そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

秋の展覧会めぐり

2009-11-27 07:14:17 | Weblog
このところ、ご縁があっていろいろなチケットを頂く。

私の中では苦難の演奏会もどうにか好評のうちに終わって、ホッとしたところで頂いたチケットをフルに活用しようと動き出した。

11月25日

出光美術舘へ。「ユートピア 描かれし夢と楽園」
鎌倉時代・室町時代・桃山時代に描かれた六曲一双の屏風の数々。
そして江戸時代・明治時代に描かれた「蓬莱仙境ー福寿と富貴」。
福禄寿と寿老人が逆に描かれてたりして面白い。
池大雅・丸山応挙・狩野栄信それぞれの寿老人・福禄寿の描き方の違いがわかって興味深い。
そして明治の富岡鉄斎の絵になると、とても鋭くなる。
またも出てきた仙 さん!何だかこの人の絵が出てくるとうれしい。
出光の収蔵品に多いのかな?

しかし昔の画家の想像力に感心する。
行った事もない中国の景色や情景など、書を見て描いたとはいえ、やはりすごいと思う。

源氏物語・伊勢物語からの挿画や勝川春草の美人画などにみとれたり、最後は花鳥風月画で華やかに締めくくる。

出光美術舘は手ごろな広さで疲れず鑑賞できて、前にも言ったけれど好きな美術舘だ。
そして最後のお楽しみは、大きなウインドーの休憩所。
素晴らしい眺め!皇居から日比谷公園、桜田門と一望できる。
日比谷公園の木々の紅葉が美しかった!

トルコ料理のお店で千円以下の昼食をとり、まだ早いのでもう一つのチケットも使いましょうと友と意見一致。
まだまだ元気がある私達!アハハ

次はお台場にある「日本科学未来舘」。
’美味しく、食べる’の科学展
久しぶりのゆりかもめに乗って、わくわく。

乗客はビジネスマンが断然多い。平日だから当然だろう。
初めてテレコムセンターで降りる。
歩いて5分。この辺はまだまだ余裕のある埋立地。

未来館は小学生や高校生で賑わってた。
私達のようなオバサンは殆ど居ない。
プラネタリウムがあると分かったので、すぐ申し込む。

食の展示を見るとすぐ、6階のプラネタリウムに行くと結構人が並ぶ。
何十年ぶりのプラネタは面白かった!
3Dの眼鏡をかけて宇宙が飛び出してくるのも楽しいし、いい気持ちでウトウトするのもいい経験の30分。

帰りはりんかい鉄道に乗って、京葉線に乗り換え南船橋から西船へ。
楽しい小さな旅だった!

ありがとう、チケット!