そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

映画「南極料理人」

2009-10-02 14:05:57 | Weblog
10月1日

毎月1日の義務、コーラス会場の申し込みに錦糸町の体育館へ行く。
それだけの為に電車乗り換え40分も行くのだから、1日は映画を観る日と決まっている。

ただ錦糸町の映画館で、今現在観たいのはあまり無い。
観てもいいかなというのが「南極料理人」だった。
今日は木曜日なので夜はコーラスがあるので忙しい。
何も無理してみる事はないのに・・・
ま、これは病気の一種!

帰宅してから夕食の準備をして、取って返して又錦糸町へと考えると憂鬱になるので、ひとまず頭の中にオトシブタをする。

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「南極料理人」

  監督   沖田修一

  出演   堺雅人
       生瀬勝久
       きたろう
       豊原功輔
       高良健吾 他

 原作は実際に南極観測隊で料理担当の西村淳「面白南極料理人」。
 
 気温、氷点下ー50度をこえる酷寒の南極でも富士山より高い地点。
 ドームふじ基地。そこでのお話しだ。
 全体にそれほどドラマチックな事はおこらず、どちらかといえばゆるいというか
 雪と氷の中の生活なのに暖かい物語。

 交通事故にあって南極に行けなくなった上司の代わりに思いがけず南極へ行く事
 になった料理人が主人公。
 メンバーは、雪氷学者・大気学者・気象学者・通信・医療・車両・雪氷サポート
 そして料理人の8名。
 雪と氷に閉じ込められて1年半。
 狭い空間で、一癖も二癖もある学者達、しかもむさくるしい男達ばかり。

 やはり一番の楽しみは食べる事!
 料理人の腕は重要だ。
 和食・中華・イタリアン・正式な晩餐・バースデーケーキと実に多彩。
 しかも美味しそうだ。
 鬚もじゃのオジサン達が黙って、ガツガツと料理を食べまくる様子は圧巻だ!
 それをじっと楽しげにというか、うれしげにというか、あの謎めいた堺雅人の目
 が観察してるのだ。そこが何ともおかしい!

 一年半は長い。
 いろいろおかしな事件がおこる。
 「もう帰るッ」とマイナス50度の中へ出ていく者。
 「死んでやる!」と雪の上に上半身裸で寝そべる者もでる。
 夜中にキッチンに潜んでインスタントラーメンを貪る二人。
 お陰でラーメンが底を付き、ノイローゼ状態に!

 実際に南極基地へ行って撮影してるわけないか?でも雪氷学者の作る円筒形の氷
 はどうしたんだろう・・

 湯気の立つ料理の数々がひょっとして主役だったような・・・
 暖かく、飄々としていて実に楽しいいい映画だった!

 お腹が空いてこまった!!!

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