

　　　　大相撲と言えば、あの「服部桜」だ。
　　　　この服部桜は今場所も話題を提供した。
　　　　服部桜、改め「勝南桜聡太」と改名した。
　　　　湘南出身なので「湘南桜」としたかったのだが、親方から「勝」の方がいいと言われて
　　　　しこ名を「勝南桜」と改名したのだそうだ。
　　　　そして名前の方は将棋が好きなので藤井聡太の「聡太」としたのだそうな。
　　　　なんだかな～～～？本当にやる気があるんかね～～？脱力しそうな・・・・。（笑）
　　　　そんな改名した「勝南桜」だが、今場所も期待にたがわず「０勝８敗」の全敗で
　　　　通算成績を３勝２１７敗１休とした。
　　　　３００敗目指しているのかね～～～。
　　　　この「序ノ口」で、今場所初土俵の熱海出身の「熱海富士」が優勝した。
　　　　こちらの熱海富士は「熱海ネット新聞」では早くも「将来の横綱」と持ち上げ記事。

　　　　夜、NHKの「ダーウインが来た」を観ていたら
　　　　　　　
　　　　　　　水たまりにやって来る鳩が映りだされていた。
　　　　　　　「アオバト」という名前なんだそうだが、どう見ても「緑色」だよな～～？
　　　　　　　日本人は信号機も色はグリーンなのだが「青」と言う。
　　　　　　　野菜も緑色なのに「青物」と言う。
　　　　　　　先日、イソヒヨドリの好物の実をつける「アオキ」も実際は深緑色の木だ。
　　　　　　　なんなんだろうね？

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗（令和３年１月２２日、金曜日、晴れ）

　　　　天気が良いので、室内に置いていたプリムラを
　　　　　　　　
　　　　　　　　ベランダの手すりに置いて日光浴させた。
　　　　　　　　室内は暖かいので次々に蕾が花になった。
　　　　　　　　折よく、今日のNHKの「あさイチ」のガーデニングはこのプリムラだった。

　　今日は５００ミリの望遠レンズのカビ取りの作業をすることにしていた。
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　一番外側のレンズに雪の結晶のようなカビが生えていたのだ。
　　　　　　　　　　しばらく使っていなかったからな～～～～。
　　　　　　　　　　一番外側のレンズは分解可能なのだ。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　カメラ会社なら防塵のクリーンルームでチリの付着などを防護した部屋で作業をするのだが
　　　　　　　　　　我が部屋にはそんな設備はないからエアコンを止めての作業だ。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　外側のレンズを外した。やはりたくさんのカビ。
　　　　　　　　　　このカビをレンズ塗布用のエタノールで拭き取りレンズ拭き布で拭き取り、
　　　　　　　　　　塵はエアブラシで吹き飛ばし、再度組み立てた。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　取り切れなかったがカビは一応拭き取った。
　　　　　　　　　　だが、中間のレンズにもカビが生えており、
　　　　　　　　　　それは素人が分解してカビ取りはできないのでそれは諦めた。

　　　　午後からは門松の竹を切断して「柵」の外の「畑」をイノシシから守るための防護柵の杭を作った。
　　　　そんな作業をしたので今日は「徘徊」しなかったが昨日徘徊した時、某星野リゾートの駐車場には
　　　　富山ナンバーの車が一台駐車していただけだった。珍しいことだった。
　　　　自粛する人が増えたのだろうか？

　　　明日は雨なのか上空は湿気が多いのか
　　　　　　
　　　　　　飛行機雲がまるで砂浜に打ち寄せる波のようになっていた。
　　　海は
　　　　　　
　　　　　　漁船が空中に浮いているように見えた。

　　　夜、
　　　　　　　
　　　　　　　　釣り名人の管理人さんに頂いたカマスの一夜干しと
　　　　　　　
　　　　　　　レタスの硬い外側の葉っぱで和風ロールレタスを作った。
　　　　　　　もちろんポリフェノールをボトル半分。

　　　　今日も熱海ではコロナ陽性者が１名出た。

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗（令和３年１月２０日、水曜日、晴れ）

　　　朝
　　　　　　　
　　　　　　　三浦半島の上空は厚い雲に覆われていたが７時頃には雲がどこに消えてしまった。

　　　午前中、台所の引き出しの掃除と整理をした。
　　　考えてみたらここに移住してきてから一度も掃除していなかったのだ。
　　　箸とかフォークやナイフ、スプーン、箸置き、使いもしない割りばしなどが・・・・。
　　　コロナ禍だから洗剤で洗ってアルコール除菌ペーパーで拭いて、不要なものは捨てた。

　　　１１時頃、大きなヘリコプターの音がすいるのでベランダに出てみると
　　　　　　　
　　　　　　　自衛隊のヘリコプターが東京方面から飛来し箱根の方に消えて行った。

　　　午後はテレビで国会中継を観ながら議員さんと同じようにコックリコックリと居眠りをした。
　　　こりゃあイカンと眠気覚ましにベランダに出て空を見上げると
　　　　　　　
　　　　　　　きれいな月が天高く昇っていた。
　　　　　　　天文情報で調べてみたら、今日の月の出は午前１１時０４分で月齢は６．９だから
　　　　　　　この写真を撮った時刻は午後２時４０分なので、もう月例は７なんだろうね。

　　　　夕方、徘徊に出かけたら某星野リゾートの駐車場には５台しか車が止まっていなかった。
　　　　平日でも満車なのだが、緊急事態で客のキャンセルが出ているのだろうか？
　　　　観光に依存している熱海市の旅館業界、飲食業界は長引くコロナ禍の影響で大打撃を受け
　　　　「瀕死の状態」でこのまま外出自粛状態が続くと倒産するホテル旅館、飲食店、お土産屋さんが
　　　　出てくるだろうと業界のトップのみなさんが熱海市長に陳情に行ったそうだ。

　　　「熱海ネット新聞」によると、陽性者に変異種が発見されたという静岡県の陽性者の居住地は
　　　　静岡県の東部保険地区館内だと。
　　　　だから安心というわけにはいかない。
　　　　なんとなれば居住地とその陽性者の人が働いている地区が別なら、それはそれで市中感染の怖さはある。
　　　　東部地区とは三島、函南、沼津、伊豆の国市などで結構熱海に通勤して来る人が多いし、
　　　　熱海から三島、沼津の高校や大学に通っている人も多いから心配だな～～。

　　　　今日も熱海では２名の陽性者が出た。

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗（令和３年１月１９日、火曜日、晴れ）

　　今日も寒い。
　　今日は午前中からもう一膳、箸を作ることにした。
　　もう正しい「引き籠り」の日々だ。
　　熱海では花火大会も中止だし（これは静かになってワタシとしては歓迎だ）、節分も中止だそうだ。
　　熱海商工会議所では熱海市内の商業を活性化させようと２月から「５時からクーポン券」の募集をするそうだ。
　　加盟飲食店で午後５時から限定で使用できるクーポン券で
　　１万円で１万５千円分のクーポンになるのだそうだ。利用期間は４月から９月末までなのだそうだが
　　その頃にコロナが終息している確約はないから、どうなんだろう？
　　それでも強気で、希望者は抽選なんだそうだ。
　　「そうだ」という文章の書き方しかできないのは現物のパンフレットを見ていないからだ。
　　「不要不急」ではないので出かけないのでそのパンフレットがどこに置いてあるのかわからない。

　　　　箸だが
　　　　　　　　
　　　　　　　　削りに削って、工芸漆を塗って仕上げた。
　　　　これで
　　　　　　　　
　　　　　　　　黒と赤で「夫婦箸」な～～んちゃって。（笑）

　　　夕方、静岡県知事が「感染拡大緊急警報」を発令した。
　　　静岡県で英国由来（？）の新型コロナの変異種が見つかったとの報道を受けての発令だ。
　　　静岡県のどこで見つかったかは明言しないので首都圏からの往来が多い熱海市民としては心配だ。
　　　なにしろ熱海ではこのところほぼ毎日、陽性者が出ている。
　　　今日も６０歳台が１名。首都圏からの陽性者との濃厚接触者だそうだ。
　　　独り暮らしなので食事中にしゃべることもないから家庭内感染はあり得ないが
　　　外から帰って来てのアルコール消毒や石鹸での手洗いで指がカサカサだ。

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗（令和３年１月１８日、月曜日、晴れ）

　　　去年の今日は静岡市に行ってバルセロナ展を見たりしたのだが、
　　　今年はコロナ禍で引き籠りの日々だ。
　　　熱海市でも連日コロナ感染者が出ている。
　　　熱海梅園の入場者は去年の一割にも満たないそうだ。
　　　引き籠りで一日一膳ならぬ三日で一膳と
　　　　　　
　　　　　　竹で箸を作った。
　　　　　　箸が二膳並んでいるが、下の箸は数年前に作った箸で毎日使っているが飴色になって愛着がある。
　　　　　　上の箸は今日出来上がったばかりだ。
　　　この新しい箸に工芸漆で色を塗る。
　　　　　　
　　　　　　何度も重ね塗りして、こんな感じに出来上がった。
　　　　　　苦節三日、もっとも、午前中に１時間から２時間作業しただけだが、
　　　　　　何しろ小刀で削る手作り作品だかんね。（笑）
　　　　　　愛着が沸かずしてなにが沸く？

　　　　三時半過ぎに徘徊に出た。
　　　　途中で３０歳台くらいの女性がスマホを縦にしたり横にしたりして首をかしげていた。
　　　　「なにかお困りですか？」と実にワタシからぬ丁寧な言葉で声を掛けた。
　　　　人一人通らない道で「よよっ、姉ちゃん、なんか困ってんのかい？」などと声を掛けてはいけない。
　　　　女性は「サンダンスリゾート・ホテルに行きたいんですが」と。
　　　　あ～～あ、完全に道を間違えている。
　　　　簡保の宿までバスで来てしまったようだ。
　　　　親切に道を教えてやった。
　　　　一日一善！