写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

兼六園ー春隣り 明日から2月

2017年01月31日 | 写真日記
    [氷結する兼六園 霞池]

写真は1月28日、寒波のなかの兼六園の朝です。
今冬は暖かい日が多いのですが、それでも金沢の冬は冷え込みます。
今日からまた気温が下がって、わが家の長寿猫「ビー子」は炬燵やストーブの周りからなかなか離れません。
いよいよ明日からは一年中で最も寒いといわれる2月初旬ですがもう数日で節分豆まきの日になります。
すぐそこまで春が来ているような暖かい気分になる季語では「春隣り」と記される季節の到来です。

  叱られて目をつぶる猫春隣  久保田万太郎
  齢積む音閑かなり春隣    中原道夫

今日は2011年に発表したネットアルバムを添付してブログ[写真師の新カメラ日記]を更新です。

デジブック 『兼六園ー春隣りー』


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ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
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河北潟干拓農地の朝

2017年01月30日 | 写真日記
    [干拓農地を潤す用水の朝霧]

昨日に引き続き快晴の河北潟干拓地の朝の写真です。
河北潟湖面の夜明けを楽しんだ後、干拓農地へ移動して朝焼けに川霧が染まる農業用水路に沿って移動していると突然水音と鴨の飛び立つ音。
朝陽が射しこむ中で水鳥が活動を開始したようです。
用水の向こうにはうっすらと北アルプスの峰が姿を現していますが・・・、朝霧に妨げられて「鮮明に見える」ということにはなりませんでした。
それにしても霜がついた両岸の草木の白、朝焼色に染まろうとする薄いピンクの朝霧、そのなかから飛び立つ鴨たち。
雪こそ少ないものの寒い中でしたが嬉しい光景を楽しみました。

    [干拓農地の向こうに加賀の白山]

河北潟を干拓した広大な農地では加賀野菜をはじめ、小麦やソバ、花畑など農家の苦労と探求心が偲ばれる様々な農作物が作られています。
農作物だけでなく牛乳生産のための牛舎や牧場、餌となる草を育てる広い牧草地もあり、石川県では珍しい広々として景観が広がります。
写真は牧草の畑の向こうの牧場を囲む林、その向こうに向うに見える山が「日本百名山」を著した深田久弥が最も愛した彼の故郷加賀の「白山」の峰です。
ここ河北潟干拓地は北アルプスと白山山系の峰々、そし日本海も一望できる贅沢な眺望を楽しむことができる場所です。

今日は昨日に引き続いて夜明けの河北潟干拓農地の夜明け写真2枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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河北潟の夜明け

2017年01月29日 | 写真日記
    [河北潟河畔から見る夜明け]

北陸や金沢では稀な2日続きの晴れた朝、金沢では「儲けもんの朝」が続くという考えられない寒のうちです。
昨日の朝は車だと5分くらいで行ける兼六園の朝を映してきましたが・・・。
今朝は車のフロントガラスの氷を溶かす時間もあったので約30分ほど車を走らせ河北潟の湖畔へ。
湖面の1/3ほど凍った河北潟へ、到着したのは7時前の日の出前でした。
約15分ほど経つと幻想的な日の出が始まりました。
いつもとの違いは湖面が凍ったところと溶けているところがあり、映り込みの具合が違ってサンピラー(太陽柱)がいつもより鮮やかに見えました。

    [水面に雪の峰々が]

湖面の氷の影響でしょうか、風のない静かな水面だったからでしょうか・・・。
いつもは気づかない、白山から北アルプスに連なる山並みが鮮やかに水面に映り込んでいました。

今日はもう就寝の時間なので簡単ですが今朝の夜明け写真二枚をアップしただけでブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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名勝 兼六園の朝

2017年01月28日 | 写真日記
    [霞池の凍結]

金沢でよく使われる言葉「儲けものの天気」、寒のうちの金沢では珍しい青空の広がる夜明け。
6時過ぎてから出かけたので遠くへ行くには時間的に無理なので夜明け写真としては近くながら贅沢な兼六園へ出かけました。
昨日から戻ってきた暖かさで雪は少なくなったものの、放射冷却の影響で霞池は一部凍結したまま、その凍結した部分と溶けた水面に映り込む岸辺の松の樹が印象的でした。

    [雪吊りが映り込む霞池]

夜明けから開園までの早朝は無料入園ができる兼六園。
冬の兼六園と言えば何と言っても「雪吊り」、北陸の重たい雪から枝折れなどを防ぐために枝を縄で吊る「林檎吊り」といわれる素敵な形を創り出す様式です。
霞池に映り込む雪吊りの姿は兼六園の冬の風物詩として良く知られています。
天候や池の具合で同じ霞池に移る風景は様々に変化します。
静かな水面に空の青色が染まり、そこに名木「唐崎の松」の雪吊りが映り込む光景は、先日17日のブログでアップしたものとはまた違う趣を見せていました。

今日は放射冷却で冷え込む兼六園、霞池に映り込む朝景色の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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飛ぶ鳥を撮る 河北潟干拓地の野鳥

2017年01月27日 | 写真日記
冬は比較的に積雪の少ない日本海に接する野鳥の楽園とも呼ばれる河北潟干拓地で鳥たちを撮ることが多くなります。
今日はその中から大型の鳥たちの飛翔する姿を見ていただきます。

    [ホバリングするミサゴ]

和名「ミサゴ」、英名では「オスプレイ」、主に魚を捕食する水辺の食物連鎖の頂点に立つ鷹です。
同じ名前を持ち「未亡人製造機」とも言われる米国製の垂直離着陸輸送機とは違って名だたる漁の名人です。
空中でヘリコプターと同じように静止し水面に姿を見せた獲物目指して一気に降下、鋭い爪で水中から獲物を抜き揚げます。

    [日本の一番大型のアオサギ]

これだけ大きく撮るとハクチョウなのか白いサギなのか判らなくなってしまいますね。
大型のサギ「アオサギ」が前方からこちらに向かって近づくのが見えてカメラを構える間もなく頭上を越えて移動していきました。
見た目はゆったりした動きですが、その動作に惑わされるとシャッターを押すチャンスを逸してしまうほど早い飛行スピードです。

    [降下するコハクチョウ]

冬田に実る二番穂の中で朝食中の先着していたコハクチョウの家族が上空を旋回する後着のコハクチョウを見て声をかけあうなか、おおきな羽音を立てて次々とコハクチョウたちが降下してきました。
写真はそのうちの一羽、さすがにアオサギを一回りも二回りも大きくしたような大型の鳥であるコハクチョウ。
頭上を通過するときの羽音の大きさと迫力には痺れてしまいます。

今日は河北潟で大型の野鳥三種の飛翔する姿にレンズを向けた写真をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。



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金沢浅野川界隈 JRPかなざわ支部撮影会

2017年01月26日 | 写真日記
    [雪のひがし茶屋街]

金沢の最も金沢らしいと言われる浅野川大橋近くに残る茶屋街。加賀藩公認の廓の古い建物と街並みがそのまま残る街、東茶屋街で撮影会。
途中から雪も激しく降りだし、観光方たちもさすがに肩をすぼめ足早に町屋の軒下で雪を避けようと急ぎ足で駆け抜けます。

写真は一年前、所属する写真グループの撮影会に参加して撮った写真です。
先日24日のブログで前半部分を添付しましたが今日はその後半部分を添付しました。
金沢情緒を感じさせる写真の数々をアップしたウエブアルバムをクリックして旧い金沢の街なみを楽しんでください。
    デジブック 『JRP支部撮影会―2』


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日本共産党水曜朝宣伝 金沢市有松交差点

2017年01月25日 | 写真日記
    [235回目を迎えました 水曜朝宣伝]

雪が降ろうが、雨が降ろうが、風が吹いても続けてきた金沢市南部の共産党泉支部とその後援会の人たち。
6年前に始めた毎週の街頭からの宣伝ですが、文字通り雪降る今朝はその235週目を迎えました。
特別な活動ができる訳ではないけれど、これだけは続けようと特別なことがない限り休まずに続けてきました。

    [議員や共産党の役員は参加できない日も]

金沢市有松交差点は金沢市南部から市の中心部に通う通勤や通学の方たちの多くが通り過ぎる要所、かつては北陸道・北国街道として旅人たちが通った旧街道に沿って作られた幹線道、国道の旧八号線の主要交差点した。
この交差点て議員や共産党の役員が参加した時だけでなく、参加できない時も支部の党員がハンドマイクでその時々の政治課題や国際・国内政治の状況や地域の政治問題などを語り、幟旗やポスターなどを持ってのスタンディングで訴え続けています。
今ではおなじみの光景となり、6年前は遠回りに道路の端を通っていた歩行者たちもいまは時には声をかけてくれたりしながら当たり前に行き来し、ご近所の方たちも時には家から出てきて聞いてくれます。

何はともあれ、日本共産党がこの地域にもあり、町会であったり話したりする人たちがこの街に住んでいるということを知ってもらうことはとても大切であり、地域の人たちにも共産党にとってもうれしいことだと思う今朝の水曜宣伝でした。

今日は235回目の水曜宣伝の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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雪の浅野川・東茶屋街

2017年01月24日 | 写真日記
    [冬の金沢 東茶屋街]

冬本番、大寒を迎えようという季節の金沢は南国讃岐生まれの私には興味津々の日々が続きますがなかなか写真を撮りに行けません。
そんなときは「困った時のウエブアルバム頼り」、ちょうど昨年の今日撮った写真をまとめたアルバムがあったのでそれを公開します。
「金沢の金沢らしい街」といわれる浅野川周辺とかつての廓が軒を並べる「ひがし」「主計町(かぞえまち)」、そして伝説の魯山人が愛した料亭「山の尾」周辺を撮った写真をまとめています。

今日は浅野川界隈の茶屋街や神社などの写真をまとめたウエブアルバムをリンクしてのブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。
どうか雪の金沢情緒をおたのしみください。

デジブック 『JRP支部撮影会―1』


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ハクチョウの騒ぐとき 河北潟干拓地

2017年01月23日 | 写真日記
    [来るぞ来るぞ]

冷え込んだ日の午後コハクチョウたちが越冬のために訪れている河北潟の雪解け水でプールのようになった田んぼを訪ねました。
いつになく騒がしい声が聞こえてきます。
飛び立つでもないのに全速力で水面を移動する二羽のハクチョウ。

    [もうすぐ来るぞ]

頭上からの鳴き声をを気にしながらの疾走が続きます。

    [おーい、空けて空けて]

羽音が聞こえると同時に他の餌場から移動してきたコハクチョウたちが着水。
空には順番を待つように旋回するコハクチョウたち、「コオ コオ」と声をかけながら次々と水面に降下してきました。

石川県金沢市から能登半島への入り口にあたる河北潟、おそらく朝は冷え込んで氷漬けのようになったであろう雪解け水を湛えた水田。
さすがに寒い大陸から越冬のために訪れたコハクチョウはこれくらいの寒さは平気どころか故郷の気候を思い出し心が騒ぐのでしょうか・・・。
3月の北帰行のころによく見せる動きを見せてくれました。

今日は河北潟で越冬しているコハクチョウたちの写真3枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

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雪の朝 金沢市寺町界隈

2017年01月22日 | 写真日記
    [願念寺]

雪が降った翌朝、めったにないことですが晴れた夜明けが近づくにつれて雪明りの中で「願念寺」の姿が浮かび上がってきました。
願念寺は松尾芭蕉の弟子である小杉一笑の菩提寺です。
芭蕉は奥の細道の旅の途中で弟子の一笑の死を知って読んだ「塚もうごけ我が泣く声は秋の風」の句碑があり、小杉一笑の辞世の句「心から雪うつくしや西の雲」の句碑もあります。
なお芭蕉は「奥の細道」の旅の途中金沢にも10日ほど滞在していて、金沢には兼六園の「あかあかと日はつれなくも秋の風」を始めいろいろな寺などに句碑があります。
金沢においでの際は江戸の時代がそのまま止まったような時間をあまり知られない寺なども訪れて経験してみてください。

    [雪の犀川大橋]

金沢市の寺町方面から「男川」とよばれる犀川を渡ると片町・香林坊など金沢を代表する繁華街になります。
写真はその川に架かる「犀川大橋」の歩道部分です。
夕方になるとこの橋を渡って帰宅する人たち、片町や香林坊の飲食街で働く女性たちの往来が激しい橋です。
昼間は観光客もたくさん行き来しています。
雪の朝は車が往来していてもその音が雪に吸収され不思議に静かな時間になっていました。

今日は私の生活圏でもある金沢市の寺町界隈の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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