写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

闇に浮かぶ飲食店街

2005年04月29日 | 写真
今年のJRPかなざわ支部写真展のテーマ部門は「商店街」だが、いまこの国の商業環境は「商店街」という形態を許さないのかもしれない。
庶民の生活を支えて町のいたるところに展開していた八百屋・魚屋・雑貨店・飲食店などを中心とする商店街はもちろん、その地域の一番店・老舗などが軒を連ねた「名店街」もその名残を残す程度にしか存在をしない状況となっている。
金沢市でも北陸一の名店街と言われ、商売を目指すものはその商店街に店を持つことが夢であった「片町商店街」も老舗店舗を探すのが難しいような状況となり、老舗店舗の跡は貸し店舗として全国展開のチェーン店やサラ金なども含めてあやしげな店になっているものも多い。
一方、地域を支える商店街はその主要な部分を幹線道路沿いのコンビニや郊外のスーパーチェーンが受け持つことになり、商店街だったところにはいくつかの店がかろうじて残っている状態でとても「商店街」とはいえなくなっている。
いま地域の商店街を探そうとすれば、大型スーパーの影響を比較的受けにくい人口の少ない郡部・・・
このあたりでは、白山麓の鶴来町から鳥越・吉野谷・白峰などに地域を支える機能を果たして商店街が見られる。
かつて水田ばかりだった金沢市の郊外には写真のような夜景も珍しくはない。
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公開?非公開?

2005年04月25日 | 写真
前回の日記「ロックを撮る」に思いがけず関係者からコメントをいただいた。
そこで大急ぎで「写真館」に制限つきでーコスモアイル羽咋ライブーを公開した。

このサイトで公開されている写真は風景・植物・動物などがほとんどで人間を写したものは少ない。
祭りやイベントなど見られることを前提にしたものなどは少しあるが・・・

私自身は人間が好きで写真にその人の生き生きとした姿を残したいと思っている。だが当然ながら人物を特定できように撮るには声をかけなければならないし、撮った写真も公開するためにはできるだけ本人の了承をもらってからにしたいと思っている。
まあそんなこともあってーコスモアイル羽咋ライブーも制限付きの公開としている。

ということで今回の写真「さくら道」も人間が特定できないものになっている
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ロックを撮る

2005年04月08日 | 写真
ロックorロッカー、氷でも書類棚でもなくて歌い手としてのロックシンガー。

能登半島の入り口に当たる羽咋市で「中越被災地応援ライブ」なるものを見て、聞いてきた。
羽咋市の唄好きのメンバーが集まって企画したものらしい。
フォーク・歌謡曲・ロック・ジャズなどを趣味として楽しんでいる人たちの年に一度の発表会と被災地支援をドッキングさせた企画のようだった。
約二時間半という時間は少しな長く感じたがさまざまなジャンルの音楽を楽しめてなかなか面白い時間を過ごせた。
カメラを持っていたので、係りの人に聞いてみると舞台撮影はOKということだったので写させてもらった。
普段はまったく近づいたことのないジャンル、「ロック」を体一杯で楽しんだ。
歌い手はMASUMIというシンガーだった。会場すべてを占拠するような音と声を浴びていると歌い手の世界に連れ去られていくような気がした。
若者達がロックに惹かれる気持ちが良くわかる気がする。
写真も撮らせていただいたので、そのうち公開するかもしれない。
今回は会場の様子を一枚
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写真展「丘を巡る季節」

2005年04月06日 | 写真
富山県福岡町にある「ミュゼふくおかカメラ館」で開かれている前田真三・前田晃写真展「丘を巡る季節」を見てきました。
平日のためか入館者は私達夫婦とあと数人という静かな会場でゆったりと写真の風景をめぐりました。
会場には北海道美瑛の四季の風景を中心に信州など日本各地の自然を切り撮った170点の美しい風景で埋め尽くされていました。
風景の一部のように小さく写しこまれた働く人たちが作り出している日本の「自然」。
自然と人間の「折り合い」という絶妙のバランスが作り出した美しい風景の一瞬を切り撮るカメラマンの技。
前田真三の世界にたっぷりと浸ってきました。

写真展は5月8日(日)までのようです。
会場「ミュゼふくおかカメラ館」のホームページアドレスは
 http://www.camerakan.com/index.html 
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室内撮影

2005年04月02日 | 写真
グループでボーリングに行ってきた。
「ボーリング」というのは地中に穴を掘っての地質調査や「温泉発掘」ではなく、ボールを転がすスポーツの「ボーリング」です。
ボーリング場に足を踏み入れたのは何十年ぶり・・・、まるで竜宮から帰った浦島太郎のようでした。
あの苦労した得点表の書き込みもコンピューターがしてくれるし、頭上のモニター画面には自分のフォームが映し出されるし、投げる順番なども自動的にモニターで教えてくれる仕組みでした。

珍しい機会なのでカメラを持っていってスナップ撮影をしてきました。
カメラはフィルム一眼レフ「EOSキッス」・フィルムは感度ISO400のコダックネガカラー。
室内照明が明るいとはいえ、シャッター速度は60くらいが最速で投球動作を撮るにはすこしブレそうでした。
結果の写真はこんなものでしたが、室内で動く被写体を撮るには、せめてISO800のフィルムが必要だという教訓を得ました。
肝心のボーリングの成績は・・・? (聞かないで!!)
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