徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人世界放浪昼寝旅ースペイン・ジブラルタル海峡の港町にー6月24日

2012年06月26日 | スペイン・ポルトガル
今日は午後1時45分の列車でグラナダからジブラルタル海峡を渡るための
港町「Algeceras」に向かう。

 その前にホテルをチェックアウトして駅に向かわなければならない。
 当たり前だ。
 グラナダに到着した初日に、念のため「駅」まで歩いてルートの確認を
 したが、また道を間違えた。

  新市街のようなところに突然出たりして、何度も道を尋ねた。

  自分でも不思議だ。

  な~~んで間違えるんだろうな~~~~!(笑)

    
    こんな所も
    
    こんな所も
    通った覚えがない。

    中華料理店のお兄さんが店先を掃除していたので
    「火車站はどこですか?」と訊いて教えてもらった。

    やっと見覚えのある道路に出た。

    で、大きな交差点を渡ってちょっと行って左折すると駅なのだが
    まだ12時過ぎだ。

    昼飯でも食べておいた方がいいと思い、
    交差点の近くの「長城飯店」に入った。

    店はオープンしているものの、まだ客は入っていないし
    お姉ちゃんが掃除をしていた。

    「称好! 可能吃飯馬?」と言うと
    「是」と言うので

    ビール 1本
    
    炒飯を注文した
    
    醤油味の炒飯。まるで家庭の味。(笑)

    店を出て駅に向かう道で
     
     こんなものを見つけた。
     サンチャゴへの道しるべだ!
     でも、その先の道標は発見することができなかった。

    13時45分発Algeceras行きの電車
     
     3両編成でAlgecerasまで5時間だ。
     一日3本ある。

     この「Algeceras」というのは車内放送で聴いていると
     「アルヘティラス」と聞こえる。

      発車して、間もなくして
     
     サンフランシスコに到着だよ!(笑)
     列車は
     
     オリーブ畑や
     
     
      ひまわり畑や
     
     トンネルや渓谷を通り、
     
     3両編成なのに結構急カーブを繰り返します。

     そして18時にアルヘティラスの駅に到着しました。

    今日のホテルの場所が分からないので住所を書いたメモを見せると
    この町の人はみな親切に教えてくれます。
    日曜日なのでほとんどの店は閉まってますが・・・。
    で、親切に教えてくれる人、みんな違う方向を指差します。
    ワタシはぐるぐる徘徊し、これが、まだ明るいからいいものの
    夜だったら「泣き」だぜと思いながら・・・・
    そして、安全チョッキを着て道路掃除をしている人に訊いたら
    「そっちじゃないよ、こっちのホラ右に曲がったところだよ」と
    正しく教えてくれました。
     
     フェリー乗り場に近いところの宿でした。「ホッ」
     真ん中の入り口を入ると、受付に、列車で見かけた日本人老夫婦が
     『地球の迷い方』(笑)をしっかり持って、「迷わずに」このホテルに
     到着していました。
     それも、飛び込みで、他のホテルもチェックしながら、このホテルに
     ワタシよりも早く到着したのですから、大したもんです。
     失礼ながら、受付の人との英会話もほとんど英会話になっていませんが
     ちゃんと部屋を取ったようです。
     奥さまの方が仕切っているみたいで、「明日、モロッコに行く」と
     のことで、大したもんだと思いました。

     ワタシは部屋に荷物を置くと、フェリー乗り場の確認と「バル」の
     確認に出かけましたが、日曜日とあってレストランはほとんど休みだし
     オープンしているレストランはアラブ系で「ノンアルコール」だ!
     ミニマートを覗いてみたが、ビールやワインは売っていない!
     なんだか、もう、モロッコに入国したような雰囲気だ。
     まだ、ここはスペインだよ!
     酒なしに、スペインは存在しない!のだと叫んだところで、
     ないものはしようがない。(笑)

     参ったね!(笑)

     で、諦めずに徘徊していたら
     港のそばのカフェ・バーでビールを飲んでいる人がいたので
     カウンターでビールを2杯飲み、ベーカリーで「菓子パン」を買い、
     宿に戻り、万が一のために持って来たハーフボトルのワインを開けた。
     

     テレビでは日曜日とあって「闘牛」をやっていた。
     
     
     
      「闘牛」も6月から日曜日ごとに開催されるらしい。
      「闘牛」って、牛をなぶり殺しにするみたいで、好きではない。
       グリーンボートの団体はクジラには目くじらたてるけど
       「闘牛」には文句言わないワケ?
        動物愛護団体も文句を言わないワケ?

      なんだかワタシは納得がゆかないな~~~~などと
      密かに考えながらワインを飲み干しましたね。
     
      
     
     

 

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