写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

砂丘地農業ー散水ー

2010年07月30日 | 写真
前日の当ブログ「新カメラ日記」でお届けしたデジブック「オニユリの里」を撮影させていただいた白山市八田町は日本海に流れ込むいくつもの川に運ばれた体積物が作り出した砂丘地でかつては不毛の地であった地域ですが、いまは砂丘地農業としてスイカや大根など多くの特産品を市場へ送り出す農地となっています。
ただ砂地なので保水力の乏しい畑に水を送り込むことが課題でしたが、今では写真のような散水装置が普及し、この季節の朝はその水しぶきが朝陽に煌く光景があちらこちらで見られます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デジブック 『オニユリの里ー朝景ー』

2010年07月29日 | 写真
そろそろ見ごろかな?と思いながら白山市八田の「オニユリの里」を訪ねました。
砂丘地農業が盛んな八田町はさすがに働き者が多いのでしょう。朝日が昇ると同時に畑のあちこちに人の姿が見え、畑への散水も始まっていました。
見ごろを迎えた鬼百合の美しさもそうですが、この鬼百合の里の保護活動の中心を担った農家の方たちの働く姿にも感銘を受けた朝の訪問でした。
そのようすをデジブックとして公開しました。どうかご覧ください。

デジブック 『オニユリの里ー朝景ー』


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

港の夜明け

2010年07月27日 | 写真
金沢港は漁港と貨物港が混在し、条件が整えば港の向こうに立山連峰が姿を現します。
今朝は残念ながら立山の姿は見られませんでしたが、夏の港らしい夜明けに会うことが出来ました。
このあと浜辺では猛禽のミサゴと出会うことも出来ました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひまわり

2010年07月27日 | 写真
金沢市も梅雨明け以後30度を越える真夏日がもう10日以上も続くという猛暑の中、毎日の挨拶も汗を拭き拭き「今日も暑いですね~」が定番となっている。
我が家の居候猫たちも昼間は外出を避け、見回りは早朝か夕方の涼しい時間に済まして日中はもっぱらエアコンのある部屋でごろごろしています。
そんな中で元気なのが向日葵です。近所の畑では数本の向日葵が大きな花を夏の太陽に向けて咲かせていました。
向日葵全般の花言葉には、熱・熱愛・輝き・あこがれ・あなたを見つめる・愛慕・敬慕などがあり、そのほかにも色や種類によってもさらに花言葉が増えるという古くから観賞、実用にと世界中の人々から愛されたことを示すたくさんの花言葉を持っているようですね。
写真は海浜近くのにある公園の駐車場に咲いていた向日葵です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いしかわピース9フェスティバル 2010

2010年07月26日 | 写真
第4回目となる「いしかわピース9フェスティバル 2010」が一ヶ月後に迫っている。
石川県内で舞台、展示などいろいろな表現活動をしているアマチュアやプロの個人や団体がその表現活動を通して日本国憲法の平和条項、9条を守る意思を示そうとの呼びかけに応える金沢市民芸術村での夏の一日です。
私も所属する団体、日本リアリズム写真集団かなざわ支部の一員として写真作品をもって参加します。
日程は8月29日(日)10時~16時 スペシャルステージ:笠木透(フォークシンガー)
金沢市民芸術村 ステージ部門:パフォーミングスクエアー 展示部門:アート工房

今日の写真はピースナインフェスティバルの会場となる[金沢市民芸術村]の夜景です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笠地蔵さんたちの夏

2010年07月24日 | 写真
加賀藩の藩主や家老などそうそうたる家系の墓所も集まる金沢市最大の墓地、野田山墓地は7月10日頃からあれだけ込み合った墓参りの人たちの姿も消え、梅雨明けの蝉しぐれに包まれている。
何百年も前から同じような空気を漂わせる墓地の一角に5体と1体の古い地蔵さんが並んで立っています。
どなたかがかぶせたのでしょうか? 「善光寺」という字の記された揃いの菅笠をかぶって、赤い前垂れもお揃いとなり草も刈り取られた細い道端で並んでいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金沢市 犀川の夜明け

2010年07月23日 | 写真
金沢市の中心を流れ日本海に注ぐ犀川。女らしいやさしさの浅野川と対比して「男川」とも呼ばれる金沢を代表する河川だが日本海に近づくと水位も深まり幅も広がって川としての風格を感じる姿を見せてくる。
その下流部からの朝焼けを見る機会があった。しばし見とれるほどの美しさでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

虫送り太鼓

2010年07月22日 | 写真
農村文化遺産として受け継がれる郷愁ただよう夏の風物詩、石川県白山市横江の「虫送り」が例年どうりに7月21日の夜行われました。
町内の田んぼを子どもや大人がカンテラやたいまつを持ち太鼓を打ち鳴らしなが巡り、中心部と神社で各集落の太鼓を打ち競う豪壮な虫送り太鼓の競演を撮ってきました。
たいまつの火の粉を浴びながらの若者たちの太鼓打ちは迫力満点でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悲しい別れ、耐える愛

2010年07月21日 | 写真
数日前から我が家で鉢植えの「花にら」が季節外れの花を咲かせました。
この花は春の花なのですが春から秋ごろまで時々花を咲かせ、予想外の季節に私の目を楽しませてくれることがあります。
わが家の居候猫の「ネコ」の最後の巡回は玄関先に咲いた「悲しい別れ」という花言葉を持つこの花に送り迎えをしてもらったようです。
昨日中学生の孫からこんな短歌をもらいました。
 寂しきやネコの減りたしあの家へ
        行くたび想ふあの猫の顔
この孫は生まれたときから居候猫の「ネコ」と一緒に遊び育ってきたので、この短歌のような気持ちになっているのでしょう。
今日の写真は「悲しい別れ」「耐える愛」という花言葉を持つ我が家の玄関先で季節外れに咲いた「花にら」です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ー合掌ー 居候猫の「ネコ」が天寿を全うしました

2010年07月19日 | 写真
20年ほど前の初夏、我が家の車の下まで野良の母ネコに連れられて来た「ネコ」という名の猫が今朝天寿を全うして旅立っていった。
初めて子猫の鳴き声で気づいたときは前足を傷めていながらも、車のタイヤと車体の間に陣取り近づくものを威嚇するという野良としての気位の高さをみせた子猫だった。
そのとき最初に私の連れ合いからもらって口をつけたのが牛乳、その後徐々に連れ合いには警戒心を解き数日後には昼は我が家の中にも入り込み、夜はタイヤの上で就寝という暮らしをはじめた。
母猫もときどき様子を見に来ていたがそのうちに姿を現さないようになり(その後交通事故で死んだとも聞くが・・・)、子猫は我が家では「ネコ」という名で呼ばれる居候猫として食事と水、猫用トイレが与えられ家族としての市民権を確立。その後我が家に入り込んでくる捨てられたり怪我したりして自立が困難な子猫たちの親代わりを担当するようになりました。
また当時の地域のボスだった「茶色ネコ」の引退を機に、去勢猫ながらも地域いったいのボス猫として君臨し、傷の絶え間の無い日々が続いた時代もありました。
私もこの猫との関係ではさまざまな思いを持っています。「ネコ」自身は自由猫として私に接していたのでしょうが、子育てや仕事関係で複雑で辛い時間と暮らしをを共有し時には愚痴を聞いてもらうなど精神的にとても助けられました。
ここ一年ばかりはさすがに人間で言えば90歳ほどとなり衰えが見られ、あれほど屋外に出ていたのがすっかり我が家の中での生活が定着し、日課の見回りも我が家を一周するともう満足して帰ってくるという落ち着いた日々となり、ここ数ヶ月は食事が取れないときと普通に食べられるときが繰り返され、その周期が短くなり体力の衰えが目立つようになりました。
なんとか食べられるものをと、猫の缶詰や魚などその時々で食欲の持てるものを与えはしていたのですが、ここ数日はほとんど固形物は口にしなくなり二日前からはあれだけ大好物だった牛乳もほんのちょっと口をつけるだけ、そして昨日はよれよれの体で真夏日の屋外へ出かけ半日ほど姿が見えなくなりました。
ボスとして最後の見回りに行ってきたのでしょうか?、帰宅したときは歩行もままならないほどに衰弱し水と牛乳を少し口にするとタイルの床が冷たいのでお気に入りの風呂場に横たわり休息、その後は夜にかけてすこし屋内を移動しはしましたが、急遽スーパーで買ってきて煮た白身魚にも関心を示さず横になりそのまま今朝は呼吸を止めていました。
最後の夜は「ネコ」が親代わりとして育て、そのあとも長い間兄弟のように暮らしてきた、「モー太」というもう一匹の居候猫が一晩中ついていたようです。
私も辛くはありますが、猫として十分に生き、天寿を全うしたとほめてやりたいと思っています。合掌!
写真は今年5月、我が家の周りを見回り中の「ネコ」です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする