徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 馬来西亜非日乗(平成29年2月8日、水曜日、晴れ)

2017年02月08日 | マレーシア・シンガポール
 宿泊しているホテルは旧市街の街で以前泊まった「My Hotel」の近所だ。
 このホテルの名前はメトロ・ホテルと言って、グレードとしてはマイ・ホテルと同等だ。
         
         夜と早朝は歩道に屋台が出るので、うるさい。
         でもこれが亜細亜だと思って耐える。(笑)
           
 まあ、インドの駅の近所にある安ホテルと思ってもらえればよい。
 部屋に置いてあるバスタオルもインドの中級ホテルに置いてある用な
 ゴワゴワしたタオルだ。このタオルでシャンプーした頭を拭くと一緒に頭髪が
 抜けて来るので、貴重な文化遺産でもある我が頭髪を守るためにも
 頭は慎重に拭かざるを得ない。
 今の若い人たちはこんなバスタオルの経験がないので、ホテルのサイトの投稿欄に
 「ホテルのバスタオルが色がくすんでいて気持ちが悪い」とか「ゴワゴワでイマイチ」など。
 でも、こんなもんなんだよ。
 日本だけが最高だと思うのは困りものだ。
  朝は屋上で
        
        ナシ・なんとかという朝食。
        「朝食込み」で予約しなけりゃ~よかった!
        まあ、それでも、このホテルにはポイントを利用して差引1泊1300円で
        宿泊しているので、まあいいか~~~。

   午前中、昨夜なぜホテルまで歩くのに迷ったかを調べるためぶらぶらと徘徊してみた。
   数年前まで、KLセントラルの駅から空き地を通ってまっすぐこの旧市街に
   来ることが出来たのだが、その空き地に巨大ショッピングセンターが出来て
   日中はそのショッピングセンターの中を通ってこちらの旧市街に出て来ることが
   できるのだと分かった。
   営業時間が終わるとショッピングセンターは閉まってしまい、
   外に面していて歩道橋を渡ることができるエスカレーターにもシャッターが
   降ろされて閉まっていたのだ。
   だから、昨晩は迂回してホテルにたどり着かなければならなかったのだ。
   なるほどな~~~。
   ぶらぶらとリトルインディアと呼ばれる方に行ってみた。
   まあ、リトルインディアに行かなくても、いたるところにインド人がいるけれどね。
   でも行ってみた。
        
        サリー姿のインド人が歩いている。
        
        結婚式に花嫁花婿の首に掛ける花輪
        
        インド人がいっぱい!(笑)
        
        で、インド料理屋で「ミール」(定食)を食べた。
        これにミネラル・ウォーターをボトルで頼んで
        7.60マレーシア・リンギット(約212円)
        8マレーシア・リンギットを渡して
        「釣りはいらねえよ!」と(笑)
   ついでにインド人の店でプリペイドSIMカードを買った。
   20マレーシア・リンギット(560円)
   使い切ったら、またお金をデポジットすれば使えるとか。
   試しに、自分のスマホで自分のスマホにメールしてみたら届いた。(笑)
   で、またまた試しに「家主さん」にSMSを送ったら届いた。(笑)
   
   マレーシアの日没は午後7時過ぎだ。
   夕飯には早すぎるので8時まで部屋で読書やスマホで「数独」やらやって
   ホテルの近所の中華の店に入った。
        
        まるで香港の下町にある店のようだ。
        呼び込みのお姉さんもカールスバーグのプロモーション・ガールが
        着用する服を着ている。でも、相当、お歳を召しているので違和感。(笑)
   でも、
        
        カールスバーグとメニューに「香港炒麺」とあったのでそれを注文。
        カールスバーグのお姉さんは時々ワタシのところに来て
        ビールを継ぎ足してくれる。
        「ありがとう」のサインの人差し指でテーブルを軽くトントンと叩く。
        香港暮らしで体が覚えているんだろうな~~~~。(笑)
  次に注文した
        
        フィッシュ・カレー(魚加厘)が出てきた。
        白身の魚だから淡白な味だ。オクラと茄子とインゲンが入っている。
        カレーの味も広東風っていうか香港で食べる加厘飯の味だ。
        ビールを追加し、カレーの具でチビリチビリ飲んでいると
        パートのオバサンなのかレジをしている旦那の奥さんなのかが
        広東語でワタシの椅子の隣に置いてある荷物を取りたいので
        席を隣に移動してくださいと言われたので
        「無問題」(モーマンタイ)と言って席を移動した。
        本当は「白飯」と注文してカレーと一緒に食べたいところだが
        もう腹一杯なので、レジに行って
        「ムコイ、マイダン」と言うと
        「ロク・サップ・サン」(63マレーシアリンギット、1764円)
        少し高いな~と思ったが、一品料理を注文したし、ビールも2本飲んだし
        「ウグ・サップ」(50)と言いながら紙幣を出し
        「サップ」(10)
        「ヤット・イー・サン」(3)と1MR紙幣を数えながら支払った。
        こんなパフォーマンスも必要なんだよね。
        レジのオヤジに最後のトドメのひと言
        「ウゴ・ハイ・ヤットプーヤン。ムコイサイ」(俺日本人ネ。ありがとう)
        レジのオヤジはワタシのことを完全に香港人か広東人と思ったようだ。
        寡黙(知っている単語しか使わないから、あまりしゃべらないのだ)な
        老人が一人で酒を飲んでいるとでも思ったんだろうな~~~。
            
           外の路上テーブルはこらからにぎやかになるのだろう。 

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徘徊老人のひとりごと 馬来西亜非日乗その2(平成29年2月7日、火曜日、晴れ)

2017年02月08日 | 搭乗記・乗船記
   北京空港午前10時05分到着でマレーシアのクアラルンプルに向かう便は
   午後3時50分発なので5時間半以上も待ち時間があることになるが、
   ラウンジで飲み食いしたりするので時間は持てあまさない。
   ラウンジを出て、広い空港を徘徊して腹ごなしなどした。
         
         ANAのスターウォーズ塗装の飛行機。
         羽田で見かけたが北京行きだったのだ。
         
         中国国際航空もいろいろペイントをしているのだ。
             
          シンガポール航空の二階建の飛行機が到着した。
          あまり乗客は多くないようだった。

  空港内でパスポートをかざすと自動読み取りして空港内のFree-WiFiの
  ID番号が印刷されて出て来るというマシンがあった。
  やってみたが、エラーばかり出てまう。
  他の人がやってもダメだった。
  このマシンはあちこちに置いてあるわけではないので探すのに苦労した。
  やっと見付けたと思ったら使用不能で、ID番号は税関検査を出たところの
  「案内所」の係員に尋ねてくださいと貼り紙がしてあった。
  なんだよ~~~~!
  こうして時間を潰しているうちに搭乗が始まった。
  こんどは
         
         今朝乗った飛行機より大きいA330型機だ。
  リュックを背負ってボーディング通路を歩きビジネスクラスの案内に従って
  前方の通路に曲がろうとしたら係員が
   こっち!こっち!
  とエコノミークラス用の通路(後方)を指差す。
  どう見てもビジネスクラスに乗る客には見えないようだ。(笑)
          
          
          こんどは今朝よりマシなビジネスクラスだ。
          
          ウエルカムドリンクでシャンペンを。
          34席のビジネス・クラスの席に客はたったの4人!
          なもんで、シャンペンも「お代わり」を持って来てくれた。
    夕飯は
          
          魚料理。
          ワインはボルドーの赤ワインを5杯ほど。
          なんせ、客は4人だけ、そのうち、女性は1名。
          赤ワインを飲んでいるのはワタシだけ。
          何回もワインを持ってこらせるのは申し訳なくて
          ボトルごと、ここに置いて行けと言いたいくらいだった。
          
          デザートにもチーズを選んだりして
          
          映画は阿部寛とキキキリン(漢字思い出せない)が出演している
          映画を見ているうちに爆睡してしまった。

  クアラルンプル到着前に起こされて、午後10時32分クアラルンプル国際空港に到着。
  気温28度!

  クアラルンプル国際空港のイミグレまでたどり着くのはなかなか難しい。
  ショップの脇を通り抜けて電車に乗ってと絵文字を常に確認しておかなければ
  迷子になって空港から出られないことになるかも知れないほどだ。
  マレーシア入国には「入国カード」は必要ないので、そのまま列に並び
  パスポートを見せて入国スタンプを押してもらい「はい終了」
  空港から空港エキスプレスでセントラルへ28分。
  丁度、零時に到着した。
  ところが、駅周辺は以前来た時とはまったく様変わりしており、
  目的のホテルに行く道すら分からないありさまだ。
  タクシーの運転手に尋ね、大きいなビルのガードマンに尋ね
  やっと見覚えのある道に出てほっとした。
  ホテルにチェックインし、今日はもう遅いので寝ようとしたところ
  中国人のグループが帰って来て、部屋のドアを開けたまま
  ガキは「お父さん!」とか「オジサン」とか叫び廊下を走りまわっている様子。
  まったく眠られない。
  これには参ってしまった。
  「何時だと思っているんだ!ガキがこんな時間に走りまわるんじゃないよ!」と
  ひとりごとを言っている間に寝てしまったようだ。

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徘徊老人のひとりごと 馬来西亜非日乗その1(平成29年2月7日、火曜日、晴れ)

2017年02月08日 | 搭乗記・乗船記
     First Cabin(カプセル・ホテル)の寝心地は、カプセルだから
     正直、寝心地は良くない。
     なにが良くないかっていうのは、深夜便、超早朝便に乗る乗客が
     起きだして旅行鞄を引っ張る音や足音で眠られないのだ。
     なかには
      「うるせ~~な~~~!」と毒づく客までいる。
     ワタシは3時半に起きて、トイレを済ませ、風呂に入り、歯を磨いたり、
     髭を剃ったりして、4時25分のシャトルバスで国際線ターミナルに向かった。
     今や国際線ターミナルは、早朝便に合わせてこのビルで一夜を明かす人が多い。
            
            大江戸横丁の非毛氈の椅子で眠る人など。
            こちらの方が熟睡できるかな~~~~。

  ところで、
  今回のマレーシアのクアラルンプルまでは中国国際航空のビジネスクラスで行く。
  なんと、往復77,070円だ!
  信じられない価格だ。
  それも、初め、スカイスキャナーという格安航空券を探すサイトでは88,000円と
  なっていた。
  そこで、88,000の某有名HISにアクセスして確認したら、
  「この価格の座席が確保できません」とメッセージが出た。
  やっぱり、「客寄せかよ~~~」と思ったが、
  それじゃあ、念のためと思って中国国際航空のホームページにアクセスした。
  そしたら、正規割引(早割?)で88,000より安い77,070円と出た。
  ひょっとして、これって、片道運賃じゃないのかな~~~?と半信半疑ながらも
  まあいいや、往復で15万掛ってもと画面をクリックして進んで行くと
  往復の合計が77,070円だったのだ。
  北京までの往復のビジネスクラスの格安運賃が8万から9万なのに
  そこからもっと遠くに行くのに、北京に行くより安いのだ!!!!
  そして、今朝、搭乗するCA422便はANAとの共同運航便なので
  ANAのビジネスクラスのラウンジを使用できる。
       
       朝から「カレーライス」とコーヒーで軽く腹ごしらえをして
       
        これが、これから乗るCA422便。古そうな機材だ。
        さっそく、スマホじゃない!スマホ仕様のデジカメ(笑)で機材を撮影。
        マスク姿の影が薄い人間はワタシだ!(笑)
       
       機内に入るとやっぱりそうだった! 
       A321型機で、中国国内線で使用されている機材だ。
       ビジネスクラスの座席数は16席。
       ビジネスクラス用のアメニティーはスリッパだけ。
       日本人ビジネス客がその大半を占めていた。
       御苦労さん!(笑)
       ワタシの隣の席の乗客も日本人ビジネスマンで早速ファイルを出して
       仕事をしていた。
       4人連れで全員ビジネスクラス利用だから、
       ひよっとして大企業のビジネスマンかな~~~~。
       まあ、それにしては中国語も英語もできず、手話(笑)だった。
       だとすると大企業の人じゃないか?(笑)
       もっとも、現地で通訳が待っていたりすると、言葉はイラナイ!(笑)
       ANAとの共同運航便だからANAでチケットを買ったりしたら
       北京往復は10万以上するからな~~~~~。
  飛行機は定刻に羽田を飛び立ち
       
        すぐに眼下に東京の街並みが見えて、遠くに富士山も見えて来る。
       
       
       富士山の横を通り、
       
       日本アルプスの上空を通り抜けると、眼下に厚い雲が広がって来る。
       日本海側は雪なのだろうな~~~。
       この飛行ルートはY-16とくルートで佐渡島上空からソウルに向かう。
       
       朝食は中国式にして「朝粥」にした。
  北京首都国際空港には15分遅れの10時05分に到着した。
  北京の外の気温は、マイナス1度!
  でも空港の中は暖かいので助かる。
  さっそく、国際線トランジットを通り抜け、
  中国国際航空のビジネスクラス・ラウンジへ。
       
        お昼頃に、「牛肉麺」となんだかわけのわからないものを食べたり
        ビールを飲んだりして過ごす。

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徘徊老人のひとりごと 馬来西亜非日乗(平成29年2月6日、月曜日、晴れ)

2017年02月08日 | マレーシア・シンガポール
   明日の早朝にマレーシアに「避寒」に行く。
   なので、午後3時50分に家を出て、羽田に向かうことにした。
   羽田発は朝の7時10分の北京行き中国国際航空 CA422便に乗る為には
   羽田で一泊しなければならないからだ。
   寒い国から暑い国に行く時なだんだんと服装を軽くしなければならない。
   だから、一番下にはTシャツ、その上にカジュアルな長袖シャツ、
   その上に薄手のセーター、そうして一番上はユニクロの羽毛(?)のジャンパーだ。
   これにリュックと小さなショルダーバックを抱えて出発した。
        
        下田から来た電車はリゾート列車で赤く塗られている列車だった。
        (これは熱海駅で撮影した)
        
        金目鯛列車だね。
   熱海で乗換、羽田の国内線ターミナル第二ビルの回転寿司屋で夕飯を食べた。
   回転寿司屋は安いね~~~~。
   寿司と瓶ビール、冷酒を飲んで2872円だった。
   食後、第二ビルから第一ビルにあるFiert Cabin という名前の
   カプセルホテルにチェックインした。
        
       外見はなかなかのホテルのようだが、
        
        なんせ「カプセルホテル」ですからね
        
        このカプセルはFirst Cabin の中のビジネスキャビンで
        1泊税込で5000円だ。
        ちなみファーストキャビンは1泊6000円だ。
        パジャマとバスタオル、歯ブラシがセットされている。
        このカプセルホテルの利点は早朝便用に国際ターミナルまでの
        無料シャトルバスが運行されていることと、大浴場があることだ。
        男子用のカプセルと女性用のカプセルが別れているので
        女性には安心だろう。
   大浴場でひと風呂浴びて、自動販売機で缶ビールとミネラルウォータを買って
   カプセルの中でビールを飲んで寝た。
        
          

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