写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

あれから3年 東日本大震災・福島原発爆発

2014年03月11日 | 写真

いつから止まっていたのだろう福島第一原発への送電は、そして非常電源は、3月11日11時46分18秒に仙台沖発生したM9という日本周辺では観測史上最大という地震、そしてそれに伴うこれまた観測史上最大の巨大津波が東北関東太平洋岸を襲った日から3年がたちました。

ウイキペデイァによると、死者・行方不明者は18,524人、建築物の全壊・半壊は合わせて39万9284戸が公式に確認されている。震災発生直後のピーク時においては避難者は40万人以上、停電世帯は800万戸以上、断水世帯は180万戸以上、等の数値が報告されている。復興庁によると、2013年12月12日時点の避難者等の数は27万4088人となっており、避難が長期化していることが特徴的である。日本政府は震災による直接的な被害額を16兆円から25兆円と試算している。この額は、被害が大きかった岩手・宮城・福島の3県の県内総生産の合計に匹敵する(阪神・淡路大震災では兵庫県1県の県内総生産の半分ほどであった)。世界銀行の推計では、自然災害による経済損失額としては史上1位としている。


テレビは地震発生とともに地震や津波被害の状況報道がを続ける中で、インターネットでは12日午後に入ると外国からの報道を紹介するなど福島原発関連の情報が増え、テレビは午後5時34分に福島原発1号機建屋の異変を報じたがその後も津波による被害状況中心の報道が続き原発事故に関する報道は地震発生から二日後の13日早朝の5時半ごろから原子力安全保安院による記者会見などとともに始まりました。したがって国民が知る福島原発の状況や爆発事故に伴う放射能濃度や拡散の状況、影響については政府や東京電力、原子力保安委員会のフィルターを通した、言うならば「大本営発表」が流され続けたということです。
東日本大震災」「福島原発事故」に関してはウイキペデイァの該当事項をリンクしておきますが、いまだに震災被災者への補償や支援も進まず、原発事故の原因さえも特定できないまま「臭いものには蓋」という状況が続いています。

国民の「原発ゼロ」「再稼働ノー」の声は世論調査によれば圧倒的多数になっています。一昨日の東京における「原発ゼロ★大統一行動」には3万2000人、そして日本の各地でも東京に呼応する集会やデモが行われ、金沢でも私を含めて約400人が参加しました。


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