写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

失敗作

2005年07月24日 | 写真
もちろん未熟でいいかげんな私ですから、すべてが「失敗作」だという話もありますが・・・
それでも自分なりの技量のなかで、わずかに気を抜いたばかりにとても残念な写真になることは多々ありますし、
「あの時シャッターを押しておけば・・・」という思いが残る場面もあります。
それでもシャッターを押せないで、画像そのものが無いものについては「諦め」もつくのですが、
「シチェーションも構図もイメージどおりでシャッターも押した」ということなのに写真を見ると、手ブレなど、自分の不注意でボケボケの写真になったとき、とくに二度とそんな場面には遭遇できないだろうというものには悔いが残ります。
最近、北陸一の歓楽街といわれる金沢市の香林坊・片町の夜明けの写真を撮っている。
未明の3時から4時過ぎの明るくなる前、スナックやバーなどが営業を終わるころの水商売がらみの客や従業員で夜の街がみせる最後の賑わいが撮りたいと条件が合うときに未明の片町へ通っている。

今日の写真はそんな一枚。
「物乞い」ではなくホームレスの方が道端で座ったまま眠っている、その前を浴衣姿の若い女がその男に目もくれず通り過ぎる、その向こう側は妙に明るくざわめく街。その瞬間を撮ったつもりの写真だが・・・
手ぶれ補正つきのデジカメという意識がどこかにあったのだろうか、気軽にシャッターを押したものだが、見事に手ブレ写真となった。
コメント
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