写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

今宵の月はブルームーン、ではレッドムーンも

2018年03月31日 | 写真日記
    [ブルームーン]

「ブルームーン」とは月に2回「満月」になることだそうで、今月は二日が満月で今日の満月は二度目となり「ブルームーン」にあたります。
写真はたったいま玄関先から見た満月、「ブルームーン」と呼ばれる月を撮ったものです。
「ブルームーンを見ると幸せになれる」という言い伝えもあるそうですが、とくに今夜は桜の花とのコラボで見ることができる地域が多いでしようね。
満開の花と満月という素敵な写真がネットにも多くアップされるのを楽しみにしています。

    [こちらは「レッドムーン」かな]

昨日の夜明け前、新聞配達で時間に追われながら見上げた西の空に見えた真っ赤な月です。
慌ててカメラを持ちだしたときにはすでに地上の建物の影に隠れようとしていました。
そんな悪条件のなかで手持ちでシャッターを押した写真です。
もう少し時間があれば場所を移して日本海の海面に紅い影を落としながら海に沈む月が撮れたかもしれませんね。
写真を撮っていると逃したシャッターチャンスはたくさんありますが・・・、そういう意味では今回も後々まで私の記憶に残る写真になりました。

前回に引き続き月の写真を二枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
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今宵は月齢11.6 明後日は満月に

2018年03月29日 | 写真日記
    [丸く見えるが・・・]

明後日の夜は3月終わりの十五夜、ということで今夜は13日目の夜の月。
人によっては真円よりも美しく感じるという十三夜の月です。
昨日は国会でこの国の権力者たちがお気に入りの人たちに国民の財産である9億円の土地を実質無償で譲り渡し、その事実をごまかすために国の行政に関わる公文書を改竄するという疑惑について担当省庁の局長が国会の証人として喚問されました。
結果は政府や総理の責任を回避するための防波堤として質問に対する回答拒否を繰り返しましたが・・・、ますます総理夫妻と官邸の関与という疑惑をますます深めるという結果になりました。

    [モノクロームで見る月]

同じ月ですがモノクロームで青く仕上げた月の姿です。
同じ被写体ですがほんの少しの変化でずいぶん違って見えるものですね。

今日は夜空に浮かぶ満月に近い月の写真を二枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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山里に春を告げる ザゼンソウ・ギフチョウ

2018年03月28日 | 写真日記
    [ザゼンソウ]

杉花粉飛散予報の「多い」を無視して金沢市南部の山里へ早春の花や生き物を探しに出かけました。
林の雪どけ後の小さな湿地に例年通りの僧侶が座禅を組むような姿を見せていました。
座禅草の花言葉は「沈黙の愛」「ひっそりと待つ」という決して華やかでなく、静かに咲いている佇まいを表していますね。

    [春の妖精 ギフチョウ]

目を疑うような姿を見ました。
私のイメージの中では開花した「カタクリの花から花へと飛び交う美しい蝶」というものでしたが・・・。
雪が消えたばかりでカタクリの蕾はまだ固い林の中で咲きはじめたスミレの花を求めて飛ぶ春の妖精と呼ばれるギフチョウを見かけてビックリしました。
大雪の影響でまだまだ雪の残る山里の林ですが「春の訪れ」を強く印象づけられる今日の山里でした。

今日は早春の林で春の訪れを教えてくれる花や蝶の写真をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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夜明けの歌 犀川河口から見る夜明け

2018年03月27日 | 写真日記
    [夜明けの歌]

朝日テレビの連続ドラマ「越路吹雪」が始まってずっと楽しみにして見ている。
毎回すてきな歌が流れ、私より少し前の日本を戦前から戦後の日本の歴史を華やかな舞台の上から見続けたシャンソン歌手の物語です。
このドラマの主人公は「越路吹雪」ですが、私が一番惹かれるのは越路吹雪のマネージャーとして献身的に働き、作詞家としても多くのヒットを出した「岩谷時子」という作詞家です。
その岩谷時子が詩を書き、いずみたく作曲で坂本九の歌で世に出てその後に岸洋子が歌詞の中の「ぼく」を「あたし」と歌い大ヒットした「夜明けの歌」という歌があります。

夜明けのうたよ/ぼくの心の 小さな幸せ/守っておくれ/夜明けのうたよ/ぼくの心に 思い出させる/ふるさとの空

この詩は一番最後の部分ですが・・・、夜明け写真を撮っているといつの間にかこの詩の部分が自分の頭の中でリフレインされていることに気がつきます。

    [靄の中から川面に届く]

北アルプスの剣岳の左あたりから出た朝の陽光が石川県金沢市の海岸ちかく、犀川河口の水面に届きました。

今日は犀川河口から見た夜明けの写真2枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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金沢野町広小路 早咲き桜の開花

2018年03月26日 | 写真日記
    [金沢市野町広小路の桜開花]

全国的には「森友問題」とともにテレビなどの画面を占めている桜の花。
今冬の大雪に見舞われた金沢では大幅に遅れている桜の開花ですが、今朝ようやく野町広小路の早咲きの桜がようやく咲きはじめました。
北陸の古都の金沢もようやく花の季節が始まりました。

    [待ちかねた金沢の春]

観光スポットとして知られる「忍者寺」の近くにある菅原神社の桜です。
写真の桜は我が家の近くにあり例年3月の半ばごろに開花することで毎年楽しみにしている桜の樹です。
いよいよ金沢市内の花の季節の始まりです。

今日は例年楽しみにしている野町広小路で咲いた桜の写真2枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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里の梅が開花 ―少し昔の写真―

2018年03月25日 | 写真日記
    [落ちた花弁]

金沢市南部の山里には梅の実の収穫のための果樹園、梅林がたくさんあります。
かつて農林業経営の多角化のためにこの地域で梅の栽培が推奨された名残だと言われています。
この写真を撮った2008年は3月の半ばで山里の雪が消え、本格的な春を迎えようとしている梅林で開花し地表に落ちて濡れていた花を手の上にのせて撮ったものです。

    [谷間の梅林]

里の梅林に朝陽が入り込み咲きはじめた梅の開花をうながすように豊かな陽差しを注いでいました。
山里の春はいよいよ本番を迎えて小さな水路の脇には土筆も姿を見せていました。

この写真二枚は少し昔、それまで高根の花と思われていたデジタル一眼レフカメラを廉価に普及用として市場に出したものを手に入れて撮った写真です。
私自身それまでのフィルムカメラからデジタル一眼カメラに本格的に切り替えたころの写真です。

今日は10年前に撮った山里の梅の花写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。
それにしても私の撮影技術がまったく上達していないことをあらためて確認させられるような「少し昔」の写真ですね。



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山里に春を呼ぶ花 オウレン・ショウジョウバカマ

2018年03月24日 | 写真日記
    [平栗の林にオウレンの花]

金沢南部の平栗の里、雪の残る林に春の訪れを告げる可憐な花「オウレンの花」が姿を現しました。
花言葉は「揺れる心」「変身」「率直」「栄誉」、このなかで今年の私の推しの言葉は「揺れる心」です。
この冬は大雪の影響で本来ならばもっと前に雪も消えて暖かな林にこの可憐な姿を見せていただろうに、いつまでも雪の下に閉じ込められてやきもきしていたのではないでしょうか。
好天に誘われて連れ合いと訪れたカタクリの里として知られる平栗の林では「知る人ぞ知る花」としてフアンの多いオウレンの花が雪の消えた場所に咲き始め、開花を待ちかねていたフアンがまだ雪の残る地表にレンズを近寄せシャッターを押す姿がありました。
後二週間もすると紫色の衣装を着けた踊り子のようなカタクリの花が地表を埋めるのでしょうね。

    [ショウジョウバカマも咲いて]

オウレンと共に山里に春の到来を最初に告げる「ショウジョウバカマ」も開花し始めていました。
紅紫色の花を猩々(中国の伝説上の動物)に見立ててという説や、猩々の赤い髪や緋色の袴の色に似ていることからこの名前がついたとも言われています。
この花は少し変わった「飲みすぎに注意」という花言葉を持ち、そのほかには「希望」「忘れられない人」という言葉も持っています。
まだ季節的に早かったためか赤やピンク系の色の花は見えないで、ブルーの数本の花を見かけただけでしたが・・・、いよいよ山里の春は本格的に始まったような連れ合いとの山里行でした。

今日は連れ合いと訪れた山里の林に咲きはじめた春を告げる花たちの写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

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ポジフィルムで撮る春隣り 冬桜とクロッカス

2018年03月22日 | 写真日記
    [冬桜満開]

少し昔の3月に撮影したフィルム写真のなかにあった、季節の先取りに見える満開の冬桜(10月桜)の写真です。
撮影は2006年、ポジフィルムで撮った最後のころの写真です。
当時は「撮影⇒写真屋さんで現像⇒自宅スキャンでデジタル化⇒PC取り込み⇒自宅プリント」と撮影からプリントやネット公開まで1週間から2週間ほどかかる手数のかかる作業でしたが、それはそれで楽しいものでした。
フィルムは一般的に使われていた廉価のネガフィルムを多く使っていましたが、在庫整理として特価で出たリバーサルと呼ばれていた写真家と呼ばれる人たちが使うポジフィルムを手に入れて使うことがありました。
この日は晴天に誘われて丘陵公園に「春」を探しに出かけました。
丘の上にある冬桜が花の季節を先取りするように満開の姿を見せていました。

    [朝陽のなかのクロッカス]

金沢で雪が消えると私はいつもこの花を探して足元に気をつけながら目をキョロキョロさせています。
10年ほど前には南部の丘陵への入り口にある小さな公園には毎年のようにこの花が姿を見せていました。
写真を撮り出してからは春になるといつもこの花に魅入られるようにレンズを向けています。
とくに写真のように朝陽を受ける姿(朝霜や残雪とのコラボレーションの姿ならば言うことなし)大好きです。

昨日はフィギュアスケートW杯女子ショートの中継を見ているうちに見事に寝落ち、ブログ更新ができないままになりました。
今日は少し昔、2006年の3月にポジフィルム写真で撮った花写真2枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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ミコアイサ 今冬は見納めかも

2018年03月20日 | 写真日記
    [まだ残ってた!!]

もう海を越えて大陸に帰っているとばかり思っていたとても美しい冬鳥、鴨の仲間の「ミコアイサ」を河北潟の用水路で見ました。
その顔の模様がパンダに似ているところから「パンダガモ」とも呼ばれている鴨の仲間の水鳥です。
和名では「巫女秋沙」の漢字を当て、美しい巫女の衣装を着けたアイサの仲間と表します。
ただ巫女の衣装を着けたように見えるのは雄鳥で繁殖期間だけの羽の色のようです。
11月から3月ごろまで日本で暮らして5月ごろに暖かになった大陸で卵を産み子育てをするとのことです。
「日本野鳥の会」に投稿される写真は11月から3月、それも12月・1月・2月に撮られたのが多く3月になると大陸に帰ってゆくことがわかります。

    [飛び立つ姿]

おそらくこの冬(と言ってももう春ですが)見る最後の姿だったかもしれません。
日本ですてきな雌鳥との出会いはあったのでしょうか。
大陸に帰った雌鳥は卵を産み、子育てし来年の冬は親子連れで河北潟を訪れてくれると嬉しいですね。
次々と冬鳥が北に帰って行き河北潟周辺は春の鳥たちの世界に変わり始めています。

今日はパンダガモと呼ばれるミコアイサの今冬最後の出会いの写真2枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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いつのまにか春 ヒメオドリコソウと土筆

2018年03月19日 | 写真日記
    [凍える朝のヒメオドリコソウ]

珍しく晴れた河北潟干拓地の夜明け、放射冷却で冷え込み足元の草を霜が包んでいました。
雪どけと同時に金沢周辺は黄砂と花粉が襲来、私の鼻と目はグスグス、グシャグシャでしばらく引きこもりの暮らしが続きました。
久しぶりの河北潟干拓地はいつの間にか春の草花が霜の結晶でキラキラ輝き「春だよ」と教えるようにヒメオドリコソウ(姫踊り子草)が咲きはじめていました。
花言葉は「快活」「陽気」「愛嬌」など、待ちかねた春の訪れを喜び踊り出す乙女のようすを感じられる言葉ですね。

    [春の初めはやはり 土筆の坊や]

「ヒメオドリコソウ」のすぐ近くでかわいい土筆(つくし)の坊やが伸びあがっていました。
試みにネットで花言葉を検索しました。
花言葉は「向上心」「意外」「驚き」「努力」、言われてみればその姿形から連想できるすてきな言葉ですね。

春の訪れを知らせる草花の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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