写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

冬鳥の季節に

2023年10月30日 | 写真日記
    [マガン(真雁) ]

冬鳥の渡来が始まった河北潟、コハクチョウはまだか?と出かけましたがまだコハクチョウの姿はなくて帰路につくと稲刈りの終わった田でマガンの姿が・・・。

    [雁が飛ぶ]

竿や鍵の形の群れになって飛ぶときにつくる隊列「雁行(がんこう)」はよく知られていますが・・・、数十羽で餌場となる田んぼへ降りてきました。

    [長旅の疲れを癒す]

舞い降りた田んぼの二番穂の味を確かめるように数羽の家族がゆったりと移動しています。
地元農家の方たちが残した二番穂を長旅の疲れを癒すように食べているのを見るとホッとします。
河北潟干拓農地も海岸近くとはいえ数十センチの積雪も珍しくない雪国です。
海を越えてやって来た野鳥たちの越冬が無事に終えて春の北帰行を迎えるように願うひと時でした。

冬鳥たちの渡来はまだかと河北潟へ、大型の冬鳥「マガン」の写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
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色づき始めた医王の里

2023年10月26日 | 写真日記
    [気になる樹]

金沢市民の人気あるスキー場近くの「医王の里」に私が、樹の幹の形に惹かれて毎年のように訪れるイロハモミジの樹があります。
ようやく色づき始めたところでしたが今年も見事な紅葉を見せてくれそうです。
ただ私はよい時期に行けるかどうか・・・、でも嬉しい再会でした。

    [青空に映えて]

撮影したのは写真撮影には最も適しないといわれるお昼でしたが、晴れた青空が色づいた赤色とまだ色づかない青モミジのコラボを演出してくれていました。

    [もうすぐ見ごろでしょうか]

医王山の山肌はカエデ類の樹が少なくて、赤く色づく「紅葉」というより一般的な落葉樹がつくり出す「黄葉」の多い景観になります。
さまざまな色が織りなすこの山の秋も捨てがたいものがあります。
もうすぐ秋色で染まる医王山になりますね。

少し時間が出来たので久しぶりの医王の里、始まった紅葉の写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
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秋深く

2023年10月19日 | 写真日記
    [白色秋海棠]

浅野川をはさみ金沢城や兼六園と向かい合う位置にあり、金沢市民に「向かい山」と呼ばれ愛される卯辰山公園に行ってきました。
春から秋まで季節それぞれのかわいい花などが見られる山野草園へのカメラ散歩でした。

    [白く浮かぶ]

卯辰山公園の車道脇の小さな山野草園には鮮やかなピンク色の秋海棠ではなくてほの暗い園内で控えめに立つ白色秋海棠が咲き残っていました。

    [ヤブラン]

白秋海棠の花の近くで背伸びしてのぞき込むような姿の薮蘭 がありました。
花ではなくて、もう艶やかな実がついているようで、実は「ムラサキシキブ」とよく似ています。
卯辰山公園の山野草園へ久しぶりに行ったのですが花は少なかったものの、めったに見ることのない花と実を静かに楽しむことが出来ました。

はや10月下旬を迎えて秋は深まり少し寂しくなった初秋の花の写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
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山の仔の秋

2023年10月11日 | 写真日記
    [猪の仔]
「うり坊」と呼ばれる幼少期は過ぎたものの、まだ幼さの残る仔猪と出会いました。
少しのんびりした性格なのか、家族で移動中だったのですがなぜかこの仔だけが林道でこちらを向いてくれました。
雪の多いこの山里で厳しい冬を越すと独り立ちすることになります。

    [家族のもとへ]

母親や家族の飛び込んで行った草むらに向かいましたが、やはりのんびりと歩きながらでした。
私にとっては撮影のチャンスをくれた好ましい性格の仔でしたが・・・、さてさて無事に冬を越して春を迎えることが出来るのでしようか?
なんだか心配になるかわいい仔との対面でした。

    [カラフルに マムシグサの実]

イノシシ家族が消えた草むらにカラフルな草の実がありました。
ご存じでしょうか、春の草むらの中でヘビが鎌首をもたげるような姿を見せる「マムシグサ」。
春にはそのユニークな姿によくレンズを向けるのですが、秋の草むらでとても目立つカラフルなこの実がマムシグサの実だということは長い間知りませんでした。
実には毒性があるためか、鳥や獣にほとんど食べられずに雪が降る頃までカラフルな姿を見せています。

山の秋は獣たちにとって冬を迎える準備に余念ない日々が続きます、4年前の三枚の写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
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兼六園も秋

2023年10月06日 | 写真日記
    [ススキとモミジ]

金沢市の名勝「兼六園」の霞池にも秋の気配が深まってきました。
ことじ灯篭近くのススキも穂を出し、池のほとりのモミジが色づき始めました。
紅葉の見ごろは11月に入ってからになりますが、霞池に映り込むほのかな紅葉もなかなか捨てがたく、ススキの白との組み合わせで池の彩りが目を惹きます。

    [霞池]

はやく紅葉したことじ灯篭横のもみじ葉越しに見える蓬莱島の色づき始めたモミジも映り込む静かな霞池。
賑やかで華やかな紅葉シーズンの前のこんな風景も好きな私です。
これから渡ってくる珍しい冬の野鳥たちが立ち寄り、ひとやすみする姿も見えるかもしれません。
兼六園は知る人ぞ知るバードウオッチングのスポットにもなっています。

    [山茱萸(さんしゅゆ)の実 たわわに]

今の季節は、兼六園の入り口「桂坂口」から霞池に向かう途中に姫林檎のような小さな赤い実をつけた木が目立ちます。
春には黄色い花が咲くことで知られる木ですが、赤い実は漢方の生薬としても使われるようです。
私はこの赤い実をたわわにつけて立つ兼六園の秋の山茱萸が大好きで、秋の兼六園で必ずカメラを向ける樹木の一つになっています。

ストック写真から秋の兼六園の写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
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曼殊沙華と秋の雲

2023年10月01日 | 写真日記
    [燃える秋]

猛暑の影響か、遅れていた曼殊沙華の開花が始まりました。
金沢市内の田んぼの畔に咲く紅白の曼殊沙華を撮りに行きました。
10年ほど前には畔に紅白の帯のように咲く見事な曼殊沙華の花でしたが・・・。
随分寂しくなっていますが、それでも季節になれば燃えるように秋を彩っています。

    [想うはあなた一人]

赤花を背景に白色の曼殊沙華が咲いていました。
白色の花の花言葉は「また会う日を楽しみに 想うはあなた一人」だそうです。
深い意味が込められているようで、しみじみと眺めてしまいます。

    [天高く]

曼殊沙華の咲く田んぼの向こうの空は吸い込まれそうな青い秋空が広がり、アキアカネも飛び交っていました。
青空を遮るような巨大な白い雲が背を伸ばしていました。

秋空と曼殊沙華の写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
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