徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人世界放浪昼寝旅ータイ・少数部族の村へー1月19日

2012年01月20日 | タイ
チェンマイまで来ると、この街からの観光ツアーが盛り沢山だ。

 トレッキング・ツアーあり、少数部族の村巡りツアーあり、
 ゴールデントライアングル・ツアーありだ。

 30年くらい前までは、チェンマイ以北は「秘境」でケシの花栽培で
 麻薬を作る場所だったのだ。

 今ではすっかりインフラが整い、国境までチェンマイから車で2時間くらいで
 行くことができる。

 ワタシは「One day Hill traibe Villages Tour」に申し込んだ。

 これは、チェンマイからチェンライまで北上し、
 カレン族の少数部族の村と「首長族」の村をめぐるツアーだ。

   当日のメンバーは カナダ人のおっさん   1名
            オーストラリア人の女性 1名
            日本人の妙齢をずーっと過ぎた女性 1名
            日本人の徘徊老人(ワタシ)    1名だ。

   車はチェンマイから3時間ほど北上し、カレン族の村に到着した。
      
      
      
       山に囲まれた静かな雰囲気の村だ。
       高床式の建物だ。
       庭では
       
       子豚がトウモロコシを食べていて
       
       アヒルのお母さんは予期せぬではない、またか~~~、
       変なのが来たよと警戒する。

      
      
      
      お湯は「かまど」で沸かしていた。

     ガイドは「電気が来ていない」と言っていた。

     だが、ワタシは村のあちこち徘徊し、見てしまった!(笑)
     家を建設中の作業小屋では材木を電動ノコで切断していたし、
     電信柱も、電線もあったし、
     「パラボラアンテナ」もあった!(笑)

     だから、木でお湯を沸かしているのは「観光用」かも・・・。

     カレン族については、日本の新聞でもつい最近ニュースで
     報道されたと思う。

     カレン民族同盟とミャンマー政府は「停戦に合意」したのが
     今年の1月12日のことだ。

     で、カレン族ってなんだ?というと
     タイ北部・西部からミャンマー東部・南部にかけて居住する民族の
     ことだそうです。
     ミャンマーに350万人、タイに40万人いるそうで
     特にミャンマーの軍事政府は民族浄化と開発の名目でカレン族を弾圧し
     それに抵抗してカレン民族同盟や民族解放軍が
     抵抗を続けていたのです。

      いつものことですが、詳しいことは自分で調べてくださいね。

     そこで、訪れたこの村ですが、

     女性はまったく観光客用なのです。(笑)

     私たちが行くと 群がって来ます。
        
       土産物の販売が終わると、バイクに乗って家に戻ります。(笑)

       特に、今回のツアーのグル―プでは外人さんだけが
       「お土産」を買い、日本人の二人は何も買いません。

      この人たちは「比較的若く」(笑)、家事でもあるのでしょう、

      商売にならないから、サーッとバイクで引き上げてゆきます。(笑)

      そのバイクに乗って行く距離の短いこと短いこと!

     「歩いてゆけよ!」と言う距離!(笑)

      ここの集落には「アカ族」の人もいます。
        
        雲南省のシーサパンナから流れて来た人たちです。
        カナダ人のおっさんは「お土産」を買い、
        このように「囲まれる」のが好きらしく、
        ガイドにカメラを持たせて、その姿を写真に撮らせます。
        
        
        「アカ族」の婆さん(みんな婆さんデス)を並ばせて
        写真を撮ったりします。
        並ばせた時、ワタシが後ろに居たら
        「邪魔だ」と言われました!(苦笑)

        そして「写真撮影費」を婆さんたちに払います。
        
        ワタシはそれに便乗して、写真を撮ります。
        「撮影代」を要求されたら、
        「あのおっさんが払ったでしょ」と答えるのでした。(笑)

       でも、タダで撮る方法というのはあるのです。
        
        そうです。子どもを撮るのです。
        撮った映像を子どもに見せると、子どもも家族も喜びます。
        
        
        お婆ちゃんは「どうぞ、どうぞ」と言って写真を撮らせてくれました。

        
        家にキリストの絵のカレンダーがありました。
        近くに
        
        教会もありましたし、サッカー用のグラウンドもありました。

        子ども達は学校ですし、男たちは働きにでているのでしょう。
        あるいは「畑仕事」です。

        畑にはスプリンクラーで散水が行われていました。

        と言う訳で、村に残っているのは「婆さん」だけで
        これは「婆さんの副業」ということなのでしょう。
        
        
        
       

       

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