そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

江戸川だより (カワセミ)

2009-11-13 09:36:15 | 江戸川ウォーク
11月13日

今朝も寒い。6時10分スタート。
風もあるし、どんよりだ。

今朝は、始めから確信犯。
防護柵を密かにくぐり、下の道へ。
倒してあったフェンスが撤去されてる。

昨日の所にちゃんとカワセミが二羽いる。
何だか楽しげに飛び回ってるようなのだ。ジョウビタキの雌もいた。
三羽とも私の存在を気にしてないようだ。

少し土砂で埋められているが、まだ決定的ではない。
残念ながらミミはやはり居なかった。

ちょっとだけ罪悪感があるので、早めに引き返す。
でも、途中で同じ志(?)の人と会ってニンマリ!

そうそう、水神様のお堂の屋根が銅葺きの立派なものになってきた。
まだこれから最後の仕上げになるだろう、良かった!

やっぱり!

2009-11-12 09:12:39 | Weblog
11月12日

昨日は朝から激しい雨だったので、江戸川へは行ってない。
一日休むと、こんなにも状況が変わる今の江戸川。

一昨日、ミミちゃんを発見したので、嬉しくてつい喋ってしまった自分を許せない。やっぱり、今日は姿が無かった。ま、工事のせいだとも思うが。

下へ行く道はどこも閉鎖されていたので、スパの前まで行って、先日と同じように隙間から下りようと思ったら、しっかり閉じられてた。
あ~あ、ミミがいるかどうかだけでも見たいと下を見ると、なんと緑色のフェンス
が悉くはずされ、倒れてるのだ。
ああ、この工事の音にも鳥たちは驚いたろうと胸が痛む。

向こうの方に、禁をおかして入ってる人がいる。
そうだ、背をかがめて私も入ろうと、一応左右を確かめてから入った。
そして下へ下りる。
土砂降りだった昨日の雨で道が土や草で汚らしい。
やっぱり、友人が聞いたとおりフェンスが倒されてる部分のドブ川は埋め立てられるんだなと実感した。
ヌルデ・マサキ・アカメガシワ・ススキ・ノイバラなど川に沿った植物は全部刈り取られてた。
埋められたら、完全にここにはカワセミは来なくなる。
小魚を食べる鳥だから・・・

三戸前橋から流れてくる真間川との合流地点手前まで潰すんだろう。
今までこちらから橋の間でカワセミに会った事はないので心配だ。

今日は川の中の葦なども刈られたり踏まれたりして、今まで見えなかったところが
見え、ちょろちょろ水が流れている。その水が、なんだかきれい!
不思議。
あっと思ったら、カワセミが二羽くさやゴミの間に止まってる。2メートルも無い。ピ・ピッと飛んだが、すぐ戻り行ったり来たりと不可思議な行動。
ジョウビタキも騒がしく飛び交ってる。いつもと違う動き!
彼らなりに何かを感じてるのだろう。

昨日のあの雨の中で作業したのだろうか?
だったら、今日はもっとはかが行く。
明日はどうなっているのか恐ろしい。

工事が終わったらミミは来てくれるだろうか?

江戸川だより (アオジ)

2009-11-10 07:47:29 | 江戸川ウォーク
11月10日

6時スタート。
今日は夕方から雨になるという予報だ。
土手に上ると霧というほどではないが、もやっとしてるし、昨日と違って湿気がある。昨日は暑くなりそうな「もやッ」だった。
とうとう工事が始まったようだ。
土手の上に土砂が一列に盛り上げられてる。

家の近くの掲示板によると、これは高潮対策で土運搬路を造る工事。12月17日までとの事だった。

寒くは無いが、空はどんよりだし、楽しみがないので下へおりる。
いつものハクセキレイが二羽。
オッと、今日はアオジが姿を見せた。
アオジはスズメと似ているが、お腹が薄く緑色なのが特徴。
このところ「チッ・チッ」「ジッ・ジ」と藪の中から聞こえていたので、これはアオジが来てるなと思っていたが、やっと会えた。

ヌルデの先きへいくと、すぐ2メートルさきのフェンスにカワセミが止まってる。
こっちもびっくりしたが、あっちもビックリしたようだ!すっ飛んで行ってしまった。
ミミちゃんの木の前で何時ものように体操をする。
オッと、今日はミミちゃんも出現!
嬉しい一日になりそう・・・

帰り道、土手の斜面の一部が削り取られていた。以前ブロックが嵌めてあったところだ。それをはずして自然の土手にしたのに、またブロックを嵌めるのか?
全く、何を考えてるのか分からない。


新日フィル名曲シリーズ<クラシックへの扉>

2009-11-09 11:14:55 | Weblog
  <クラシックへの扉>

11月7日(土)

 曲目  モーツアルト  フルートとハープのための協奏曲ハ長調

     チャイコフスキー 交響曲第4番へ短調


 指揮   クリスティアン・アンミルク
 フルート 荒川 洋
 ハープ  篠崎和子
 コンサートマスター
      豊嶋 泰嗣

 ハープの篠崎和子さんは初めて知った。
 資料によると史子さんのお嬢さん。やはり蛙の子は蛙。
 とても健康的なお嬢さんで感じがいい。
 最近の若手音楽家はやたらに細い人が多いので、こういうお嬢さんを見ると嬉し
 い。決して太ってはいないんですよ、お断りしておきますが。
 フルートの荒川さんはいつもの新日フィルのメンバーなので見慣れてる。
 モーツアルトの音楽は出始めから浮き立つようだ。
 この曲の第一主題は、モーツアルトの他の曲にも使われてるようなメロデーだ。
 とても優雅で明るい曲。
 お昼をたっぷり食べたので、第二楽章終わりごろいい気持ちにまどろんだ。
 気がつくとあちこちまどろんでる人が。

 第二曲
 この曲は、とても寝るどころではない!
 さまざまな事がおこり、ガンガン行く曲なのだきっと!
 人を眠らせない、この曲で寝る人は肝の据わった人か、飽きてしまったかのどち
 らかだろう。
 かく言う私めも、眠くはならなかったが、ガンガンいきすぎだぞと飽きてしまっ
 た。
 帰りに栞を読んでみると納得がいった。
 ~~第一楽章 人生における幸福な夢と、それを妨げる絶望感の交錯を表現。
   第二楽章 生活に疲れ果ててる憂鬱な気分。
   第三楽章 気まぐれで、酒による酩酊状態と空想の楽しさ。
   第四楽章 幸福への強い憧れ、そして再び襲い掛かる運命。
 ざっと、こんな事が書かれていた。
 ああ、さもありなん!
 彼の人生そのものの音楽だったのだ。

 友に告ぐ。眠ってる場合ではないのですぞ!

 

江戸川だより (メジロ)

2009-11-07 10:13:07 | 江戸川ウォーク
11月7日

今朝はゆっくり寝て、6時半に起き7時20分江戸川へ行く。

途中友達に会う。
何時も午後に江戸川を歩くので、たまにしかウオークでは会わない。
「どうしたの?早いわね」
「眠れない日が続いたので、昨日は夜7時に寝たら2時過ぎに目が覚めたの」
「7時に寝たの!アッハハハ・・・」

朝から笑わせてもらった。彼女と会うと何かしら笑ってしまう。
良いスタートだ!

土手の上は昨日もそうだったが、物々しく柵が立ち、ネットも張られてしまった。
しかも、きのうはなかった下の道へ行く道にも、防護柵が置かれてる。
えッ、下の道を通れないんじゃ、もう江戸川だよりは書けないなあ。
下の道が自然観察に向いてるのにと、がっかり。

今朝は雲が多く冨士山は見えない。
そういえば、昨日はブログ書かなかったが、冨士山はぼんやりだが見えていた。
第1ビュー地点から下に下りる道があるのだが、そこは閉鎖されてなかった。
ラッキー!
早速下へおりる。昨日はメジロがツガイで来ていた。
今朝は、ぼさぼさ頭のヒヨドリが実に賑やかに鳴いてる。イッパイ群れてる、合コンかな?

きのうは、歩いてる前方に一瞬だけカワセミが鮮やかな飛翔を見せ、飛び去ったが今日は姿を見せない。
替わりに、ジョウビタキが何度も何度も「チチッチチ」とあらわれる。
昨日の地味な雌ではなく、お腹の黄色が濃い綺麗な雄だ。
ジョウビタキは白い紋を持ってるので、夫の田舎では「庄屋さま」と呼ばれてると
義兄が教えてくれた。いいネーミング!

クロガネモチの赤い実が鮮やかになってきた。

下の道へ下りられなくなりませんようにと願う。




映画 「カイジ 人生逆転ゲーム」

2009-11-04 22:22:16 | Weblog
映画「カイジ」

 原作  福本伸行
 監督  佐藤東弥
 出演  藤原竜也 天海祐希 香川照之

 原作はコミックなので読んでない。
 出演者が三人とも好きなので観に行ってきた。

 今時の呑気なフリーターの主人公カイジを藤原竜也が演じる。
 カイジは友人の借金の連帯保証人になったお陰で、莫大な借金を背負う。

 或る日「遠藤」と名乗る美女が借金の取立てに現れる。
 遠藤は、払えないなら「エスポワール」という船に乗れ、そこでゲームに勝てば
 借金は帳消しになるというのだ。
 無論行くしかないカイジ。

 船には沢山のカイジがいた。
 「勝つ事がすべて!勝たなきゃゴミ!!勝ちもせず生きている事こそが論外!」
 この船を取り仕切る利根川(香川)は参加者に次々と挑発的な言葉を投げつける
 のだ。
 そしてゲームが始まる。
 最初は一見やさしい「限定ジャンケンゲーム」。
 勝てば借金はチャラになり、無事生還。負けるとどこか謎の所へ引っ立てられて
 行く。
 人の心理を巧みに利用したこのカードゲームは旨くできている。
 やってみたくなる。地獄が無ければだが・・・
 カイジは負ける。
 そして、地獄の生活がはじまる。
 
 コミックなので、あり得ない事が次々起こる。
 地獄の生活で、超安い給料を貰った時、ビールの誘惑に負ける竜也の表情が実に
 いい。役者だ!
 諦めないカイジはチャンスを果敢に掴む。
 次なるゲームは「鉄骨渡り」。
 高層ビルの最上階から隣のビルに渡された細い鉄骨の橋を渡るのだ。
 しかも反対側のビルには上流階級の下らない人間たちがお酒片手に見物ときた。
 あり得ないシチュエーション!

 次々と落下していく中、ただ一人隣りのビルに辿り着くカイジ。
 だが、まだ苦難は続く。
 次なるゲームは「Eカードゲーム」。
 このゲームも単純なゲームだ、人生がかかってなければ・・・
 簡単なだけに恐ろしいゲーム。
 相手の裏の裏をかかねばならない。
 白熱した心理戦だ!

 諦めないカイジはここでも何とか勝つ。
 やっと自由の身になれたカイジ。
 しかし、まだ終わりではなかったのだ。

 藤原竜也はいわずと知れた舞台俳優だ。素晴らしい役者!
 ただ、たまにだが台詞が舞台用になる。そうなると画面上の声は破裂し聞き取れ
 ない。
 香川照之は最近売れに売れている俳優。鬼気迫る演技だった。すごい!
 天海祐希はどんな役をしてもかっこいい!かっこよすぎる!
 

江戸川だより (ジョウビタキ)

2009-11-04 17:35:21 | 江戸川ウォーク
11月4日

5時50分スタート。
昨日の満月がまだ残っていてラッキー!

しかし、対岸の上空は雲が多く冨士山は無理のようだ。
昨日の寒さに懲りたので今日はバッチリ寒さ対策をしてきた。
マフラーと手袋してきて正解。手袋していても手の先が冷たくなるほど。

土手の上、時々後ろ向きに歩く。満月がきれいだ!
でも、雲が出てきてるので時々隠れてしまう。

冨士山は勿論ノーだ。
下の道へ下りる。フェンスの上に落ち着きの無い小さな鳥がいる。
ジョウビタキだ!地味目なので雌だろうか・・・
この秋初めて来たようだ。可愛いし、フレンドリーな鳥。
鳴き声も愛らしい。
ツグミもそろそろやって来るだろう、楽しみ!

見事なる冨士山!

2009-11-03 13:49:42 | 江戸川ウォーク
11月3日 文化の日

7時スタート。
予報通り寒い。手袋・マスク・マフラーの三種の神器がもう必要なようだ。
持って出なかったのは失敗だった。
首がとても寒い。ウインドヤッケの襟を立て、袖の折り返しを伸ばし手を隠す。

土手の上は風も強目で鼻が冷たくなる。
昨夜は強風と雨だったので、今日は絶対に富士が見えるはず。
こんなにお天気がいいのだから・・・

土手の上を第一ビュー地点まで脇見を我慢してズンズン行く。

見えた!殆ど真っ白に化粧した冨士の山が、ひときわ大きく聳えてる。
化粧した冨士山は大きい。手前の山なみはまだ黒く見えて、対比がはっきりしてる。

綺麗な冨士山にお辞儀をして、下の道へ。

風向きによっては下の道は歩きやすいのだが、今日の風はドンドン寒くなり、手が
しびれそう。多分体感温度は5℃ぐらいか?

大型トラックの駐車場の前に、カワセミがじっとしてる。
昨日もそうだったが、この子は油断してるようだ。幼鳥?

冨士山が見えた日はいいことがあるような気がする。
しかし、今の所なにもいいことなし。

あッ、ちがった、いい事ありましたよ!
谷津に住んでる弟が庭で取れた柿を持ってきてくれた。
この柿は次郎柿で美味しいのだ。ありがとう弟よ!

江戸川だより (ヌルデの紅葉)

2009-11-02 17:12:48 | Weblog
11月2日

今日は午後三時に江戸川へ。
出掛けに雨がポツポツきたので、傘を持参。

土手に上がってみると、昨日抜かれていた杭がまた打たれている。
いったい何をしようというのか? 謎だ。

朝の6時台と違って、いくら曇っていても明るさが違うようだ。
下の道を歩いても、なんだか広々したように感じるし、なにしろヌルデの紅葉が結構きれいなのだ。
早朝だと赤があまり綺麗に見えない。

スパの前まで行く。モッコクの実がもう沢山落ちている。
雨の粒が大きくなったので、石のエクササイズはしないでUターンする。

だいぶ葉の落ちたエノキの低い枝にカワセミが休んでて、あまり間近でびっくりした。私も姿を消そうとじっと動かずにいる。
暫くして、サッと飛び立つ。往きにも同じ所から飛び立ったが、帰りにまた同じ所にいるとは思わなかった!巣はこの辺りかな?

雨が強めになり、風も吹いてきたので急いで帰る。
しかし、雨はすぐにやんだ。気まぐれな雨!

代々木上原~ハロインの子供達!

2009-11-01 12:06:57 | Weblog
10月31日

アルテリーベの今年の指揮者吉田先生の「重唱の夕べ」が夜6時半からあるので、会場のある代々木上原へ向かう。
代々木上原は乗り換えで降りたぐらいで、駅を出るのは初めて。

改札口をでると、ハロインの格好をした子供達と母親のグループが賑やかにいたので、ああ今日はハロインなのかと思い至った。
東口は何だか工事中で、狭い回廊が続き、一人だと不気味な感じだ。

やっと表へ出ると、またハロインの帽子を被った子らが現れて楽しげだ。
へえ~、自分の住んでる地区とは随分違うもんだなあと関心!
モダンというか、進んでるというか、アメリカナイズされてるというか、私にはまるで関係のない世界。
今の人は何でも楽しい事はドンドン取り入れ、ジャンジャン楽しむ。
いいですね。

寂しい坂道を上って、会場の小さな可愛いホール「ムジカーザ」を発見。
6時20分無事到着。

~~~~~~~~~
===重唱の夕べ==

 ソプラノ   田中良子
 アルト    四条真実
 バリトン   吉田真康

 ピアノ    酒井留美

 プログラム  ヴォイス「アレルヤ」
        ウエールズ伝承歌
        モーツアルト「さあ、あのむごい時が来た」
        ヴィヴァルディ「われら主をほめ」<グローリア>より
        フランク「天使のパン」
        ハイドン「御身の恵み」
        メンデルスゾーン「秋の歌」
        シューマン「私はあなたの樹です」

        サイモン・ロール「憐れみ深き主よ」
        フランス・キャロル「死すべき者たちよ」
        フォーレ「まことのおからだ」
        シューマン「あなたのことを想います」
        ブラームス「愛の使い」
        エヴァンズ「お静かになさい、聖なるわが主はここに」
        バッハ「キリスト者よ、喜びの声をあげよ」
        ラター「祝祷」

 以上16曲。
 ソプラノ・アルト、アルト・バリトン、ソプラノ・バリトン、三種類の組み合わせ、変化のある歌曲の饗宴で楽しい演奏会だった。

三人とも楽しげ、だんだん興にのって声も良く出てき、体が楽器であることがよくわかる。
小さいホールで、出演者とお客がとても近く、アットホームな感じがとてもいい。
知らない曲のほうが勿論多いが、歌った事のある曲が出てくると楽しくなる。
アンコールの曲は歌った曲だったが、まるっきり歌詞が違う。

やはり、歌う時の顔をどうにかしてくれと、先生が先週仰ってたが本当にそうだと
思わされた。勉強になりました。