写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

おのぼりさんの東京日記-3  『浅草仲見世』

2012年12月31日 | 写真
東京在住のフェイスブック友達の書き込みに年末は浅草のもっとも込み合う時期だという言葉があった。私が初めて浅草を訪ねたのはもう数年前の初夏だったがそれでも店が開く頃の仲見世通りは押すな押すなの人通りで雷門から浅草寺の境内までの間は外国の言葉が頭の上を飛び交う異国のような気がしたことを思い出します。ということで季節は少し違うのですが田舎ものの浅草体験と言うことでそのときのアルバムを初公開です。
写真は今年の十月に訪れたときの浅草寺境内です。

デジブック 『浅草仲見世』
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白山を背景に餌場へ向うコハクチョウ

2012年12月30日 | 写真

まるで「白山」の頂上を越えようかという勢いで白鳥の家族がねぐらにしていた場所から夜明とともに餌場へ向っていきました。ここは石川県でも多くのコハクチョウがやって来る河北潟干拓地です。背後に日本海、左のほうには立山や剣岳、右には白山が見える広い干拓農地で、この季節には田圃に残された稲株から出たひこ生えの籾を主な食用としているようで、飛び立ったコハクチョウたちは三々五々干拓地にある餌場で一日を過ごします。
今日は晦日、明日はいよいよ今年最後の日である大晦日。コハクチョウたちも体力をつけて春を迎えることでしょうね。
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朝焼けの赤い剣岳 -河北潟からの遠望-

2012年12月29日 | 写真

FB友達の薗部英夫さんが剣岳の麓に正月帰郷、雲の切れたシャッターチャンスに山襞まで切り撮った剣岳の険しい峰の写真に触発されて、昨日(28日)石川県の海岸近の河北潟から撮った朝焼けの剣岳を公開することにしました。撮影場所に到着したときは峰の上は雲に覆われていて日の出の時間近くになっても暗いまま剣岳は顔を出してくれない。仕方なく干拓地で他の被写体を探そうと帰り支度を始めたとき突然見事な赤い朝焼けが広がった。剣岳も立山も薬師岳も槍が岳も朱色に輝く背景の中でシルエットを見せてくれました。
今年のの終わり近くに見事な北アルプスの朝焼けを見ることが出来ました。2013年という新しい年こそ国民の願いがこの国を動かすという結果を勝ち取るようにしたい、そんなエネルギーを充足してもらったような朝焼けでした。
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原発ゼロを目指す「どいね☆原発」金沢行動 -012.12.28-

2012年12月28日 | 写真
今日は二度目の更新です。年末に向けて何かと忙しく、明日の更新に自信が無いのと今年最後の「どいね☆原発」金沢駅行動を記録するためです。

雪ならぬ雨の中の「どいね☆原発」でしたが、冬バージョンとして11月後半から金沢駅のもてなしドームに会場を移動したので少々の雨や雪は大丈夫です。今夜も参加人数は先週よりも大分多く感じる、賑やかな行動でした。
来年(来週)も早々と行動が始まります。選挙後も実行委員初め参加者は元気な声を上げていました。
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『加賀鳶・裸放水』  金沢のお正月

2012年12月28日 | 写真

昨日はこの写真のように手水の水も凍りつく冷たい朝でした。それもそのはず、もう4日もすればお正月なんですから。
金沢は流石に古い歴史を持つ街なのでお正月になると街のあちこちで新年の行事が繰り広げられます。古くは北陸地方を中心に一大勢力を誇り戦国時代の一世紀にわたり加賀一円を「百姓ノ持チタル国」として世界でも珍しいコミュニティーをつくりあげた一向一揆の中心となった一向宗にまつわる行事から、その一向一揆勢を血の海に沈めるような武力で押さえ子民だ織田信長の先兵であった前田家の藩政に移ってからの加賀藩における様々な行事。
時代錯誤と思えるものもありますが、そんな街だからこそ今も残っている行事に加賀鳶の梯子のぼりもあります。5日後の元旦には私の住む町の神社でも勇壮な加賀鳶の演技が繰り広げられます。2010年に撮影したその模様をデジブックで再公開いたします。
デジブック 『加賀鳶・裸放水』
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冬越しのフキノトウと居候猫

2012年12月27日 | 写真

三日ほど前に例年冬越しのフキノトウを採取している山里に行ったがお目当ての場所はもう雪に覆われて一つも見つからないまま、今年は諦めようと思っていました。ところがマイナス7度という寒波襲来で近くの道路の分離帯が融雪用の水がかかって凍りついた光景の撮影に行って帰る途中近くの畑を覗いてみると畑地の脇、潅木の下になんとフキノトウの姿が。

早速三つほどもらってきて丼鉢に入れて窓際に置くと我家の居候猫が興味津々、しばらく匂いをかいでいましたがフキノトウを活けた鉢の水を飲み始めました。
暖かいところに置いておくとお正月には萌黄色の早春の雰囲気が味わえるかもしれませんね。
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橋が欲しかったのにダムが -辰己ダム堰堤道路-

2012年12月26日 | 写真

兼六園に来られたら必ず目にする琴柱灯篭がある霞池に水を運んでくる藩政時代に作られた「辰己用水」。今も現役として金沢を代表する用水ですがその取水口のある犀川上流の両岸にある相合沢町と上辰巳町を車も安心して渡れる橋が欲しいというごく当たり前の要望を出したところ、1975年にダム建設の計画に話が変わり、貴重な歴史的文化財や動植物の生息する環境を破壊し、超々危険な地すべり地帯に建設工事を強行。反対運動を押しつぶし、38年をかけて総事業費240億円という税金を費やし2012年11月に完成しました。(この間の経緯については比較的に客観的に書かれている「辰巳ダム - Wikipedia」を参照してください。)
本格的な積雪の前に240億円、周辺工事やこれから掛かる費用を入れるといくらかかるか分からない税金を使った「橋」を見ておこうとその辰己ダムまで行ってきました。堰堤はみごとな道路になっていましたが・・・、これが住民の欲しかった橋かどうかは疑問です。私が写真を撮っていた30分ほどの間に農家の車と工事用の車が3台通って行きました。
写真はその辰己ダムの堰堤道路です。
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樹齢千二百年 五十谷の大杉

2012年12月25日 | 写真

白山山麓には白峰の国指定天然記念物で日本一と言われる樹齢千三百年の太田の大栃、日本名木百選にも選ばれている一本の木でありながら森のように茂る吉野谷の御仏供杉など名木や巨樹が数多く存在します。
今日の写真は白山市の鳥越地区の最奥に位置し弘法大師伝説もある五十谷の大杉です。かつてこの地に住み着いた狩猟の民がこの木の枝に巣くった鷹を捕らえて藩主前田候に献上して大変喜ばれたという逸話も残る名木です。千三百年という樹齢も凄いのですが、まだ樹勢の盛んなこととその高さも約40メートルもある上、なによりも凄いといわれるのがこの写真でも納まりきらない四方に太い幹を伸ばした枝張り約30メートルと言われる広円型の堂々とした姿です。
「知る人ぞ知る」という言葉どおりの大杉ですが、車で行く分には道路もしっかりした場所にありますので隣にある蕎麦の名店での昼食ついでに立ち寄られることをお勧めします。
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冬を迎えるニホンカモシカ

2012年12月24日 | 写真

昨日の雪が降り出す前の少し晴れ間の見えた朝、本当に久しぶりに金沢市の南部を取り巻く丘陵を訪ねました。山里は冬支度を整え里の人々は雪がところどころにあるものの、予想外の好天に間もなく根雪を迎える前の家周りの整理に精出していました。
林道もすでに積雪で閉じられたところが多くなったものの集落をつなぐ道はキチンと除雪がされていてクルマで通行することが出来ました。雑木林の木々はすでに葉も落ち柿などの実も雪の上に落ちて林に棲む生き物たちの貴重な食料となっているようです。
木々が裸木となって見晴らしのよくなった谷間の林にニホンカモシカの姿を見ることが出来ました。冬を迎えるための脂肪をたっぷりと身体に貯えた大人のカモシカです。
ここ金沢市南部丘陵は熊やイノシシ、時には猿等の大型獣が生息する地域ですがかつて絶滅さえ心配されていたニッホンカモシカもよく姿を見せます。ニホンカモシカは比較的近くまで人の近づくことを許してくれるので被写体としてはとても魅力的な存在です。
この地域は絶滅危惧種となっているオオタカをはじめとする猛禽類の姿も見ることの出来る多様な生物が生息する環境を地域の人たちが大切にしている私の大好きな山里です。総選挙の争点ともなったTPPは、これらかけがえの無い自然の環境にとっても大変な問題です。この問題での農協を先頭にしての農家の取り組みがさらに進むことをこの動物達のためにも望んでいます。
今朝からの雪で山里はスッポリと雪に包まれて春までの長い季節は人の入り込まない獣たちの世界になります。
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2012ピースキャンドル In Kanazawa

2012年12月23日 | 写真

一日に二度の更新はブログを始めて最初の出来事です。冷たい風が吹きすさぶクリスマスイヴの金沢市の繁華街、香林坊に若者達が企画した平和を願うイベントで「PEACE」の文字がキャンドルの灯りで描かれています。
私はほんの少しの時間を現場で実行委員のかたたちの強風の中で灯りを守り通行する人たちに呼びかけるなどの姿に接して強い感動を覚えました。この若者達がいる限りこの国も金沢も捨てたものではありませんね。そんな思いを持ちながら「ピースキャンドル」の場を後にしました。
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