写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

河北潟の野鳥 大型のダイサギと小さなチョウゲンボウ

2016年10月31日 | 写真日記
昨日に引き続き河北潟から野鳥の便りです。

    [ダイサギの移動]

日本の野鳥としてはアオサギと並んで一番大きな鳥として野鳥ファンに良く知られている白く美しい鷺の仲間の「ダイサギ」が遠くからこちらに向かって集団で移動してきました。
遠くの空で白い大きな鳥がゆったりとした羽ばたきで飛んでいるのを見たときは、てっきり越冬のために飛来したコハクチョウたちかと思いましたがダイサギの大集団でした。
一羽や二羽のところはよく見るのですがこれだけの数が集団で移動するのをみるのはとても珍しいことでした。

    [小型の鷹 チョウゲンボウ]

河北潟干拓地には野鼠などの小動物から昆虫、さらにスズメなどの小鳥から各種の鴨などまで多様な生き物がたくさん棲息しています。
それらの生き物を餌とする猛禽類がこの能登半島の付け根、金沢市と接する河北潟で一年中活動しているものやオジロワシ、ケアシノスリなど冬鳥として飛来してくるものなどもいて猛禽類の楽園として全国的にも知られています。
昨日見た小型の鷹、その愛くるしい姿でフアンも多い「チョウゲンボウ」は電柱に止まりテリトリーを見張っていましたが突然飛び出しました。


獲物を見つけるとそこから飛び出し一直線に急降下するときもありますが、昨日は獲物の動向を見定めるようにホバリングを繰り返していました。
私もその愛くるしい容姿に魅せられている一人です。

今日は昨日に引き続き河北潟の野鳥の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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冬のお客様 北の国からケアシノスリ

2016年10月30日 | 写真日記
    [獲物を狙う ケアシノスリ]

そろそろ北の国からハクチョウをはじめとする冬鳥が飛来するころだと全国でも良く知られる冬鳥の楽園、金沢市から能登半島への入り口にある河北潟へ行ってきました。
河北潟で越冬する冬鳥の代表的な存在であるコハクチョウはもう到来し始めているとの確かな噂もあるのですが、今日は見つけることができませんでした。
そのかわり、というよりも冬に訪れる猛禽としては代表的な冬鳥。とても美しい白い姿の「ケアシノスリ」が干拓農地で狩りのためのホバリングを繰り返す様子を見ることができました。
今冬も美しい姿を見ることができました。

    [木の枝でひとやすみ]

干拓農地での狩りに疲れた体を木の枝でしばらく休めながらも、その鋭い眼は農地に潜む獲物を見つけ出そうと見張り続けます。
私の主要な撮影フィールドは間もなく来るであろう雪の季節を迎えて山里から海辺に近い河北潟干拓地周辺に徐々に変わっていきます。

今日は10月最後の日曜日、戸外で過ごす最後の日曜日になるかもしれないこの日の金沢はハロウィンに関係するものも含めて「催し物」がいっぱいでとてもにぎわっていたようです。

久しぶりに会えた北の国からのお客様「ケアシノスリ」の写真をアップしてのブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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白山展望の山 西山の池で見るイモリとスイレン

2016年10月29日 | 写真日記
    [アカハライモリ]

思わぬところで思いがけないものを見ることがあります。
晩秋の白山を望む高地、すでに気温は下がりいつ雪を見ても不思議ではない白峰地区の西山の小さな池でサンショウウオに似た小さな生き物を見ました。
「こんなところに・・・」とびっくりして澄んだ水の中で戯れるように動いている姿をよく見ると「アカハライモリ」、一般的に「イモリ」と呼ばれている水生生物です。
平地ならば特別に不思議な光景ではないのですが・・・、高地にある池なのでサンショウウオでなくてイモリだったことにびっくりしました。
まもなくこの池は氷が張り雪が降る季節です。

    [睡蓮の仲間 ひつじ草]

アカハライモリが遊んでいる小さな池に、そのイモリたちの姿を守るようにヒツジ草の葉が集まりその中で白い小さな花が咲いています。
平地ならば花期は11月までと聞いてはいますが、間もなく雪や氷の季節になるといういま美しい花を見せてくれていることに感銘を受けます。

    [金沢市 家庭ごみ収集有料化の説明会]
今夜は私の住む町内で「家庭ごみ有料化制度について」という金沢市の説明会が行われました。
税金の二重取りともいわれるごみ収集の有料化については金沢市議会でも議論中のものですが、さも決定しているかのようなDVD映像が流され説明会が始まりました。
私は「金沢市は有料化ありき、ではなくごみの総量をどう減量するのかということに工夫しその方法を市民に提案すべきで、有料化などはとんでもないという発言をしてきました。
説明会に参加した方たちの中で積極的に有料化に賛成する方は皆無でした。

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晩秋の白山山麓 「綿ヶ滝」と畑の冬支度

2016年10月28日 | 写真日記
    [白山山麓の秋 綿ヶ滝]

かつて白山山麓の白峰、河内、吉野谷、鳥越、鶴来はそれぞれの地域が特色ある豊かな文化性を持ち自然とともに生きてきた人たちの暮らしが今に残る地域です。
先日この白山山麓に紅葉と秋の終わりが近づく景色を撮影しようとカメラを持って訪ねました。
まずは、手取川第一の滝である「綿ヶ滝」。
白山を源とする急流が深く抉ってできた手取り峡谷の32メートルという落差を一気に落ちる水しぶきがあたかも綿をちぎって投げおろすように見えるところから「綿ヶ滝」と呼ばれているとのことです。
瀑布の向こうと手前にある樹の紅葉がすてきな効果を上げる「綿ヶ滝」の秋の姿でした。

    [畑は冬支度]

棉ヶ滝の近くの畑では農婦が秋の畑に最後まで残っていた「八つ頭(里芋)」を堀り上げて冬支度です。
このあたりでは11月に入るといつ雪が来ても不思議がない里ですから、田や畑などの農地の作物は10月のうちにすべて収穫してしまいます。
おいしい八つ頭を茎の部分である「ズイキ」とともに収穫し、冬を迎えるおいしい保存食として蓄えておくそうです。

日本農業を根っこから壊してしまおうというTPP条約の強行批准を狙う安倍内閣の政治家たちにこの農婦の姿を見てもらいたいものです。

今日は白山山麓の秋の光景写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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白山 ブナ原生林の紅葉はそろそろ終わり?

2016年10月27日 | 写真日記
    [別当出会い、白山砂防新道登り口の紅葉]

石川・福井・岐阜の三県に裾野を広げ美しい姿を見せる「白山」。
頂上を目指す人たちの多くが歩き始める登山道入り口、石川県白山市白峰の別当出会い。
最も多くの人たちがここから「砂防新道」や「観光新道」を使って白山の頂上を目指します。
今日はたまたま時間が取れたので紅葉も盛りだろうと、お弁当とカメラを持ってこの登り口まで行ってきました。
紅葉は別当出会いのすぐ近くまで降りてきていて、その上のブナの原生林はもう裸木の林になっていました。
今日は平日でしたが、駐車場には多くの登山客の乗ってきた県外ナンバーの車が停まっていました。
おにぎりに、卵焼き、炒めたウインナーソーセージ、そしてミカン。自分で詰め合わせてきたお弁当を食べながら、近くのブナ原生林の紅葉から裸木の林、そして白山の頂上の眺めを楽しんできました。

    [市ノ瀬からの紅葉と白山]

白山市白峰の町から登山客が向かう「市ノ瀬ビジターセンター」。
登山シーズンには自家用車はここまで、ここから登山口の「別当出会」へはシャトルバス利用になります。
写真はこの市ノ瀬近くから見た麓の紅葉と白山連峰の峰々です。
もう半月も経てばこのあたりも雪の季節に入ります。



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河北潟湖畔から見る 星空と北アの山並み

2016年10月26日 | 写真日記
    [未明の河北潟湖畔に立つ]

空にまだ星も月も残る金沢市の隣り町、内灘町の日本海への放水路近くの河北潟湖畔に立ちました。
まだ向こう岸には民家や道路の街灯などの灯りが点々と続き、その向こうの朝焼けのなかに北アルプスの山並みが小さいけれどもくっきりとしたシルエットになって見えています。
湖面は風があり少し波立っていました。

    [内灘の街並みと星空]

湖畔から内灘の町の上空を見ると星空が広がっていました。
砂丘に遮られてここからは見えませんが家々の向こうには日本海が広がっています。
かつてこの砂丘地に米軍試射場が作られ、浜の母親たちを中心に県内はもとより全国から支援の人たちに支えられた日本で最初の米軍基地反対闘争が繰り広げられ1953年から試射が始まりましたが、4年後の1957年に激しい基地反対闘争の中で米軍が撤収せざるを得なかったという暮らしと平和のための闘いが繰り広げられた町です。

今日はかつての「内灘闘争」の町で撮影した夜明け写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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金沢市 犀川河口から見る白山と剣・立山

2016年10月25日 | 写真日記
    [朝焼けの犀川河口]

目が覚めてみると未明の空は星が煌めき、月も頭上で輝いている。
少し迷ったのだが、これほどの好条件の朝は珍しいので河北潟の湖面に映り込む朝焼けを狙って金沢市の隣町で河北潟に接する内灘町へ車を走らせました。
素敵な朝焼けになりそうでしたが少し風があり湖面が波立っていたので星空写真を数枚撮ったあと車で10分ほどの金沢市の犀川河口へ向かいました。
写真は河口に架かる橋から見た見事な朝焼けの様子です。よく見るとテレビ塔の間に剣岳と立山の稜線がくっきりと見えています。

    [金石漁港の向こうの白山連峰]

犀川が日本海に接する金沢市民にはとてもなじみ深い金石(かないわ)漁港、かつてはこの港から上がったイワシやサバなど多くの魚が漁師の奥さんたちによって町の人々のお宅の玄関先まで届けられていました。
そのまだ暗い漁港の向こうの朝焼けの始まった空を背景に白山連峰がくっきりとシルエットを見せていました。

今日は犀川河口からの二枚の写真をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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兼六園 紅葉本番はもう少し先に

2016年10月24日 | 写真日記
    [兼六園曲水はもうすぐ桜紅葉]

今朝は「しんぶん赤旗」の地域配達終了後に早朝入園無料の兼六園に行き、まず桜の紅葉を見に曲水へ。
この曲水は春になれば流れに沿うように花をつける桜並木をたくさんの人たちが行き交う兼六園でも桜スポットの一つです。
でも私は秋の紅葉した桜の落ち葉が曲水と岸辺を秋色に染める様子も好きで、すぐ近くにある兼六園内屈指の紅葉の名所である「山崎山」と併せて秋の撮影スポットにしています。
今年は台風18号の大風にたくさんの桜葉が落とされてしまったので少し寂しいかもしれませんが・・・、桜紅葉はもうすぐです。

    [園庭の秋落ち葉]

兼六園には名だたる名木が至る所に枝を広げ、園庭の苔むす広場に落ち葉を撒いています。
もう少し経つとこの園庭が色づいた鮮やかなモミジの落ち葉に彩られるのですが・・・、その前の落ち葉もなかなかの被写体になっています。

昨夜は参院選後初の国政選挙である東京と熊本の衆院補選の結果が出ましたが、残念ながらどちらも自民党候補が当選という結果に。
国民と野党の十分な共同の体制、政策をを作り上げないままでは強大な自民党に勝つことは難しいと感じています。
野党陣営、とくに中心になるべき「民進党」には安倍内閣の暴走を止めるためにも十分な自己検討をお願いしたいところです。

今日は金沢市の兼六園の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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思わぬ対面 金沢市犀川のカワガラス

2016年10月23日 | 写真日記
    [思わところでカワガラス]

金沢市民が散歩を楽しむ朝の犀川、もうそろそろ冬鳥も姿を見せるころと川面を眺めていると岸辺に近い急流のところに小さな黒い鳥が何度も岩から水面へと飛び込んでいるのが見えました。
「清流の忍者」あるいは「渓流の忍者」と呼ばれる水生昆虫や小魚を捕る『カワガラス』です。
イメージとしてはもう少し上流域の渓流や谷川に生息するという思いがあったので住宅が立ち並ぶ桜橋近くでの対面だったので吃驚しました。
何度見ても丘陵部の渓流で見たことのあるカワガラス、それもこんなに近くから見ることができるとは。
朝の食事時間だったのでしょうか、何度も何度も水に潜っていました。

   [カワガラス 珍しいところで一休み]

お腹が膨れたのでしょう、川から上がって一休みのカワガラスです。
渓流などで見かけるカワガラスは川面の岩か岸辺の木の枝などで一休みをしているのですが・・・、さすがに犀川住宅域で暮らしているからでしょうか何か看板の支柱で一休みした後また河原の方へ特徴のある一直線の飛び方で移動していきました。

まさに金沢市街中心部でのカワガラスとの対面は犀川の流れが「清流」であることを自然が証明してくれたようでうれしい朝でした。

犀川河原で見つけた清流の忍者「カワガラス」の写真を二枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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故郷香川も震度4 10月のバラ 

2016年10月22日 | 写真日記
    [震度6弱 鳥取地震]
激しい揺れに襲われた鳥取県とその周辺の方々にお見舞い申し上げます。
私の住む石川県ては9年前の春に震度6強の能登半島大地震に見舞われ、全国各地からの支援を受けながら被災者の方たちは復興に取り組みました。
まだまだ余震の続く鳥取県と隣県での被害が広がらないことを願います。
鳥取とともに揺れの激しかった岡山県と瀬戸内海を挟む香川県は私の故郷ですが、瀬戸内海を隔てていても震度4の揺れがあったそうです。
これほどの地震国日本で政府は40年を超える古い原発の再稼働まで画策しているとは・・・、福島原発事故の教訓というものがこの国の財界と政府は考えることもないのでしょうか・・・。

    [カラフルな秋のバラ]

我が家の洗濯機が故障したのでコインランドリーでたまった洗濯物を洗いに出かけた昨日、待ち時間を使って秋バラが盛りだという近くのバラ園へ行ってきました。
バラ園には平日ではありましたが好天に誘われた家族連れや写真愛好家が美しく咲くバラを楽しんでいました。
写真のバラはそのカラフルさで目を引いていた一輪にむけてシャッターを押した一枚です。

    [黄葉の公園の樹に負けじと背伸のバラ三輪]

バラ園と接して日頃は犬の散歩や子ども連れで楽しめる芝のひろばがあり、そこに大きな木々があります。
いまはその木々の黄葉が始まりバラ園にもその葉が時々降ってきています。
写真を撮るものとしては秋バラの「秋」を表現する大切な落葉樹です。

今日は秋のバラ園でシャッターを押した二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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