野菊と枯れ葉

雑木林はほとんど葉が落ちて裸木の林となり、明るくなった地表を枯れ葉が覆いその隙間から茎を伸ばした野菊が咲いています。
その枯葉の間を時々落ちている木の実を探すリスや野鼠がカサコソと音を立て、狸や狐、カモシカや猪が獣道を造って行きます。いま野生の命は雪に覆われるここ金沢市を取り巻く丘陵地での冬越しのために食べることに懸命な日々を過ごしているのです。

木枯らしの登校路

いよいよ明日から１２月、師走です。昨日２９日には白山山麓の白峰では除雪車が出動するほどの積雪との報道がありました。
いよいよ冬将軍の到来でしょうか・・・・。
我が家の前の通学路に落ちた黄色のイチョウの葉を踏み子どもたちが登校します。自転車の高校生も冷たい風の中をマフラーを揺らせながら通り過ぎていきました。

デジブック 『金沢市南部丘陵の朝』

今朝はなんとも暗い気分です。日本の未来を託せる結果を望んでいた沖縄県知事選挙で普天間米軍基地の国外撤去を公約としているイハ候補が現職のナカイマ候補に敗れました。
報道機関の分析によると現職知事が基地の県内移転容認から県外移転へと転換したことが「功を奏した」とのことです。
また同じ日に行われた私の住む金沢市長選挙では現職が「市政刷新」を叫ぶ新人候補に破れ、私の支持する市民の会が立てた日本共産党の地区委員長、黒埼候補は大幅に票を減らし落選という結果になりました。金沢市民は「若さ」「刷新」という言葉の奥に隠された現職市長以上の税金無駄遣いの大型開発推進と市民の暮らしを犠牲にする彼の示したマニュフェストの本質に注意を払わないまま投票行動に走ったようです。
ちなみに今回当選した候補は落選した現職市長のこれまで示してきた市政に自民党の市議として一貫して賛成してきたのですから、その本質は「刷新」とは程遠いものなのですが・・・・。
とは言いつつも日々の暮らしは続き、私のカメラ散歩も続きます。
そんなある日の朝６時から３時間ほどのカメラ散策をデジブックで公開しました。
また感想コメントなどお寄せください。
今日の写真はその散策途中のワンショットです。

デジブック 『金沢市南部丘陵の朝』

落ち葉の池

久しぶりに金沢市の南部にある山里を歩いた。もう雑木林は晩秋から初冬の姿を見せ、いつも行く小さな池はモミジの落ち葉がびっしり浮かびカラフルな水面となっていました。
もうすぐこの辺りは雪景色となり、春になるまで人の姿は消えます。

郷社の紅葉ー終盤へー

我が家の近くにある神社、八幡さんには小さな境内に数本のモミジと二本の大きなイチョウの木があり、晩秋になるとその木の紅葉と社が素敵な秋景色を醸し出し、毎年その風景を撮ることを楽しみにしています。
しかし今年はここへ来るのが遅れたようで、紅葉も終盤を迎えていました。

奥卯辰山 映りこむ紅葉

兼六園から見てすぐそこに見える秋色の山が金沢城から見て向かいに見えるので「向かい山」とも呼ばれている四季を通じて金沢の人たちに親しまれている卯辰山です。
卯辰山の一番奥に当たる一帯が奥卯辰山公園で元々ゴルフ場だったところなのでなだらかな芝と立ち木小さな池などが点在する公園になっています。もちろんモミジなどの秋には赤や黄色に色づく木々も多くて秋は散策の人たちも多いところです。
駐車場の端にあるモミジの木の下に停めたクルマにその紅葉が綺麗に映りこんでいました。

デジブック 『兼六園秋景色』

前々回に続いての兼六園です。
霞池に映るモミジがまるで雲に浮かぶ朝焼け雲のようでした。そんな兼六園をスライドショーにしてみました。
ぜひ見てくださいね。


デジブック 『兼六園秋景色』

政策の届かない選挙制度の仕組み

２８日の日曜日投票で金沢市長選挙が戦われている。これまでの２０年間も市長として大型開発事業に税金を投入し続け、市民の福祉や暮らしをないがしろにしてきた現職市長の再選が問われる選挙です。
候補者は現職市長、その市長を無批判に支え続けた自民党の元市会議員など５人です。私の支持している候補はそんな市政を市民本位の市政にしようと政策宣伝を続けていますが、この写真を見ていただいてどの候補の陣営の訴えか解るでしょうか？、いえ音を出すことも候補者の名前を出すこともそれに類するビラを出すことも禁じられていて、選挙期間中に許される精一杯の宣伝がこれだけです。
私たちは市政を転換するために出来ることをせいいっぱいしたいと思いますが・・・、市民が知りたい情報を知らせることの出来る選挙制度になってほしいと思います。

兼六園 ー落ち葉の向こうはー

引き続き兼六園です。霞が池のほとりの木々の間から朝光が差し込む水面と岸辺の紅葉の映りこみに目を惹かれました。
カメラはコンパクトデジタルカメラ「Ｇ１１」で獲りました。いかがでしょうか？

兼六園秋景 ー徽軫灯籠（ことじとうろう）ー

前回に引き続き夜明けの兼六園です。観光客のほとんどが正門から入り坂道を登って最初に霞が池が目に入るこの場所に立ち「徽軫灯籠（ことじとうろう）」をバックに記念撮影をします。
日の出直前の「徽軫灯籠」とその上にある紅葉は夜明けの明かりとライトに照らされてまだ静かな霞が池を見つめています。もうすぐここを餌獲りの定位置としているアオサギや鴨が集まり、朝の散歩の人たちで賑やかになってきます。
この灯篭と紅葉は昨夜のライトアップのなかでたくさんのカメラマンたちの被写体として写されたのでしょうね。