そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

アンサンブルof トウキョウ

2009-07-23 05:57:15 | Weblog
アンサンブルofトウキョウ 第91回定期演奏会

 7月22日  19時開演
        紀尾井ホール

  曲目  モーツアルト 5つのディヴェルティメントより第4番 変ロ長調
      j・イベール 5つの小品
      j・フランセ ディヴェルティスマン

      I・ストラヴィンスキー  兵士の物語
                   第一部
                   第二部

  指揮  金 昌国
  出演  ヴァイオリン:小林美恵
      クラリネット:山本正治
      コントラバス:永島義男
      バスーン:水谷上総
      トランペット:神代 修
      トロンボーン:吉川武典
      パーカッション:藤本隆文
      語り:西村恵一

 今日の曲目は、モーツアルト以外は全て現代曲です。
 そして、始めの三曲は解説によると(トリオ・ダンシュ)という編成の為の曲だ
 そうです。
 トリオ・ダンシュとはリード楽器による三重奏という意味を持つ言葉です。
 葦を乾かして作ったリードを発音体とする木管楽器、オーボエ、クラリネット、
 ファゴットによる三重奏。これは廿世紀に入ってからのやり方だそうです。

 聴いてみると、やはりモーツアルトは格別に思いました。
 イベールの曲は、何だかやたらと速く音が動き気持ちが入らない内に終わってし
 まったという感じでした。

 フランセの曲の方が変化があり、楽しく聴けましたね。
 それにしても、何時も思うのですが、現代の曲は演奏者にとって大変だろうなと
 いう事です。
 難解な曲想の中に入るということ、どう解釈するかということ。どちらも楽団員
 にとっては苦労が多いのでは?
 ソロのかたは、それなりに自分で選ぶ事が出来るのですから。

 組曲「兵士の物語」は、私がここの会員になってから初めての試みでした。
 原作は、ロシアの民話をもとにしてフランス語で書かれた、兵士ジョセフと悪魔
 の物語です。
 ヴァイオリン、コントラバス、ファゴット、クラリネット、コルネット、トロン
 ボーン、打楽器を加えた七重奏。変わってます!
 私は小林美恵さんのファンなので、中でもヴァイオリンに集中。
 さすがに熱演です。下手に弾くのもうまい!笑いが起きました。

 語りの方は、黒の独特の衣装。「歩いた歩いた・・・」ではじまり、休暇を貰っ
 て故郷の母や恋人に会いに行く様子を熱演していました。
 でも、申し訳ないんですが、途中眠くなって一回だけ(ホント)コキッと頭が前
 に。右隣の方はすっかりお休みでした。
 静かな曲でもないんですがね~~~すみません
 

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