写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

月下美人の開花

2020年07月30日 | 写真日記
    [秘めた情熱 ]19時58分

そろそろ開花するのでは・・・、と見当をつけていたご近所の玄関先でようやく出会うことが出来ました。
暗くなってきた路地を歩いてゆくと玄関あたりが白く見えます、近づくにつれて香りが強くなります。
昨年は機会を失してとうとう見ることも出来ず、今年第一回目に訪れたときは咲き終わっていました。
月下美人は年に一夜だけ咲くと言われていますが実際は7月から8月にかけて数回咲くことがあります。
今夜がその夜となり、花言葉「秘めた情熱」を見せるようにゆっくりと白い蕾の内側を見せ始めていました。

    [艶やかな美人 ]23時12分

開花しはじめて4時間余、その姿は花言葉「艷やかな美人」の二人連れのように外灯のほのかな灯りの中で寄り添っていました。

    [強い意志 ]23時14分

咲ききった月下美人はその美しさを惜しむことなくレンズの前に見せてくれました。
たった一夜でも精一杯に白い花を咲かせるという強い意志を感じる開花です。
翌朝の4時にはもうこの美しさは消え、しおれた花が残っていました。

ご近所で今年二度目の開花をした一夜花「月下美人」の写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新です。

ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
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ご近所に咲く夏の花

2020年07月28日 | 写真日記
    [サフランもどき]

九州で梅雨明けのニュースもありましたが、金沢の長い梅雨はまだ続いています。
雨の合間のつれ合いとのリハビリ散歩でステキな夏の花たちと出会ってきました。
まずは我が家の玄関先が寂しいときに何度も咲いてくれるピンクの「サフランもどき」。
ろくに手入れもしていないのに降る雨のなかで私達の目を楽しませてくれています。

    [木槿(むくげ)]

  二つ三つ 十とつもらぬむくげ哉 千代女
一日花として日々散り落ちては咲く儚さとしぶとさという相反する性質を併せ持つ美しい木槿の花。
咲いたばかりの美しさと芯の強い花が私のカメラではちして撮れたでしょうか。

    [百合の花]

  百合咲くや朝ほがらかに藪の中  尾崎放哉 
私の故郷香川県小豆島でしばらく墓守をしたこともある放浪の俳人尾崎放哉の句です。
我が家近くのお宅の庭で立派な白いユリの花が咲いていました。

ご近所を連れ合いとリハビリ散歩、お庭や玄関先に咲く季節の花の写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新です。

ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
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野に咲く花を撮る

2020年07月26日 | 写真日記
    [花虎の尾と蜜蜂]

「あなたとの約束 」という花言葉を持つ大正の時代に渡来した観賞用の美しい花が野生化し今は野山でもよく見られます。
つれ合いとのリハビリ散歩を兼ねて出かけた白山山麓でもその「花虎の尾」という名前の花が咲き、香りに誘われた蜜蜂が飛び交っていました。

    [萩の花]

  白露もこぼさぬ萩のうねり哉  芭蕉
松尾芭蕉が詠んだ句ですが「萩の葉に露がついていてそよ風に揺れていても露を乗せたままに揺れている」という意味でしょうか。
梅雨明けはまだですが萩の花が咲き始めていて、「秋」という季節が垣間見えました。 

    [甘草(かんぞう)の花]

  忘れ草わが紐に付く香具山の古りにし里を忘れむがため  大伴旅人
忘れ草を紐につけているのに古里への思いはいつまで経っても断ち切れない、という意味でしょうか。
歌に出る「忘れ草」はカンゾウの花の別名、万葉歌人としてよく知られる北陸とも縁の深い大伴家持の父親である大伴旅人の歌です。
万葉の時代からカンゾウの花は身近な存在だったようですね。
写真は白山山麓の空き家の庭の雑草の中に咲いていたものです。

白山山麓で見つけた花やミツバチの写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新です。

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犀川を覆う焦げるような朝焼け

2020年07月24日 | 写真日記
    [特別な出会い]

特別な出会いでした。
これまで数え切れないほどの夜明け写真を撮ってきた私ですがこれほどの朝焼け、それも予想もしていない悪条件の中で見ることが出来たことに驚きました。
「しんぶん赤旗」地域配達に出発したときは夜明け前の暗くて時折雨粒が落ちてくる3時過ぎでしたが配達の終了近くに少し白み始めた空を眺めると空を覆う雲の薄くなった部分にほんの少し赤い色がまじり始めました。
「これは朝焼けが見えるかも」と大急ぎで配達を終えて帰宅してカメラを持って一番近くの朝の撮影スポット、犀川河畔の高台に。
到着したときはすでに川面にも映り込む朝焼けが始まっていました。

    [太陽柱も雲の中に]

しばらく経つと朝焼け雲の中を駆け上るような光の筋が見えてきました。
もう少し雲が少なければ「サンピラー(太陽柱)」がくっきりと姿を表すのでしょうが、これはこれで朝焼けのアクセントとして魅力的です。

    [焦げるような朝焼け]

朝陽が上りきった時間になってもとうとう太陽は出ませんでした。
でも空を覆った雲までもが焦げるほどに真っ赤に焼けた姿を犀川の川面にも映し出す、美しくドラマチックな夜明けの風景に酔いしれる至福の時間を楽しみました。

思いがけなく出会うことの出来たすばらしい朝焼けに感動して撮った写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新です。

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バラ園は夏のバラが

2020年07月22日 | 写真日記
    [友情、献身]

黄色いバラの花言葉は「あなたを恋します、友情、献身、美、可憐 」
入手したマクロレンズの試し撮りを兼ねて曇り空の下の近所にあるバラ園に行ってきました。
バラ園の世話をしている造園業者さんの手入れで夏のバラが美しく咲いていました。
中古ですが、かつて「たむきゅう」とよばれたレンズの写りの良さを実感する時間でした。

    [尊敬・無邪気・清純・純潔]
 
心からの尊敬・無邪気・清純・純潔・相思相愛・尊敬・素朴など多くの花言葉を持つ白バラ。
私が白バラを見て連想するのはナチ支配下のドイツで抵抗運動を繰り広げ弾圧された若者たちのことです。
後に白バラ抵抗運動と呼ばれたこの運動のことは忘れることは出来ません。

    [絆、すこやか、さわやか]

オレンジ色の薔薇の花言葉は「絆、すこやか、さわやか、信頼、無邪気」だそうです。
園内で一際明るく華やかな彩りのコーナーを形作っていたオレンジ色のバラたちです。

 新しく入手したマクロレンズでバラ園で咲く夏バラを撮った写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新です。

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夏本番を迎える

2020年07月20日 | 写真日記
     [黄色ツリフネソウ]

林では蝉の声も聞こえ始めた金沢市南部の山里。
少し日陰になった斜面で黄色ツリフネソウが姿を見せました。
夏を知らせる黄色い花です。
もう少し経つと赤いツリフネソウが斜面を赤く染めます。

    [渓流の滝]

私の写真には時々出てくる渓流の滝です。
いえ特別に大きなわけでもありませんが、なぜか好感の持てる滝の姿です。

    [蛇]

「ヤマカガシ」と呼ばれる蛇かもしれません。
蛇は個体差が多種多様にあり、なかなか正確な名前を知ることの出来ない生き物です。
急速に上がってきた気温に誘われて林道に姿を表したようです。

アブラゼミの声が聞こえ始めた山里で出会った花や滝、蛇などの写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新です。

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バラの雫 マクロレンズ更新

2020年07月18日 | 写真日記
    [相棒のレンズを更新]

左はフィルムカメラの頃から20年以上も相棒として働いてくれたキヤノン100ミリマクロレンズです。
写真を始めた頃近接撮影用のマクロレンズを探していた頃カメラ屋さんのジャンク棚に捨て値で置かれていたレンズです。
AFは効かず傷もあり、見た目は壊れたレンズでしたが必要な機能は揃っていたので手に入れたものです。
それ以後カメラは変わったものの、花などの近接撮影には活躍を続けてくれた愛着のあるレンズですがこのところ不具合もあり第一線を退いてもらい、ピンチヒッター役を引き受けてもらうことにしました。
右のレンズはタムロンの90ミリマクロ、手ブレ補正のあるレンズです。
ネット中古として手頃な価格で出ていたので購入しました。
これからのマクロ撮影にはこちらがメインのレンズとして活躍してくれると思います。

    [100ミリマクロレンズで撮影のバラ]

一昨日雨のやんだ合間に近所のバラ園で引退を予定しているマクロレンズと雫遊びをしてきました。

    [バラと雫遊び]

フィルムカメラの時代から長い間付き合ってもらったレンズですが、ご覧の通り写りそのものはまだまだいい感じです。
これからも安心してピンチヒッター役を任せられます。

20年以上も相棒として働いてくれたマクロレンズとこれから相棒になってもらうマクロレンズの写真をアップして[写真師の新カメラ日記]更新です。

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水鳥たちの朝

2020年07月15日 | 写真日記
    [夜明けの鷺]
日が出たばかりでまだ暗さの残る水面に影を写し込んで大型の野鳥が飛んでいました。
たぶん鷺の仲間だとは思うのですがその悠然とした姿にしばし見惚れていました。

    [飛び立つアマサギ]

最近時々私の写真に現れるアマサギです。
田んぼの中で餌を取る姿はよく見かけるのですが飛翔する姿を見ることはあまりなかったので思わずシャッターを押していました。

    [カンムリカイツブリ]
右側の水鳥を見たときは思わず「珍鳥か?」と思ってシャッターを切ったのですが、調べてみるとカンムリカイツブリの幼鳥だということでした。
いえ、珍しいことは珍しいのです。
冬鳥のカンムリカイツブリはいまごろはユーラシア大陸などの故郷で暮らしているのですが、一部は日本でも繁殖して河北潟でも留鳥として少しですが通年見ることが出来ます。
ただ幼鳥は流石に見る機会が少なくてびっくりしました。

今日はアップする写真がなくて三年前の写真をアップして[写真師の新カメラ日記]更新です。

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木の実を撮る

2020年07月13日 | 写真日記
    [アケビ]

可愛いアケビの花が咲いていた蔓の先にはやくも実がついていました。
これからゆっくりと更に大きくなり色が変わり、熟した実の割れた姿を見せるのはまだ先ですが・・・、私は梅雨の終わり頃の緑色のこんな姿を見るのがとても好きです。

    [オニグルミ]

私の故郷(香川県)ではめったに見ることのないクルミの実ですが、金沢周辺の山里ではごく普通に山や林で見かけますし熟してくると林道などに落ちているのを拾って帰ることもあります。
子供や孫が小さい頃は硬い種を割って一緒によく食べたものです。

    [若いイガグリ]

秋になると焼いたり茹でたりしてその美味しさを楽しむ栗です。
いましっとりと雨を受けてどんどん大きくなっているときです。
6月初旬にはまだ独特の匂いを放つ白い花を見せていたのですが、もうこんなに成長して鋭い針を全身につける「イガグリ」と呼ばれる姿を見せていました。
緑のイガグリの姿もなかなかのものです。

つれ合いとリハビリ散歩の山里で見た木の実写真3枚を公開してブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

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身近にある花を撮る

2020年07月11日 | 写真日記
    [赤花夕化粧]

梅雨時に我が家の玄関先で赤い小さな花を咲かせる花です。
これまではゲンノショウコだと思っていたのですがネットで調べてみると、どうも少し違うようで「赤花夕化粧」という待宵草の仲間のような気がします。
それにしても家の基礎部分のコンクリートと道路の舗装の合間からこんな赤い花が顔を見せてくれると梅雨時の憂鬱さが少しは和らぎます。

    [韮(にら)の花]

一枚目の花と同じようにこの季節に家の前の道路の隙間から細い茎を伸ばして白い花を咲かせてくれます。
韮の花か畑韮の花だと思うのですが、その小さな花の生命力には毎年のように感心させられています。

    [山梔子(くちなし)の花]

ご近所の道路際の庭に白い花が突然咲きました。
山梔子(くちなし)の花です。
近づくとすてきな香りに包まれ、カメラのレンズを通して見えてくる咲いたばかりの花は「無垢」という言葉を使いたくなるような柔らかな白い色に思わずシャッターを押してしまいました。

梅雨空を眺める視線を降ろすと見えてくる家周りの路上や垣根に咲く花の写真3枚を公開してブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

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