そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

常磐道のヤマフジ!

2010-05-10 10:00:52 | Weblog
5月8日~9日

急にいわき市の主人の田舎へ行く事になった。

11時の葬儀に間に合うよう早めに、6時45分家を出る。
この時間なら途中1回休憩して、家で小休止が出来るだろう。

ゴールデンウイークが終わった後なので、道もスイスイ。
いつもは混む柏・三郷の辺りも車は増えても渋滞はしないで気持ちよく友部までまっすぐ!

沿線のみどりは守谷を過ぎるとより鮮明になり、ところどころにヤマフジが綺麗な紫を添えて心が弾んでくる。
葬儀への参列なのに不謹慎かなとも思うが、心は正直。
田舎では、義母の時もそうだったが、88才を超えた人の葬儀には長寿を祝って紅白のタオルがお返しに付くのだ。
その上、今回は式のあとに出棺の前、昔ながらの「九十九」と書かれた餅撒きまであって驚いた。

そう言うわけで、こういう葬儀は気が楽である。

日立から先は海が右に見えてきて眺めがますますよくなる。
本当にみどりのグラデーションがきれい!いい眺め。
今年は何故かヤマフジがとても多く目立って綺麗なのだ。
日立からは山を越えるので高度を増す。
ここからはトンネルの宝庫。13ものトンネルがある。
山桜も散見され、まだまだきれい。

勿来インターで下りる。
9時20分、そこから15分走って夫の実家へ。
途中、イヌザクラの花が満開。
市川の自然公園で見た花が、この辺りでは普通にあちこち咲いている。
やはり東北、まだ八重桜が見事に川岸を飾っていた。

田舎の葬儀はまだとても派手というか、花輪の数が半端じゃない。
こちらではもう花輪などあまり見かけないが。
今の葬儀は、葬儀社任せだとやたらと思い入れたっぷりのナレーションをつけるが、あれは私は絶対パスさせてほしい。恥ずかしい!

土地の習慣だろうけれど、亡くなると地方新聞に必ず死亡広告が載る。
なので、親類縁者や深い知り合い、浅い知り合いいっぱい見える。
私にとっては、驚きの連続である。
日本中、いたるところで葬儀の驚きは一杯あるのだろうなあ。
葬儀は土地を映す鑑、勉強になる!


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