写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

終日の雨 街頭からの訴えと梅の開花

2014年03月14日 | 写真

昨日は春一番の風と雨のなかようやく開花した梅の花が震えていました。
雨と言えば昭和18年(1943年)、日本人のすべてが忘れてはならない雨の光景があります。神宮競技場の出陣学徒壮行会です。その光景を当時学生だった歌人吉野昌夫はこう詠っています。

  神宮競技場ここ聖域にして送らるる学徒幾万に雨ふりそそぐ
  いのちながらへて還るうつつは想はねど民法総則といふを求めぬ


私のところに送られてくる「憲法9条を守る歌人の会」会報3月号に紹介されていた歌です。この歌を詠んだ水野昌夫は89年という終生、戦争を詠んだ歌人だったそうです。その根底には戦争の持つ非人間性への絶望感のようなものがあったのでは、とこの文章には書かれています。


これは「木村よしのぶサポーターず」が作成した県知事選3候補の平和問題に関するバナーです。
石川県知事選挙は投票日を3日後にして、候補三氏は政策の浸透と県民一人一人の支持の獲得に懸命です。
私の支援する木村よしのぶ候補は昨日も冷たい雨が降り続くなか支援者とともに街頭に立って、2代50年間続く天下り官僚が知事の座に座り自民党政治の忠実な執行官として続けられ疲弊した県政を県民の手に取り戻そうと呼びかけ続けていました。
先に紹介した歌でも詠まれている戦争と平和の問題がいまや戦前のことではなく安倍政権の暴走の中でリアルに焦点となっています。
現在の最も重要な焦点となっている「集団的自衛権」「自衛隊の軍隊化」という問題でも現職は県民の生命や暮らしを守るという立場は全くなく、元県議はなにも考えていないという中で、木村候補は日本国憲法を県政に生かすとの立場で、キッパリと答えています。

投票日を含めての3日間、木村候補押上げに力を尽くさなければと思う日々です。



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