写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

宮島峡滝巡り 壱の滝

2023年06月29日 | 写真日記
    [ちいさなナイヤガラ]
すてきな滝の続く富山県小矢部市宮島峡。
能登一番の宝達山を源流とする「子撫川(こなでがわ)」というかわいらしい名前の小矢部川支流の中流域に連なる美しい峡谷です。
川をさかのぼると最初に目にするのが壱の滝、地元では「ちいさなナイヤガラ」と呼ばれている美しい滝です。

    [おうけつ群]
川幅いっぱいに広がる滝の川床には大小の多くの甌穴が滝つぼとなり清流がそれぞれの滝つぼで渦巻きながら流れていきます。
宮島峡壱の滝とおうけつ群は富山県指定天然記念物に指定されているそうです。
たしかに一の滝の甌穴群の多様さとスケールの大きさは石川県ではあまり見かけないものです。

    [壱の滝全景]

壱の滝を峡谷上部から見下ろした全景です。
下流の川床から見ると「子撫川」の名前から来る優しさを感じる滝ですが、峡谷の上から見ると別な滝のようなスケールと躍動を感じました。
まだ上流にある弐の滝、参の滝との対面が楽しみになりました。

小矢部市宮島峡の滝巡り、壱の滝の写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小矢部市宮島峡 滝巡り

2023年06月26日 | 写真日記
   「鼓滝」

滝の音が鼓の音に聞こえるということから名づけられた「鼓滝」。
石川と富山の県境にある小矢部市の宮島峡で最初に合えるのがこの鼓滝です。

    [滝の内側に弁財天]


この滝はシャワーのように落ちる水の膜の内側を見ることが出来ます。
そこには美しい「弁財天」、弁天様が御簾のような水脈の間から谷間の風景を見守る如くに佇んでいました。

    [御簾のように落ちる水]

鼓滝の内側です。
鼓の音と呼ばれる滝の音と奥の方にちらりと見える弁財天の姿。
なんともすてきな滝を堪能しました。

梅雨の晴れ間に富山県小矢部市宮島峡の滝巡り、鼓滝の写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒバリという野鳥の姿

2023年06月22日 | 写真日記
    [着地後も囀る]

 着地後も囀る雲雀胸張つて 都筑智子
ネットで見つけた雲雀を季語とする都筑智子いう方の句のひとつです。
私の子どものころ春から夏にかけて甲高い声を上げながら空を飛び続け、追いかけていくとやがて向こうの畑に降りるのですが息せきかけて近くまで走って行っても忽然とその場から姿も声も消していたヒバリを思い出します。
そんなこともあってヒバリという野鳥を見るととても懐かしい幼馴染と会ったように感じます。

    [一生背負う土の色]

  地雲雀の一生背負う土の色 土井孝
こちらもネットで探したヒバリを季語とした俳句です。
畑の土の上にいるヒバリは見事な保護色で人の目をくらまします。
この句と出会ったとき、なんだか自分自身が周りの色に合わせた生き方をしているのではないかと問われているような気がしました。

    [草むらの留守に]

  草むらの留守に風置雲雀哉 千代女
加賀の千代女にもヒバリを季語とする句がありました。
空の高いところで鳴くヒバリは目にすることもありますが、その姿を近くで見る機会は意外と少ない野鳥です。
千代女の句にもある通り地上にいるときは草むらに静かに隠れていてほとんど姿を見せない野鳥ですが、ご覧の通り冠羽をもつ精悍な姿をしています。

荒れ畑で見つけたヒバリの写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イトトンボ

2023年06月19日 | 写真日記
今日は月一回の定期通院のつれあいの付き添いでしたが暑い日だったので車を今夏最初のエアコン冷房にしての行き帰り。
特別なことをしたわけではないのですが「しんぶん赤旗」の早朝配達だったせいか疲れてしまいました。
ということで今夜は説明なしに数日前に撮ったイトトンボの写真三枚のアップだけです。
    [イトトンボ-1]


    [イトトンボ-2]


    [イトトンボ-3]


山里でカメラ散歩のときの写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薔薇とザクロと松ぼっくり

2023年06月17日 | 写真日記
    [蛸ウインナー]

富樫バラ園隣の教育プラザ入り口に咲くザクロの花です。
バラ園から小路一本横切るとこの蛸ウインナーのようなザクロの花が今咲いています。
やがて蛸ウインナーの根っこの部分が大きくふくらみザクロの実になるようなのですが、なんとも面白い形と艶やかな朱色に惹かれて毎年カメラを向ける花です。
花の言葉は「円熟した美しさ」実の花言葉は「愚かしさ 結合」、いずれもギリシャ神話からのようです。

    [ヒマラヤスギの松ぼっくり]

バラ園の隣の小公園にヒマラヤスギの大木が立っています。
その枝に卵型の緑の実がいくつも見えています。
もう少し経つと根元にはバラの花のような形の松ぼっくりが落ちているのを見かけます。
スギなのに松ぼっくり????、まあ詳しくは考えないで写真を撮りました。
このヒマラヤスギの梢にはよくカッコウが来て鳴いていますがあまり人々の関心を引くことはないようです、カメラを向けるのは私だけのようです。

    [薔薇と雫]

少し降った雨の雫が小さく光る紅いバラ。
リハビリ散歩には格好の富樫バラ園でした。

雨が心配でしたがリハビリ散歩に近くのバラ園へ、あまり意識されないバラ以外の花と木の実の写真もアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コウノトリたくましく育つ

2023年06月14日 | 写真日記
    [大きくなりました]

4月下旬に孵化したコウノトリの雛、その後親鳥の庇護のもと育った二羽がずいぶん大きくなりました。
右端が親鳥で左の二羽が雛鳥ですが、ご覧の通り体長はこうしてみると親鳥に近くなりました。

    [親鳥を見送る]

エサ取りのためでしょうか、親鳥が飛び立ちましたが雛たちは特に騒ぐこともなく見送っています。
もう留守番にも慣れているようです。

    [羽を広げて]

残った雛鳥は時折羽を広げます。
子どもたちだけの姿を見ると、もう立派なコウノトリに見えるほどで羽根を広げた姿は一羽でも巣の大きさになっています。
ときおり羽をばたつかせて巣立ちの準備でしょうか、6月下旬といわれる巣立ちが楽しみですね。

河北潟干拓農地では初めて育つコウノトリの雛と親鳥の写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白い花 ひそやかに咲く

2023年06月11日 | 写真日記
    [マタタビ(木天蓼)]

いま山里では集団で白く色づいている蔓性の木の葉がよく見られますが、これは猫が夢中になる「マタタビ」の葉です。
この白い葉の裏側を見ると、なんともかわいらしい白い小さな花が咲いています。

    [別名 夏梅]

梅に似た花の形状から別名「夏梅」とも呼ばれる白いマタタビの花です。
花言葉は「夢見る心地」「晴れやかな魅力」 だそうです。
私もこの花の存在を知ったのは花の写真を撮り始めてずいぶん経った頃、この白い葉の裏側を覗いたときでした。
それ以来梅雨入り前の季節に白い葉の塊を見るとその裏側を見るようになってしまいました。
目立たない小さな花ですがよく見ると魅力的な花なのでぜひ一度見てくださいね。

    [胡桃が大きく]

マタタビの白い葉を見降ろすように立つ大きな木の枝先に青い実が集まって生っていました。
こちらは胡桃、オニグルミの実です。
ずいぶん大きくなりました、もうひと月も経つと熟して黒くなった実が落ちてリスなどの小動物から熊などの大きな動物までの大切な栄養源となります。
もちろん山里の人たちの大切な収入源にもなる木の実です。

今にも降りだしそうな空の下、少し時間がとれてカメラ散歩の山里。
人々からあまり意識されない花と実の写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花言葉は『節制』

2023年06月07日 | 写真日記
    [杜鵑花(サツキ)]

「杜鵑花」と書いて「サツキ」と読むそうです。
もちろん競馬の重賞レースで使われている「皐月」もありですが、私はわかりやすい「五月」で知った花です。
今朝の「しんぶん赤旗」配達途中、少し明るくなった市営グランドでキッチリと整列しているこの花と出会いました。

    [しゅんしゅんしゅんと]

  さつき咲くしゆんしゆんしゆんと湯が沸いて 大井雅人
ネットでサツキの花を季語とした俳句を探していてこの句に出会いました。
なんとなく私の感覚がこの句とぴったり合ったような気がする句でした。

    [若者の思いをこそ]

市営グランドと外周道路の接続する門扉の横に立つ競技する若者の彫刻があります。
皐月の花のピンクの絨毯を踏みしめるような若者の姿勢についついレンズを向けてしまいました。
サツキの花言葉は「節制」だそうですが、その花言葉が納得できる光景でした。

金沢市営グランドのサツキの花写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月 今日のバラ園

2023年06月04日 | 写真日記
    [初夏の薔薇]

  五月雨のなか咲き初めし薔薇の朱は花びらに遊ぶ水玉も染む  国夫
少し季節は違いますが、かつて私がこの園の薔薇を見て詠った歌です。
春の薔薇はもう盛りを過ぎましたが、手入れの行き届いた近くにある富樫バラ園には家族ずれやお年寄りなど多くの人たちがバラ散歩を楽しんでいました。

  [黄色く鮮やかに]
「友情」「平和」「嫉妬」、黄色の薔薇の花言葉だそうです。
友情や平和は良しとして嫉妬という言葉はあまり嬉しくないですよね。
でも「嫉妬」の奥には大切な「愛」が隠れているような気もして興味深い言葉です。
まあそのことはともかく、つれあいとのリハビリ散歩に行ったバラ園に咲いていたこの黄色の薔薇はとても印象に残った花でした。

    [薔薇の中に薔薇]

今日は少し風があってかつて私の使っていたフィルムカメラではこんな日は撮ることをあきらめて日を改めて撮りに行ったものです。
でも私のようなへっぼこ写真撮りには嬉しいことにデジタルカメラ技術の進歩で夢のようなシャッター速度が可能となり、あまりブレを気にせずに撮れるようになりました。
薔薇の色は赤色に限る、そんなことも昔は思っていました。
今日も赤い薔薇は主役の座に君臨していました。

金沢市の富樫バラ園の薔薇写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笹百合揺れて

2023年06月02日 | 写真日記
    [純白の]

  純白の花弁に薄紅散らし咲く
     笹百合揺れる朝光(あさかげ)のなか  国夫
2007年に地域の短歌サークルに発表した私の歌です。
梅雨入り前の林でさわやかな風に揺れる笹百合の花に魅せられてカメラを向けていたころに詠ったことを記憶しています。

    [上品]

6月~7月頃に茎の先に淡いピンク色の花を咲かせる球根植物で花言葉は「上品」。
日本特産の日本を代表するユリで群れて咲いているところではすてきな香りが風に乗ってきます。
控えめなたたずまいと楚々とした風情を見ると「日本を代表する百合」といわれることがよくわかります。
私をはじめとして、多くのファンを持つ野の花ですね。

    [希少]

もう一つの花言葉が「希少」です。
金沢市周辺でも本当の意味で自生しているササユリはめったに見かけません。
多くは地域の方たちや公園で保護されるなかで初夏の林に姿を見せてくれます。
種から開花まで5年から7年、条件が悪いところでは開花まで10年もかかるといわれています。
多くの地域で数を減らしていて絶滅危惧種として指定されている場合も多いです。

初夏の山里で揺れる笹百合の写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする