写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

棚田の補植 労働運動も農業も

2013年05月31日 | 写真

寒い日もあれば暑い日もある。北陸の田植えの季節は早く訪れる、5月ゴールデンウイークは私の古里ではまだ麦の収穫も終わらないのに北陸の金沢周辺ではもう田植えの季節です。山の雪が消えれば田起こしが始まり平野部では青々と早苗が風を受けてさやさやとそよぎ始める5月下旬になると山里でも田植えもほぼ終わり、日々絶えることの無い水の管理と植えつけた苗が根を張るまでは風や流れる水の影響で土から離れる苗の補植が続きます。
冷たい雨や風の日もあればかんかん照りの汗が噴出す日もある棚田での水田での作業は見ているだけでもすさまじい重労働です。写真の人物は自分が生まれた土地や父親の残した田をどうしても守りたいということで家族の力を合わせて山間農業を守り、その地域の環境を保全する方法を探る日々を体当たりで続けています。
また彼は日本を代表するような企業の労働者として若いときから労働組合運動に参加し、より良い労働環境、労働条件の獲得のために闘い続けるなかで日本という社会を見つめる目を育ててきた労働運動の闘士でもあります。
その彼が企業を退職した後TPP問題など、従来では考えられなかったほどの厳しい農業環境の中で彼が切り開くであろう地に足をつけた農民としての新しい活動の先に見ているものを私も見てみたいと思います。
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キウイの花咲く 参議院選挙7月21日投票ほぼ固まる

2013年05月30日 | 写真

キウイの花です。花言葉は「ひょうきん」とのこと。
ときおり小雨が降る中を21日投票が予想される参議院選挙にむけて、これまでも共産党を支持をしていただいている方の御宅を数軒回ってその方たちの知り合いの方たちへも働きかけをお願いに回ってきました。そのうちの一軒の隣の空き地でキウイの棚から隣りの駐車滋養になった土地まで自由奔放に伸び放題の枝から沢山の花が咲いていました。近づいてみると甘い香りに誘われた蜜蜂など虫たちの羽音が聞こえてきます。
一見のどかで平和な光景ですが、手入れされないキウイの棚の状態は現在の市街地農業の大変な状況を示しているようです。金沢市内や近郊を見ていると山里だけでなく市街地でも耕作されないで「空き地」化し、荒れたままの畑や自由奔放に枝を伸ばしやがて朽ちてゆく木々が目立つ果樹畑が残されています。田畑を耕そうという後継者が居ないままの美しい花が咲いた畑はキウイの花言葉「ひょうきん」とは裏腹に哀しさがつのる光景です。
体力の続くギリギリまで畑を耕しキウイの棚の手入れを続けたであろう方たちの思いを生かすためにも国民の立場で日本の農民や消費者の声を聞き、活動する日本共産党の前進をとの思いをかためた日でした。
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日本共産党をともに支える人々

2013年05月29日 | 写真

市田日本共産党書記局長を金沢市に迎えて24日の夜は文化ホールを埋めた満員の人々が参議院選挙での日本共産党の前進を共に切り拓こうという思いをかためた演説会となりました。
新しい顔ぶれも多く参加し、また久しぶりに顔を合わす古くからの知り合いとも挨拶を交わすことも出来ました。
写真は能登半島における日本共産党を代表する一人として長い年月を地方議員として活動をし、今夜は車椅子での参加にはなりましたが矍鑠とした姿を見せ現在日本共産党金沢市議団の幹事長を務める森尾議員のカメラに佐藤県会議員と共に納まる古参の日本共産党員です。
演説会が終了して、昂揚した気持ちで帰路に着く人々が押し寄せる出口近くの混雑していたときの光景ですが、不思議にゆったりした空気が流れる空間でした。
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赤い豆の花 山の畑で艶めく朱色

2013年05月28日 | 写真

今日は山里のさらにその奥にある「限界集落」と呼ばれている山里の畑に美しい朱色の花を見つけました。雪が消えるとこの集落に畑や田を持つ人たちは町から田地を耕すためにやってきて作物を育てます。多分農業経営ということを考えれば、そううまみがあることとは思えませんが、作物の育つ姿や収穫の喜びがこの方たちを山の中の田や畑に向わしているのでしょうね。
住人のいない山里の手入れの行き届いた小さな畑で見た見事な朱色に艶めく豆の花を見ていてそんなことを考えさせられました。
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水に浮かぶ町 砺波平野の人々の暮し

2013年05月27日 | 写真

今日の写真は5月18日に公開した昼の「医王山 夕霧峠から・・・」とほとんど同じ構図の写真になりますが、今回は日の出の後の山々がぼやけてきた時間に夕霧峠から撮影した砺波平野です。
いつもは夜明から日の出の直後に撮影することが多く、もう少しハッキリした姿をみせる北アルプスですが、日の出の後2時間ほどたつと、この写真のようによく注意してみないとわからない薄ぼんやりとした姿の剣岳や立山の下に田植え直後の水に浮かんだような砺波地方独特の「かいにょ」と呼ばれる屋敷林に囲まれた民家が散らばり、城端などの町には家々が集まって風情ある風景を醸し出しています。
写真のおくの上部にはよく見ると北アルプスの立山や剣岳の姿も幽かにですが姿を見せています。
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棚田を守る家族 金沢市奥新保町

2013年05月26日 | 写真

5月22日と24日の二日間をかけて金沢市の医王山麓の富山県との境界にある棚田で田植えをする家族の撮影をさせて頂きました。かつては数軒の家族が住み、田や畑を耕して暮していた小さな集落でしたがいまはそのほとんどの家族が山を下り次第に耕す人の居ない荒れた棚田や段々畑になろうとしていましたが、古里の田や畑が荒れるのを見るには忍びないと金沢で会社員としての暮しをしていた家族が集落に一軒だけ住んでいる祖父母の家を拠点に地域の田地を借り受けての農民生活を始め、いまではこの地域のほとんどの田んぼを管理しているようです。この日は父親と二人の息子さんの三人での田植えで、急坂にある農道から田植え機を水田に入れるところから一枚の田を植え終わりさらにその上にある田んぼに移るところまで撮影させて頂きました。
写真でもわかるように一枚ごとに大きな高低さのある田畑がこの地域だけで数十枚、この光景を見ただけでもTPPに参加しても日本農業がやっていけるなどという夢物語を振りまいて日本をアメリカなどの国際企業に売り渡そうとする虚構の論理がいかにでたらめなものであるかがわかります。
そんなことを考えながら、まだまだ続く田植え作業を後に帰路につき谷の向こうに見える奥新保地域の棚田を見ると高く上がった太陽の光を受けて田んぼの水面が光っていました。

この日の夜は昨日のブログに書いた日本共産党の演説会に参加、市田書記局長はお話の中でTPPが日本の農業や国民にとっていかに「百害あって一利なし」かということも話していました。納得のお話しでした。
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日本共産党演説会 金沢市文化ホール

2013年05月25日 | 写真

昨夜24日の夜、金沢市で日本共産党の演説会があり参加しました。会場を埋めた聴衆の中で市田書記局長、亀田りょうすけ参議院選挙区候補が熱い訴えをし、会場を沸かしていました。


この夜は満月の下で行なわれた毎週金曜日の原発ゼロを目指す金沢駅前「どいね☆原発」行動に参加した後少し遅刻しての演説会会場でした。
いよいよ参議院選挙も本番です。そんな熱気が私にも伝わる一夜でした。
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迫りくる朝霧 霧の向こうに希望はあるか

2013年05月24日 | 写真

昨日に続いての「朝霧」の写真です。医王山の最高地点に近い夕霧峠の富山県側斜面はスキー場になっていてその向こうには二昔ほど前の人たちには散居村のイメージで知られた砺波平野が広がります。そしてさらにその向こうには新潟県の日本海から立ち上がる朝日岳から始まる北アルプスが唐松岳、剣・立山・槍などの名峰を経て穂高にいたる大パノラマがさえぎるものなく視界に入る景観が広がります。そんな朝の風景をカメラに収めたいというカメラマンが早朝からこの夕霧峠から富山県側の国見ヒュッテにいたる林道のあちらこちらの撮影ポイントでよく三脚を立てています。
ただこの朝は平日ということもあり、夜明け前は北アルプスも砺波平野も霧の中ということで夕霧峠に立つのは私ひとりでした。その私に向っても霧が迫ってきてやがて私自身も霧に包まれてしまいました。その迫ってくる霧の様子がこの写真です。
夜明を迎えて明るくなってくるなかで囀るウグイスやカッコーの声を聞きながらしばらく待っているとやがて私の回りから薄紙を剥ぐように霧は去り砺波平野を覆う朝霧の向こうから朝陽が姿を見せました。


今日は金沢市で日本共産党の演説会が開かれます。また原発ゼロ実現を目指す「どいね☆原発」の金曜行動が金沢駅東口で開かれます。
一見右翼的な潮流が覆っているような日本の政治状況ですが、国民の命や暮しを大切にしようという人たちの活動も粘り強く続いていて新しい希望の道筋も見えています。金沢でも今夜の日本共産党の演説会がそんな希望への道をさらに大きく切り開いてゆく一里塚となって欲しいと思います。
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朝霧の季節

2013年05月23日 | 写真

今年最初に見る本格的な砺波平野を覆う霧を見た朝です。空が暗いのであまり期待しないまま未明の医王山の頂上近くの夕霧峠に到着。いつもならば朝焼けの北アルプスが迎えてくれるのですが今朝は一面の深い朝霧に覆われ、剣岳や立山も姿を現してくれなかったのですが、少し待っていると霧の向こうから真っ赤な朝陽が姿を現してくれました。
イメージしていた夜明の風景とは違った朝でしたが、これはこれでまたある意味期待を上回る朝の景色を見ることが出来ました。

明晩は金沢市文化ホールに市田書記局長を迎えての日本共産党演説会です。もちろん原発ゼロをめざす「どいね☆原発」駅前行動も予定されています。私は「どいね・・・」が終了してから演説会に参加しようと思っています。日本共産党を理解するためにもぜひ参加してくださることをお願いします。
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ユリノキの花が咲きました 参議院選挙投票日まで2ヶ月を切りました

2013年05月22日 | 写真

我家の前の国道を少し山側に向って歩くと国道よりも広い県道につながり、その街路樹として植えられ数十年経つ楓に似た葉っぱのモクレンの仲間の落葉高木「ユリノキ」が立ち並んでいます。
その大きな木の高く繁った葉の間をよく見ると黄緑の花が咲き始めました。その百合によく似た花の形状から「ユリノキ」と名付けられた樹の花です。
花言葉は「幸福」「田園の幸福」「見事な美しさ」、原産地は北アメリカ中部で日本へは明治8年ごろに渡来した、数十粒の種から育った苗を東京の国立博物館に植えたのがはじめとされているようです。

いま予想される参議院選挙日程は7月4日公示、7月21日投票の可能性が高いと言われています。マスコミを懐柔し国民を洗脳し、憲法の改悪で「日本を戦争できる国」にし、国民とその財産を財界やアメリカへの貢物としか見ない自民党安倍内閣の暴走をどうしても止めなければならない選挙になります。
日本共産党はそのために憲法改悪阻止、原発ゼロ、社会保障の拡充、農業だけでなく日本そのものを日米財界に売り渡すTPP条約交渉からの撤退、消費税の増税に反対することを国民に呼びかけ活動を強めています。選挙投票日までは耳障りの良いことだけを言い、選挙後は平気で国民を裏切る政党とは違って日本共産党は90年の歴史を国民のために過酷な弾圧や攻撃に負けず、また外国からの不当な干渉にも臆する事無く活動を続けているまさに「ブレることの無い政党」です。
この党の前進のためにも私は投票日までの残る2ヶ月という期間を知人に協力の呼びかけを続けたいと思っています。
ユリノキの花言葉のように名実共に「幸福」な日本にしたいものです。
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