徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 馬来西亜非日乗(平成29年2月10日、金曜日、晴れ)

2017年02月10日 | マレーシア・シンガポール
    ホテルの部屋は冷房を切って寝ているが、それでも寒さを感じる。
    ホテル全体が冷えているのだろう。
    朝、起きて、今日からマジメに散歩して体重を減らそうと出かけた。
    海岸沿いを歩いて、船着き場に行くと、対岸の島に渡るのかそれとも
    船で別の場所に通勤でもするのか、若い子がおしゃべりしていたので
         
         写真を撮らせてもらった。笑顔が可愛いね。
         
         歩いて歩いて
         
         市場に行くと、ムスリム人口が多いけれど豚肉も扱っているようだ。
         
         魚市場はやはり活気がある。
         
         
         タイを切り身にしたのも売っている
         
         アジも新鮮だから吊っ立てても曲がらないし、
         台からはみ出してもグニャリとしないよ!
         
     市場の二階は香港の街市のように食べ物屋になっている。
         
         果物を売っている右側にいるオジサンは爆睡している。
         
         魚市場の岸壁で釣りをしているオバサン。
         
         25センチくらいの魚が釣れた。
         
         別のお兄さんの釣果。

    夕方からはこの辺一体は屋台のSee Food Restrauntに様変わりする。
    魚市場で仕入れた魚の何倍もする値段で食べさせるんだろうね。

 1時間半ほど徘徊してホテルに戻った。
 9時半くらいに朝食ブッフェに行けば中国人の団体にも出会わないだろうとの読みだ。
 その読みが完全に外れた。
 まだ、残っている団体がいた。
 中国人の団体は、子供や爺婆の家族連れの団体が多い。
         
         
         やっとヨチヨチ歩きの子供もほったらかしだ。
    トースターでパンを焼くのを面白がって何枚も焼いて遊んでいるガキ。
         
         食べもしないのに目一杯スイカを皿に盛ってただ置いておくガキ!
         椅子にお漏らしするガキ。
   ホテルとしては、引きも切らずに押し寄せる中国人団体客は金蔓なので、
   文句ひとつ言わず、椅子を取り代える。
   で、ワタシの朝食は
         
         デザートのスイカもパパイアも品切れで・・・・・。
         喰い物の恨みは大きいぞ~~~~~。
    で、部屋に戻ろうと部屋のあるフロアーに着いたら、
    ドアあけっぱなしの部屋干しの部屋からガキが二人飛び出して来て
    廊下で運動会だ。
    13億人の超大国中国。
    人口1億3千万人の超小国日本。
    日本人がグローバル・スタンダードだ国際化だと叫んだところで、
    小国の負け犬の遠吠えだ。
    13億人の中国人と15億人のインド人が道にツバするのが当たり前のことだとすると
    そちらのほうがグローバル・スタンダードだと思いませんか?(笑)
    中国人には3千年の歴史と文化の血が流れている、
    インド人には5千年の歴史と文化の血が流れている。
    どちらの国も文化・伝統に誇りを持っているのだ。
    道にツバするのも、先を争ってバスに乗り込むのも
    生存競争を生き抜くための文化・伝統なのだよ。
    だから、戦争したって負けちゃうよ。(笑)
    ならば、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び、静かに生きてゆくしかない。
    なんだか変な方に話が行ってしまった。
   で、午後にまたまた歩いてバナナの葉っぱの上に載せたカレーを食べに行った。
         
        
        白米で食べたかったのだが、メニューの写真には「チキン・ブリヤニ」で
        白いご飯の写真はない。
        あとはフィッシュ・ヘッド・カレーとか。
        そりゃ~~、白いご飯よりチキン・ブリヤニの方が高い。
        隣のインド人はちゃんと白米で食べている。
        なんで?インド人だけ白いご飯食べられるの?
        まあ、文句を言うのは止そう。
        向こうは人口15億人の超大国だ。
        忍びがたきを忍び、耐えがたきを耐え・・・て食べた。(笑)
        でも耐えられず、白いご飯とサンバル(スープ)を注文した。
        ここまでは英語で、ヒンディー語はひと言もしゃべらなかった。
        でも支払いの時に紙幣を数える時にヒンディー語で数えて渡した。
        おやじは「おやっ!」という顔をしていた。

  今日、朝と昼とで歩いた距離は13,769歩、9.6キロ歩いた。

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徘徊老人のひとりごと 馬来西亜非日乗(平成29年2月9日、木曜日、晴れ)

2017年02月10日 | マレーシア・シンガポール
    朝の3時半頃、ホテルの道を一本隔てた道を音楽(インド風)を鳴らしながら
    一団が歩いている姿が少し垣間見られた。
    見に行こうと思ったがまだ真っ暗だし(ワタシにとっては朝ではあるけれど)と
    ホテルから出るのを止めた。
    結局、ここコタキナバルに来て夜のテレビニュースで知ったのだが、
    今日はヒンドゥー教の奇祭と言われている「タイプーサム」という祭の日だったのだ。
    今朝早くからクアラルンプル郊外にあるヒンドゥー教の聖地バトゥ・ケーブ目指して
    信者たちは徒歩でその聖地に向かうのだ。
    熱心な信者やサドゥーは鉄串を頬に突き刺したり、安全ピンで重りを体に止めたり、
    その苦行の様は世界中に知られている。
    なのに・・・・、それが今日だとは知らなかった!!
    そう言えば、昨日、リトルインディアをぶらついた時に花嫁花婿の首に掛ける
    花飾りが沢山売られていたのは、
    今日、苦行しながら歩く人に捧げるためだったのだ。
    まあ、この祭を見に行っても人・人・人だろうから、
    こんどクアラルンプルに戻ったらバトゥ・ケーブに行ってみよう。

    さて、ワタシは、ショッピングモールを横切り
         
         
         ほんの5分でKLセントラル駅に到着し
        
        空港行きのエキスプレスに乗って30分で
        エア・アジアなどLCC専用クアラルンプル・ターミナル2ビルに到着。
        空港発着の特急ってどこの国でもガラガラなんだよね。
        
        自動発券器でチケットを発行する。
        座席を予約するとそれだけで予約代金を取られるので、
        予約をしなかったが座席は2C、つまり前から2番目の通路側だ。
        よかった~~~~。
    と思っていたら、急に便意を催してきた。
    ヤバイ!我慢ができない!
    トイレに直行・・・・便(びん)じゃなく便(べん)だ。
    ジジイギャグを言っている場合ではない。
    トイレの大は満席だったが、すぐに一個あいたんで入った。
        
        じゃ~~ん、アジアン・スタイル。(この写真は用を足したあとに撮影した)
        まず、荷物をドアの上にある荷物ひっかけ棒にかけて・・・・と
        床が濡れているので、ジーパンの裾を折って・・・と
        で、用を足したあとには右手にあるシャワーホースで尻を洗い流して
        水洗のボタンを押して水を流して・・・。
        で完了!(笑)
        ホッ!
        少々、尻全体に水のしぶきが掛る恐れがあるが、
        それは下着が吸収してくれるので我慢我慢。
   コタキナバル行きの飛行機の出発予定は12時30分なので
   フード・コートで食事を取ることに。
   下痢便だったので、温かい汁ものを食べることにして
   「羅麺」というのがあったので注文すると
         
        出てきたのは「卵とじあんかけうどん」のようなものでした!
        なんだか、さっき出した・・・・・・・。(笑)
        でも熱くてなかなか美味しかったです。
        これが約280円!
  さて、飛行機に搭乗しようと荷物検査を終了して搭乗ゲートまで、
  今日の搭乗ゲートナンバーはK18.一番端っこのゲートなので
  スマホの万歩計で計ったら1キロあった。
  運動不足は飛行場で解消しましょう!
        
        この一番端の印はなんだと思いますか?
        
        そうです!回教徒がメッカに向かってお祈りする場所を示しています。
        それも男と女別々なんですよね。
   空港内は冷房が効いていて冷える冷える。
   クアラルンプルからコタキナバルまでは2時間半のフライト。
   途中、スマホに着信音がしたので、なんだろうと思ったら、
   ここからはインドネシアの通信エリアとなりますので、
   電話にはローミング費用1回10MR(280円)かかりますとのお知らせだった。
   えっ?
   コタキナバルはマレージアだっぺ!
   コタキナバル空港に午後3時半に到着。
   出口が分からない。
   出口の方に行くと、イミグレーションがあって
   外人はこちらの列、マレーシア人はこちら と書いてあったので
   ワタシはマレーシア国内から来たので、
   こちらではないと思って別の出口の方に向かった。
   すると、サバ州からの乗客のみこの出口というのがあったので
   わたしゃ~~いったいどっちに行ったらいいの?と空港職員に訊くと
   最初に行った方だった。
   あわてて戻ると、長蛇の列。
   マイッタね、これそうとう時間がかかるな~~~と思っていると
   マレーシア人用の札をひとつ減らして、このマレーシア人から後は
   外人用ね、としたので
   さっと、すぐにその列に並ぶと、その整理をしていた職員が
   マレーシア語で
    「マレーシア人はここまで。あんたは隣のマレーシア人の列に並びなさい」てなことを
   言うではありませんか!
   もちろん、マレーシア語など分かりませんが、
   そう言っているように自然に分かる。(笑)
    「オラ、ニホンジン」と言うと、
   じゃあ、ここでいいよ、と。
   なんで、ワタシをマレーシア人に間違えるんだよ!
   てなわけで、街までは
       
       タクシーなど乗らずに空港バスで5MR(140円)でワタシが予約した
       ホテルに一番近いホテルで下車し、歩いてホテルにチェックイン。
    
    夕方、ホテルの位置確認と散歩に出ると
        
        南シナ海に夕日が沈む。
   街はどこに行っても中国人観光客で一杯だ。
   我がホテルも中国人の団体が数組入っていて、
   同じフロアーの一室など、ドアを開け放って、
   洗濯物を部屋の端から端まで、赤いパンツやらブラジャーやらガキのパンツやら
   まるで大漁旗のように部屋の中が飾り立てられておりました。
   よほど写真と撮ろうと思ったが日中関係がこれ以上悪化しては困るので断念。
   あっ、言っておきますが、部屋干しが悪いと言う訳ではないんですよ、
   ドアを開け放ってってところがね~~~~。(笑)
  
  夜、ホテルの真向かいのショッピングモールに出かけると、
  なんと、ダイソーがありましたし、「寿司三昧」という回転寿司屋があった。
  あの本マグロをせり落とす「すしざんまい」とは全然ちがう。
  酒飲みのワタシは
    「ビール飲める?」と訊くと、「飲めます」というので
       
       ビール
       
       ラーメンの「小」
       なぜか、ナメコが入っていた。
       
       なんちゃって日本料理屋で一番無難なのが「天麩羅盛り合わせ」
       日本酒もあったが1000円以上するので、ビール2本で我慢。
       合計で1720円
   これじゃ、たりないので、同じショッピングモールのパン屋でパンを買って、
   酒を売っている店で缶ビールを明日の分もと4本買って、部屋に戻ったのでした。

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