写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

横江「虫送り」太鼓

2007年07月22日 | 写真

かつて農村ではどこででもおこなわれていた害虫駆除のためのもよおし「虫送り」。
いまでは子どもたちが手にカンテラなどの火をもって田の畦道を練り歩く季節の催しとして一部の地域に残るのみとなっています。
ここ石川県白山市や野々市町では少なくなったとはいえ、子どもも大人も参加する勇壮な夏祭りとして地域ぐるみで楽しんでいます。
なかでも「横江虫送り」は代表的な夏の祭りとして多くのカメラマンが集まります。
夜7時過ぎから神社に人が集まり始め7時半から地区を大きな虫送り太鼓を若者が背負い叩きながら先導、そのあとを地域の人たちや子どもたちがカンテラをもって続きます。
そのゆらゆら揺れる灯りの長い列が暗い田んぼの畦道を進むさまは「キツネの婚礼」を思い起こさせてくれます。
小一時間ほどの練り歩きのあと主会場に到着するといよいよクライマックス。
赤々と燃えるかがり火に照らされて若者達が主役となる「虫送り太鼓」の乱打です。
加賀の農村部ではまだこんな祭りが残っています。
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ふたつの写真展

2007年07月21日 | 写真
全日本写真連盟の『「日本の自然」入選写真展』と『JRP富山支部写真展』の二つの写真展を見てきた。
「JRP富山支部写真展」には会員の組写真8組、写真枚数48枚が展示されていた。
それぞれの会員がそれぞれのテーマに真摯に挑んでいることがよくわかり好感の持てる真展だった。なかでも印象深かったのはご夫婦、ご家族が共に暮してきた年輪を感じさせるような写真7枚構成の「カップル7彩」です。
特別珍しいテーマではないと思うのだが、こうして展示しているものを見ると写真に写った人たちの暮らしぶりが浮き出るような描写で、決して若くは無いカップルたちが過ごしてきたであろう歴史に思いをはせる写真だった。
近所にあるフジカラーギャラリーかなざわで開かれていた『全日本写真連盟「第23回日本の自然」写真コンテスト入選作品展』は流石に素晴らしい写真がならび見ごたえあるものだった。
私自身とても好きな写真が多々あったが、奇をてらったり撮影技術や現像方法の凝ったもので「それはチョットちがうのでは?」と感じる作品も見かけられた。
それにしてもステキな写真、真摯に何かを訴えようとする写真。
二つの写真展が見られてとてもよかったと思っています。

写真はJRP富山支部写真展会場風景です。
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中古望遠レンズ

2007年07月18日 | 写真
現在使用中の2代目の望遠ズーム(タムロン)が少々ガタがきていたのでしばらく前から手ごろなものが無いか探していた。
今日カメラ屋さんの中古棚に「SIGMA70―300mm1:4-5.6」(程度A)が6000円台で出ていたので購入した。このレンズは初心者用格安レンズとしてよく使われているものです。
カメラメーカーの純正レンズ(新品)で焦点距離・F値が同様のものならば約10倍の価格がついています。
もちろん価格の高いレンズはそれだけの写りを見せますが、価格差ほどの写り具合がちがうと言うわけでもないのでこれからこのレンズを使って多くの写真を撮っていきたいと思います。
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ホームページが開かない・・・!

2007年07月16日 | 写真

ホームページの更新作業を終了してサイトを開いてみたら画面が更新前のまま、泡を食ったようにあたふたしたがどうにもならない。
ふと思いついて私が管理しているサークル「JRPかなざわ」のサイトを開くと、なんということか個人サイト「ぎゃらりーたちばな」の更新完了した画面が表示されている。
この二つのサイトともヤフージオシティーズのスペースをお借りしているもので・・・
サークルのサイトのアドレス当てに「ぎゃらりーたちばな」のデーターを送り込んでしまったらしい。
その修正の為にそれから小1時間ほど「ああでもない、こうでもない」とヤフージオシティーズのなかのデーターを削除したり新しいデーターを送ったりして、ようやく両サイトの更新が終了した。

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ホームページ管理と更新作業

2007年07月15日 | 写真
いまは手軽なブログ全盛のネット時代でログイン手続きも不要で簡単に書き込みや写真のアップができる。
これに慣れてくるとホームページビルダーを使って画面を作り、それをアップロードすることがとても面倒で、ついついページ本体の更新が後回しになってしまう。
また写真をアルバムにまとめて公開する作業もなかなかすすまない。
能登半島地震の被災写真をアルバムに纏めなければならないと思いながらなかなか作業に取り掛かれない。
そんな日々のなかでお手軽な公開方法に流れていっている。簡単な方法で写真を公開できることは悪いことではない。というよりもきっと良いことだと思うのだが・・・
手順の手軽さに引っ張られて写真まで手軽なものになっていないか・・・そんなことが気になっている。
と言いつつ、またまた手軽に日々の写真を従来の画像掲示板で公開することにした。
これでまたまたページ更新やアルバムの管理公開が遅れていくのだろうな~
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「写す」を写す

2007年07月12日 | 写真
参議院選挙が始まった。
今日は各陣営の出陣式や街頭でのようすなど、テレビや新聞など報道各社のカメラマンが目立つ日だった。
私も日本共産党の選挙区候補者の街頭演説第一声を聞きに行き、貧困、格差にあえぐこの国の人たちがどの政党、どの候補者に思いを託すべきか教えてもらってきた。
今日話を聞いた候補者は、私たちが力を合わせて作った乳幼児の共同保育所で生まれたばかりの私の子どもを抱いてくれていた当時は独身で保母さんだった女性だ。
そのご母親や住民の願いを背負って市議会議員として活動してきて今回参議院候補者として立っている。
ぜひこんな人にこそこの国の政治を託したいと思う。
それはさておき、いまこのような報道の現場ではテレビのカメラが目立っているが新聞社のカメラマンも重いカメラやレンズをいくつも提げてシャッターチャンスを狙ってこまめに動いている。
今日見かけた女性カメラマンは精悍な目つきで被写体にカメラを向けていた。
残念ながら私はカメラを持っていってなかったが、持っていたらこの女性カメラマンにレンズを向け、シャッターを押していたような気がする。
写真は先日の日本共産党の演説会で壇上から市田書記局長と観衆を捕らえようとしている報道カメラマンです。
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