徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和6年4月25日、木曜日、晴れ)

2024年04月26日 | 日記

 今日は朝から晴れるでしょうと言われていたが、熱海はまだ霧が晴れない。霧の中でウグイスが「マチャピチュ、マチャピチュ」と間を開けながら鳴いている。この「間」の静寂さがいい。ウグイスは日本の侘び寂びのDNAを受け継いでいる。それに反して外来種のコジュケイは「チョットコイ、ちょっと来い」と自己主張が強く、うるさく啼くので困りもんだが今朝はいない。朝食後、霧が晴れたので「石垣ガーデン」の上の別荘地まで散歩に行った。香港の山登りを経験したことのある人なら、マクリホース・100キロトレイルのステージ8の大帽山山頂直下の心臓破りの急坂を思い出させる坂だ。最近は運動不足なので途中で立ち止まって息を整える。ここの別荘地に住むには車が必要だ。車なしには住めないな〜〜。別荘地から海を眺めたり、姫の沢公園ではツツジが満開のようだ。

  お昼はインスタントラーメンにメンマとパクチーを入れて食べる。

 晴れて気温が上がってきたが、部屋は日陰になって薄ら寒いので日向ぼっこに岸壁に行った。風もなく沈まないウキを眺めた。海の色は遠くから見れば碧いが、岸壁の海の色は黄土色だ。それは昨日の雨と撒き餌が混じり合って海の中も見えないくらいだ。近くで釣りをしていた人のウキが沈み、魚とのやり取りに時間がかかっていた。相当大物のようなので近くに行って見た。大きな石鯛だった。引き上げるのに苦労したのでワタシがタモアミに入れる手助けした。立派は52センチもある石鯛だった。見ていた皆さん「こんなデカイ石鯛がいるんですね〜!」と感嘆の声があがる。こんな大物が釣れたらワタシなら困る。(笑)。釣人は遠くから来た人で今夜は一泊し明日も釣りをするそうだ。もうこのような大きい石鯛を釣ったのでホテルに戻ると言う。手助けしたお礼としてペットボトルのお茶を頂いた。その後、静寂にもどった岸壁でワタシは相変わらず沈まぬウキを見つめた。

  円安が進み155円まで下がった。海外旅行は無理だな〜。

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