写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

犀鶴林道に見る秋

2019年10月31日 | 写真日記
   [枯れ葉の中で]

連れ合いとの日課の散歩を兼ねて晩秋を迎えようとする金沢市南部の犀川上流から白山市鶴来町へと通じる尾根沿いの林道で紅葉狩りのドライブ。
峠の展望スポットで休憩しようとしたら足元の枯れ葉の中で飛び跳ねるものが、レンズを向けるとバッタがこちらを睨んでいました。

    [ススキと紅葉]
展望スポットのススキの間から見る谷の向こうには紅葉する山肌がひろがっていました。

    [三国山の紅葉]

金沢市南部の山は深く、杉の美林や広葉樹がひろがりクマやオオタカをはじめとして多様な動物たちが暮らしています。
いま美しく紅葉している山ですが間もなく迎える長い冬を予感しているように動物たちの活動が活発になっているようでクマの糞などもこんもりと路上に盛り上がっていました。

今日の犀川鶴来林道で撮った写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手取り湖の秋

2019年10月29日 | 写真日記
    [秋の手取り湖]

北陸の人造湖としては福井県の九頭竜湖に次ぐ広さの手取り湖。
白山を源流として日本海にそそぐ石川県第一の手取川上流に1980年に完成した国内最大級のロックフィルダムの「手取川ダム」がつくりだした人造湖です。

    [ブナなどの紅葉林が湖面に]
カメラ位置は手取り湖の中程ですが、広いダム湖なのでここがどこになるのかは定かではありませんが残雪の春も見事ですが、秋の紅葉時期も私の大好きな景色です。

    [ダム開発の光と影]

手取川ダムは建設に伴い、尾口村・白峰村の330戸・322世帯が水没するという事もあって強固な反対運動を飴と鞭で抑え込んでの建設でした。
その飴の一つにダム湖観光で経済効果というものがありました。
ダム湖の中ほどの景勝地に造成した土地に地元の方達による民宿やレストランが出来ました。
小高い展望台や土産物などを売るスペースもあって当初はダム湖観光の方達も来たようですが現在はこの写真の通り廃墟と化しています。
手取り川ダムで取水した水が石川県各自治体に強制的に割り当てられ、私の住む金沢市でも自前で十分賄える現地の水は捨てられ不要で高価な手取り川ダムの水を使わされ、毎月の高い水道料金として跳ね返っています。
美しい風景が撮影できることは嬉しいのですが・・・、複雑な気持ちでシャッターを押しています。

石川県の豪雪の地、旧白峰村の手取り湖で一昨年撮った秋写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブナ原生林の圧倒的な紅葉 

2019年10月27日 | 写真日記
    [白山ブナ原生林の紅葉]

今年の石川県での紅葉は全体的に「もうひとつ」という感じのところが多いのであまり期待していなかったのですが・・・。
ブナの林に囲まれたとがの木台駐車場辺りに着くと全山を染める圧倒的なブナの紅葉に思わず息をのみました。

    [白山が雲の中から]

山岳道路を切り開くために崩された斜面と谷向かいのブナ林の向こうに白山の峰が雲の影から少し姿を見せました。

    [全山紅葉]

深い山から流れ落ちる渓流を包み込むような秋色の山。
所々にある常緑樹の緑がアクセントになって全山の紅葉ぶりが引き立ちます。
天候も曇りだったのですが「白山ホワイトロード」の予想以上の秋景色に感動しながらの連れ合いとの紅葉狩りでした。

石川県と岐阜県を結ぶ山岳道路「白山ホワイトロード」ブナ原生林の紅葉写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

虹と滝と紅葉と

2019年10月25日 | 写真日記
    [岩底の滝]

紅葉が見ごろということで天候がよくなった先日、少し遠出になるが連れ合いとの日課の散歩という事でドライブがてらの紅葉狩りを兼ねて石川県から岐阜の白川郷に抜ける山岳道路「ホワイトロード」に出かけました。
石川県側の料金所を過ぎると蛇谷の峡谷が色づきその紅葉の中から谷底に落ち込む滝にうっすらと虹がかかっていました。

    [滝に架かる虹]

虹の見えるあたりを望遠レンズでアップして見ると滝の飛沫に日光が当たって美しく色づいていました。
私がまだ小学生のころ故郷の香川県にあった「虹の滝(こうのたき)」の滝つぼで冷たさに震えながら泳いで遊んだことを思い出しました。

    [蛇谷の山の紅葉]

岩底の滝の上流の奥の山は見事に紅葉、滝も見事でしたがこれから向かう先の紅葉に期待が膨らみました。

石川県と岐阜県を結ぶ山岳道路「ホワイトロード」から見た滝の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ようこそマガン御一行

2019年10月23日 | 写真日記
    [マガンの飛来]

広い河北潟を車で移動していると遠くの空で大型の野鳥の群れ。
さっそく望遠レンズで撮影して確認するとマガンが飛来してきたようです。
いよいよ冬鳥が渡って来始めたようで、河北潟もにぎやかになってきます。
ただ河北潟干拓農地は農家の方達が田や畑で冬支度の最中なので落ち着かず、野鳥たちは少し居心地が悪そうです。
ハクチョウなどの冬鳥が落ち着くのはもう少し先かもしれませんね。

    [ノスリの飛び立ち]

大型の鷹の仲間「ノスリ」が木の枝で羽を休めていたのでレンズを向けたらすぐに飛び立ちました。
猛禽類はとても用心深いので車の中からカメラを向けるのですがそれでもこちらを察知して、なかなか写真を撮らせてもらえません。

    [チョウゲンボウも遠ざかります]
河北潟でよく見かける小型の鷹「チョウゲンボウ」が電線に留まってテリトリーを見張っていました。
テリトリーの中にほかのチョウゲンボウが飛来してきたのを見て慌てて追い出しにかかりました。

能登半島にコハクチョウ飛来とのニュースに私の冬の主要な撮影フィールド「河北潟」に冬鳥も来ているのではないかとカメラ散歩、野鳥三種の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

未明の空から贈り物

2019年10月21日 | 写真日記
    [月暈(つきがさ・げつうん)]

今朝は「しんぶん赤旗」の地域配達担当ということで、いつものように我が家の長寿猫のビー子に起こされ午前3時半ごろに家をでてご近所の家の合間の狭い路地の上を見るとなんだかぼんやりとした月が出ていました。
責任を持つ地域の読者宅に日刊赤旗を配達しながら空が開けた場所で月の写真を撮ろうと空を見ると月の周りに大きな輪が見えます。
車に積んでいたカメラの標準レンズでは入りきらないような大きさで円形に広がったものに向かってシャッターを切りました。

    [私の記憶にない月でした]

慌てて広角レンズにして地上からの距離も分かるように撮った写真です。
これまでも月の周りをかたどったような翌日の雨を予感させるような傘を被った月を見ることはありましたが・・・。
まさかこれほどのスケールのものをこの目で見るとは思ってもいなかったので少し興奮してシャッターを切っていました。
この現象は「大気中に浮遊する氷晶によって月の光が反射または屈折して生じる光の環。半径約二二度、環は通常、外側の方が明るい。白色に見えるが光のつよい場合は、内側が赤みがかって見え、外側はうすい黄色に見える」(精選版日本国語大辞典)という事だそうです。

    [下弦の月]

最初に我が家の前の狭い空に浮かんでいた下弦の月です。
まさかこのまわりに上の二枚の写真のような月の暈が広がっていたとは。
まだ世間が寝静まっているときにしていた「しんぶん赤旗」配達のご褒美をいただいたのだと喜んだ朝でした。

今日の未明の空に私も初めて見る大きな「月暈(つきがさ・げつうん)」という珍しい現象が、未明の月の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白山登山口「別当出会い」の秋

2019年10月19日 | 写真日記
    [紅葉・青空・雲]

「日本百名山」を著した深田久弥が最も愛した山といわれる石川・福井・岐阜三県にまたがる「白山」の代表的な登山口である「別当出会い」。
連れ合いとの日課の散歩の場にと少し遠くになりましたがドライブがてら行ってきました。
石川県はもちろん愛知・京都・福井・奈良などの県外車も並んだ山頂近くの駐車場から見える白山山系の眺めを楽しみながらの散歩となりました。

    [秋色の峰と雲]

例年に比べて紅葉はもう一つの色づきのようでしたが雲のようすが面白くていつまでも峰と空にカメラを向けていました。

    [資材輸送のヘリも]

空に爆音がとどろくと峰の影から砂防ダム工事用の資材を運ぶヘリコプターが現れ駐車場近くの現場に資材を降ろしてゆきました。
連れ合いはそのヘリコプターの力強い仕事ぶりをいつまでも眺めていました。

手取川最上流、白山登山口の秋を見ようと出かけた別当出会いで見た秋の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第421回 金沢市有松交差点水曜朝の共産党宣伝

2019年10月17日 | 写真日記
    [台風19号被災者支援を]

金沢市南部の日本共産党地域支部である「泉支部」が毎週水曜日の朝に宣伝行動を始めたのが2007年の年末。
それからもう12年近く続く宣伝、内容はその時々の内政や外交・平和などの政治課題から地域の催し物のお知らせまで多岐にわたっています。
421回目を迎えた昨日の朝は台風19号の被災者支援と復興のための政府の対策強化を訴えました。

    [通勤通学路の要所]

金沢市有松交差点は金沢市南部の住宅街から金沢市の中心部にむかう旧8号線の交通の要所でたくさんの通勤や通学の方達が通り過ぎていきます。
ご近所の方達ともあいさつしながらの宣伝行動が続いています。
宣伝行動には地方議員の方達が参加されることもありますが、共産党の議員や幹部が参加されない時も多いのですが地域支部のメンバーが弁士としての宣伝が続いています。

    [いつのまにかシュウメイギクの季節に]

宣伝行動からの帰り道、ご近所さんの庭で咲くシュウメイギクを見つけました。
季節はいつの間にかこのすてきな花が咲く秋本番となっているのですね。
秋明菊(シュウメイギク)は「貴船菊」とも呼ばれ、花言葉は「忍耐」だとのことです。

国道旧8号線の金沢市有松交差点における日本共産党地域支部の水曜朝宣伝などの写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金沢に紅葉シーズン到来

2019年10月15日 | 写真日記
    [台風19号]
12日から13日にかけて日本列島を駆け抜けた台風19号による被害をテレビやネットの画面から暮らしにかかわるものも含めて被災状況の大きさと深刻さが次第に明らかになってきました。
直接の影響がなかった金沢に住む私も福島での除染廃棄物流出も含め、これまでの台風によるものとは次元の違う被災の状況におののいています。

    [金沢市内の紅葉が]

金沢市中心部、観光客も行き交う香林坊・金沢城・兼六園・21世紀美術館近くのアメリカ楓並木の紅葉が始まりました。
毎年金沢市内で一番早く秋本番を知らせてくれる並木です。

    [落ち葉を踏みながら]

観光の方達も路上に落ちる紅葉に目を落としながら横断歩道を渡っています。

    [台風の去った空に]

日本列島に様々な傷を刻んだ台風19号の影響で続いていた曇り空に少し青空が戻ってきました。
その青い空にアメリカ楓の色づいた葉が映えていました。

金沢市内で一番早く紅葉する広坂のアメリカ楓並木の縦位置で写した写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山裾の湿地で餌を食むニホンカモシカ

2019年10月13日 | 写真日記
    [ミゾソバを食む]

山裾の湿地に見事に群れ咲くミゾソバの花。
群生するミゾソバの中で夢中でピンクの花を口にするニホンカモシカと出会いました。

    [ピンクの花の中で]

台風19号が日本に近づいていた11日、少し時間が出来たので山の荒れる前にカメラを持って私の主要な撮影スポットの一つである金沢市南部の丘陵地域に出かけました。
林道を下っていると目の下のピンク色のミゾソバの群生して咲く花の中にニホンカモシカがいるのを見つけました。
ミゾソバが大好物なのか私が近づくのも気にかけない様子です。

    [灌木の黒い実に]

やがてミゾソバに飽きたのか少し場所を移して灌木の枝に実った小さな黒い実を食べ始めました。
やがて来る長い冬に備えて野生の動物たちはいま体力をつけるために食べることに夢中です。
あまり邪魔にならないようにカモシカ君とはここでお別れしました。

日本各地、特に中部・関東・東北にかけて大きな爪痕を残した台風19号が駆け抜けました、今日は金沢市南部丘陵で見たニホンカモシカの写真を三枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする