そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

映画 「幸せの隠れ場所」

2010-03-21 14:20:44 | Weblog
3月21日

昨日の夜から朝方にかけて、ものすごい風と雨。
特に風は恐ろしいように吹き荒れた。春の嵐!

私も急に昨日の午後から風邪に見舞われて死ぬ思いをした。
この冬は鼻かぜも一度も引かなかったのに。
あっという間に気管支炎風の咳になり、病院へ行き辛うじて薬は貰ってきたけれど、そうすぐに効く物でもなく、夜中に喘息のような苦しい咳、あばら骨がせり上がる様な苦しい咳。
父を思い出した。
晩年、喘息になり、夜中に救急車で運ばれたのだ。
ああ、こんなに苦しかったんだと今更に思えた。

こんな事を書く予定ではなかった。

2週間前に観た映画「幸せの隠れ場所」。
原題は「THE BLIND SIDE」
アメリカンフットボールのディフェンスラインポジションのことだそうだ。

 監督   ジョン・リー・ハンコック
 出演   サンドラ・ブロック
      ティム・マッグロウ
      クイントン・アーロン
      ジェイ・ヘッド(S・Jテュ-イ)

ホームレス同然の生活をしていた黒人の少年が、裕福な家族と巡り合い、その身体能力を買われてプロのフットボール選手になるまでを描いた実話。
映画の終わりに、本物の家族が紹介される。
ほのぼのとした、今時のCGを駆使した映画と違い、安心して観られる映画。

日本人にはあまり出来ないが、アメリカの家族は養子をわりと簡単に迎える懐の深さを持ってる。有名な俳優が5人も養子を迎えてるのは有名な話。

しかし、アメリカの黒人に対する蔑視が無くなった訳ではない。
この家族の一人ひとりにも、周りからの批判の目が迫るが、親の確固たる姿勢が子供にも確り根付いてる。
小学生のS・Jがかわいい。何の偏見も持たず黒人少年に近づく。

フットボールを何も知らない大きな図体の少年にやり方を伝授する所は出色。

サンドラはこの映画の演技でアカデミー賞主演女優賞を獲得した。
なかなかの好演だったが、居なくなった少年を探しにいく場面で、やたらと露出気味の服を着てるのは「それは無いだろう!」と思ってしまう。
なにしろ黒人のスラム街なのだから、せめて上着を着ろと内心叫んでしまった。

優しい映画なので、寒い日に観て良かった?

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