写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

津幡大滝 政府の本音?「想定問答集」

2014年06月30日 | 写真

昨日はリアリズム写真集団の富山支部写真展が最終日というので昼前の豪雨のなかを富山市の会場へ、いつもながらの力のこもった作品の数々を見せてもらいました。
帰路は山間の道をたどり、富山県小矢部市の宮島峡のいくつかの滝を巡り石川県津幡の木窪大滝へと滝めぐりをしながら帰ってきました。午前中の雨の様子から水量が増しているかと思いましたが、意外にいつも通りの落ち着いた滝の姿を見せて呉れていました。
写真は石川県側にある通称「津幡大滝」正式名は「木窪大滝」だそうですが、地元では夏休みの間この滝の下で流しそうめんを営業しているので「流しそうめんの滝」と言った方がわかりやすそうです。

今日は6月の最終日、今朝配達した「しんぶん赤旗」には国民にとって最大の問題となっている日本国憲法の平和条項を根底から覆すという安倍自公政権の集団的自衛権行使に関して作った政府の想定問答集について「歯止めなき武力行使」として政府の本音を1.2.3面、さらに5面には「想定問答集」の問1から問21まで全文を納めています。
さしてそれを読むと安倍総理や公明党幹部の言う「限定的行使」が何の歯止めにもならず、他国での自衛隊による武力行使が際限なく拡大されるようになっています。
いま 国民の反対世論は急速に広がり158市町村議会で意見書・決議、毎日新聞調査では「他国の戦争に巻き込まれる恐れ」が71パーセントと圧倒的な多数を占めています。各地のデモや宣伝には多くの共感が寄せられ広がり、ネットの世界でも「閣議決定反対 官邸前行動」呼びかけツィートがツィッターやフェースブックで爆発的に広がり続けています。



写真日記 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雫、蛙、カワトンボ 集団自衛権へ懸念広がる

2014年06月29日 | 写真

山里の梅雨らしい画像をいくつかアップしましょう。今年は空梅雨に近く梅雨時特有の「ジトジト」感の少ない6月でした。それでも山里の季節は移っていきます。伸びてきた笹の葉先には雫が曇り空の下で光を集め、煌めいています。


白い卵塊から生まれたアオガエルのオタマジャクシの尻尾が取れてササや草の葉に上ってきています。


雲間から明かりが差し込み気温が上がると清流の住人カワトンボが飛び交い夏本番の到来を予告しています。

山里はいよいよ夏本番を迎える季節になってきました。

我が家で購読している新聞2紙ともに安倍政権が強引に推し進めようとしている「集団自衛権」の閣議決定によって平和憲法の土台を崩そうとする動きに強い懸念を見せています。一つは東京新聞系の地方紙「北陸中日新聞」、その第一面には190議会で集団自衛権に対する意見書可決の報道と関連記事で政府の言い分に関する多くの問題点を指摘し、それでも強行を謀る自公の動きに懸念をあらわしています。
もう一紙は「しんぶん赤旗」、志位委員長が千葉県松戸市の演説会で集団的自衛権強行の動きに対して「歴史的暴挙に空前の国民的反撃を」として、たとえ閣議決定を強行したとしても自衛隊を動かすためにはそのための法律を国会で作ることになり、この闘いが息の長いものとなり、その帰趨を決するのは国民の世論と運動だと指摘し「空前の国民的な反撃を」呼び掛けています。



写真日記 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪原と見紛う雲海 医王山からの夜明け

2014年06月28日 | 写真
26日の朝、いつもの通り我が家の美猫「ビー子」に起こされた4時前に窓から少し雲が見えるが明るくなり始めた空を見ると山裾のほうは靄っているようだが上空は星も見えている。
太陽が顔を出す時間につけるかどうかは微妙だが、もしかすると医王山からの雲海が見えるのでは?と撮影機材を入れたリュックを持って大急ぎで出かけました。


到着した夕霧峠からは顔を出した朝陽に薄赤く染められた一面の朝霧、まるで地吹雪の吹きあげている雪原と見紛う雲海が砺波平野を覆っていました。


もう少し早く到着していたら朝焼けのなかの北アルプスの大パノラマも目にすることができたかもしれません。
「雲海」の向こう、朝焼けの中に浮かぶ剣岳、立山、薬師岳、槍ヶ岳、穂高連峰などが見えたと思うとほんの少し残念ですが、それでも十分満足した夜明けでした。



写真日記 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第100回「どいね★原発」金沢駅前行動

2014年06月27日 | 写真

今夜は金沢市で毎週金曜夜に原発ゼロ行動を続けている「どいね★原発」が金沢駅前で100回目の行動を繰り広げ、私も参加してきました。
節目の100回目ということでマスコミの取材も受けながら、いつもの通り宣伝チラシの配布やシールアンケート、幟旗やポスター、ハンドマイクで志賀(能登)原発の廃炉、原発ゼロを市民に伝える活動でした。
写真は新聞社のカメラの前でのシールアンケート活動です。
今夜はもう遅いのでブログの更新は「どいね★原発」の写真公開で終了です。



写真日記 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

落 日  自公両党の憲法に対するクーデター

2014年06月26日 | 写真

日本海に落ちる夕陽は海面に近づくにつれスピードを速め水平線の向こうに消えていきます。
写真は先日金沢市南部丘陵で見た加賀海岸の夕陽です。まるで周りの空気も焼き尽くすかのような「真っ赤な夕景のイメージをフィルムに焼き付けて」というところですが、いまはデジタルカメラですので「真っ赤な夕景のイメージをデーターに残して」というべきでしょうか?

いま日本の国は詐欺のような小選挙区制を柱とする選挙制度の下で国会議席の多数を握る自民党の安倍内閣が国民多数の反対を押し切り、日本国憲法に対するクーデターともいうべき、集団的自衛権の行使を可能とする「解釈改憲」のための閣議決定を強行しようとしています。
さすがに国民の反対の声の強さと広がりに自民党だけでは都合が悪いと公明党を抱き込んでの国民不在の「与党協議」なる密室協議を続けています。
写真の夕陽を見ながら国民の声に背を向ける自公政権の落日を見るような気がしますが、そんな中に国民まで引きづりこまれる訳にはいきません。
今日の「しんぶん赤旗」はそんな動きに対して「命かかわる大問題 閣議決定許されぬ」と警告しています。

今日はいろいろあってこんな時間(22時)になりました。フェースブック、ツィッターなどの[今夜の おやすみ夕景・夜景]も兼ねてのブログの更新です。



写真日記 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏のバラ園 夏の宣伝

2014年06月25日 | 写真
梅雨終盤に向かう晴れ間は太陽の照りつけが厳しく、タチアオイの花も先端近くに近づき、いよいよ夏本番の感が強まってきます。
今朝は太陽が照りつける下で私の住む地域から春の統一地方選挙に新人として立候補する「奥野ひでなり」さんが金沢市南部から中心部に通勤する人たちへの毎週続けている水曜日宣伝でした。
安倍政権の憲法に対するクーデターとも言える「集団自衛権行使」を閣議決定し憲法9条で明確に否定されている武力行使を可能としようとしていることを厳しく理路整然と批判し、国民くらしや平和を大切にし国民とともにある日本共産党への支援を訴えました。

宣伝の後、夏のバラ園で少し花と遊んで来ました

バラらしいあでやかな花


妖しいまでの紫色を見せる薔薇


夏空に黄色い花を伸ばすバラ


さすがに盛りを過ぎた夏のバラ園には人影も少なく、ゆっくりと花々一本一本を楽しめる時間でした。



写真日記 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デジブック 『白山高山植物園お花畑』

2014年06月24日 | 写真
デジブック 『白山高山植物園お花畑』

白山登山の町として知られる白山市白峰地区、白山眺望ポイントとしてもカメラマンたちには良く知られている西山で高山植物の保護育成をしている「白山高山植物園」の公開というオープンガーデンが開催されたので行ってきました。その時の花たちをスライドショーとして公開です。
リンクしているアルバムをクリックしてお楽しみください。




写真日記 ブログランキングへ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

綿が滝の記念撮影 憲法守れ!若者から首相へ

2014年06月24日 | 写真

久しぶりに白山麓へ出かけました。主要な目的は初夏の白山を彩る高山植物を試験栽培している「白山高山植物園」のオープンガーデンでの撮影でした。駐車場からものの10分も歩けばお花畑に到着という私にとっては願ってもない催しで、西山の斜面にはニッコウキスゲをはじめ数々の高山植物が華麗に、可憐に花を咲かせて迎えてくれました。
オープンガーデンの花たちについては現在現像中なのでまた改めて公開予定ですが、帰路に立ち寄った手取峡谷の「綿が滝」で若者たちのほほえましい記念撮影を見かけたのでスナップ撮影です。

若者たちと言えば、今日のしんぶん赤旗には22日東京都内で「戦争いやだ」「憲法守れ」の[若者憲法デモ][若者憲法集会]を開いた実行委員会から首相への手紙1067通を携えての「集団自衛権行使容認反対」の政府要請が行われた様子が報道されています。
綿が滝で記念撮影の綿者たちも含めて若者たちの頭上を「戦争」という厚い雲が再び覆うことのないよう願う「沖縄慰霊の日」でした。




写真日記 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜明けの槍ヶ岳 沖縄慰霊の日

2014年06月23日 | 写真

私は時々猛烈に槍ヶ岳の天空を突き上げる偉容が見たくなる時があります。
そんなときは金沢市と富山県との県境の山、約1000メートル近くの高さを持つ医王山から砺波平野の向こうに広がる北アルプスの右のほうにある槍ヶ岳を眺める。
または日本海海岸線、とくに内灘町から河北潟の向こうに広がる立山や槍ヶ岳の峰を眺めに車で行くことになります。
どちらも40~50分ほど走れば行きつけるのですが、何しろ梅雨時ともなれば余程の幸運でもなければ昼間に北アルプスの山並みを遠望できる日は無く、好天の日の夜明けを狙うことになります。
ただ夜明けが4時半ごろなので自宅を出るのが午前3時半ごろになり、より条件のいいことを考えると医王山に向かうことになりますがなかなか目が覚めません。ということで今朝も自分が撮った写真での立山遠望ということになりました。
写真は一昨年2012年6月24日撮影のものです。時間は4時34分、北アルプスは薄い雲の中から現れ朝焼けの中に槍ヶ岳の穂先が屹立していました。
この後夜明けとともに霧が出てやがて山脈は視界から消えていきましたが、うれしい時間を過ごしたことを今も記憶しています。

今朝は「しんぶん赤旗」の早朝地域配達でした、今日は沖縄慰霊の日ですがNHKニュースは沖縄の「お」の字もなく、トップニュースは自民公明の「集団安全保障容認」問題について早く閣議決定をしろといわんばかりの報道になっています。
誰が見ても憲法違反の「戦争参加」という根本問題を置き去りにした報道に大きな疑問を持つと同時に天皇制国家保持のためにいたずらに戦いを長引かせ、20万人ともいわれる沖縄県民の犠牲という惨禍を二度と繰り返さないという、「沖縄の慰霊の日」に自民党を中心に憲法に対するクーデターともいえる企てが謀られていることに大きな怒りを感じます。



写真日記 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金沢市 「どいね★原発」100回記念パレード

2014年06月22日 | 写真
このところ続いている原発ゼロ関連ですが、今夜はその100回記念パレードがありました。官邸前の空前の盛り上がりを見せる原発ゼロ行動に呼応して、2年前の2012年7月6日金曜日に有志からのネットによる呼びかけで始まった金沢市における「どいね★原発」は初日から豪雨に見舞われその後も毎週金曜日の夜に雨や風や雪、記録的な寒波の中でも続けられ二年後の今日100回目を迎えました。
2011年11月からは北陸電力石川支店前から金沢駅前に舞台を移し、行動スタイルもそれまでの北陸電力や原発推進勢力への抗議を中心だったものを市民への話しかけ、「原発」について考えてもらおうというスタイルに変わっていきました。
現在はマイクでの語り掛け、幟旗やポスターでの宣伝、シールアンケートなどが主なものとなり、金沢駅前でシールアンケートに応えてくれた人数は4000人程となりそのうちの約8割は「原発要らない」の意思表示でした。約4000人という人に応えてもらうためにはその数倍の人たちへの呼びかけがあります。
そのことを考えると3倍としても(実際はもっと多いと思いますが)1万人をはるかに超える市民への呼びかけがなされたということで、これだけでも「どいね★げんぱつ」が大変な仕事をしてきたということだと思います。

まずは今日の出発して間もなくのパレードの様子です。


今日のパレードには富山県で「原発ゼロ」「志賀(能登)原発廃炉」の活動を続ける「いらんちゃ原発」も参加、「どいね★原発」の幟旗と一緒にパレードに参加しました。


来週は101回目の行動です。



写真日記 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする