写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

11月最後の日 新月の夜と夜明け

2016年11月30日 | 写真日記
    [新月の夜の星空 石川・福井県境の峠]

所用で石川県の山中温泉から福井県に通じる峠道で夜明けを迎えることになった。
前夜は曇り空だったのが未明の空(5時ごろ)をみるといっぱいの星空、ちょうど「新月」ということで月もない空に星が輝いていました。
さっそく凍りつきそうな車外に出て持ち合わせていたカメラを空に向けて・・・、「エイヤッ」とばかりにシャッターを押しました。
私はなぜか月や星を見ると、その技術を持ち合わせていないのは十分承知しているのですが撮影してしまいます。
結果はご覧のとおりですが・・・、素の雰囲気だけでも伝えたいと思っています。

    [夜明け前のコスモスと朝景色]

星空を撮った2時間ほどの後、午前7時のほぼ同じ場所から峠道に貼りつくように小さな畑に咲いていたコスモスと東の空を撮りました。
今朝は咲いていたコスモスの花が雪の下に埋まるのはもう時間の問題です。秋の残りの朝、懸命に花ビラを広げるコスモスの花が愛おしく感じる11月最後の日の夜明けでした。

今日はいつものような写真ですが珍しい場所から撮った2枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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志賀原発廃炉を目指す 第220回「どいね☆原発」

2016年11月29日 | 写真日記
    [金沢駅前 原発ゼロ行動]

2011年3月、福島第一・第二原発は世界最悪という過酷事故を引き起こして5年を超えてもその原因さえ特定できず汚染水の垂れ流しは続き住民の人たちは故郷へ帰ることもできな状態が続いています。
ひとたび事故が起これば打つ手もなく一地域にとどまらず国内はおろか世界に放射能汚染を及ぼす原発をなくそうという運動が日本全国で粘り強く展開され金沢駅前でも毎週一回金曜日夜の行動が続いています。

    「原発要る? 要らない? わからない シールアンケート」

11月25日は第220回目という節目の行動になり、金沢駅兼六園口で「原発要る? 要らない? わからない」のシールアンケートを中心に「どいね☆原発」グループの行動が繰り広げられました。
金沢駅はいま観光スポットとなって多くの観光客も訪れ、乗降客の流れもありスタッフはたくさんの方々に声をかけ続けアンケートに応じていただいています。

    [さよなら原発]

幟旗には「さよなら原発」「原発要らない」の言葉が・・・。
この幟旗を見て近寄ってきて激励をしてくださる方たちもたくさんいます。「原発は必要」との意見を述べる方たちもいます。
ときどき他県で原発ゼロ行動をしている方たちも飛び入りして一緒に声を上げてくれます。
フクシマ原発事故に遭われての思いも語る方たちもいます。
様々なドラマの詰まった毎週金曜の行動が220回を迎え、参加者は「少なくとも北陸電力が志賀原発廃炉を表明するまでは」と寒さに向かう北陸での行動を続けようと語っています。
今週金曜日12月2日は221回目の行動になります。

今日は220回目を迎えた金沢の原発ゼロ金曜行動の写真を3枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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秋を惜しむホトトギス 春を待つコブシの冬芽

2016年11月28日 | 写真日記
    [ホトトギス(杜鵑草)]

金沢市兼六園や金沢城のすぐ近く、紅葉も盛りを過ぎて静けさを取り戻した卯辰山でひっそりと咲いていたホトトギスの花です。
花言葉は「永遠にあなたのもの・秘めた意志・永遠の若さ」、花期が8月から11月と長いところからついた花言葉だといわれています。
あまり日当たりの良くないところで咲いていますが、その凛とした姿から人気のある山野草だそうです。
金沢市は間もなく冬将軍の到来する季節で、この花たちもいまは秋の名残を美しく咲いていますがすぐに雪の下で枯れるのでしょうね。

    [コブシ(辛夷)の冬芽]

早春の卯辰山の林では白い花が目立つ大きなコブシの樹が目立ちます。
桜の花に先立って咲くので春の花としてイメージされていますが・・・、
晩秋というこの季節に、もう春に備えて花芽を枝いっぱいにつけています。
綿毛に包まれた拳のような形の蕾が青空に向かっていっぱい背伸びしていました。
このままの形で雪の季節を過ごし花を咲かす春を辛抱強く待つのです。
花言葉は「友情・歓迎・信頼・愛らしさ」
降る雪のなかで綿毛をふるふると震わせて春を待つ木蓮の仲間、コブシの花になぜか毎年親近感を持つ私です。

今日は晩秋の金沢市卯辰山で見つけたホトトギスの花と辛夷の冬芽の写真をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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時雨れる白山山麓

2016年11月27日 | 写真日記
    [霧の流れる山麓]

今日の午前中にメールのチェックをしていたら白山山麓の町から「雨ですがやりますよ。柿タルト、熊うどん、猪なべ、柿の葉すし…。山里の美味しいものたくさんありますよ。『河原山山里猪なべ、収穫市』・・・」との知らせを発見。
連れ合いがちょうど柿を欲しがっていたので、大急ぎで2人で出発、なんとか時間内に到着しておいしいものをあれこれ買ってきました。
そのことはさておき、紅葉もほぼ終わり天候も時雨もようで景色は期待していなかったのですが・・・、これが予想に反して大当たり!。
まだ少し残る紅葉と杉の濃い緑の山の斜面を流れる霧がとても素敵な「晩秋」というか「初冬」の山里の光景がちょうど自分の感覚と合ってしまいました。

    [ブロッコリーの花]

白山山麓の「そば街道」と呼ばれる田や畑に囲まれた道路を走っているとこの季節としては目を疑うような鮮やかな黄色い花畑が目の前に現れました。
春の雪解けの後に畑に残された野菜が花をつける「菜の花」の季節ならばときどき見かける光景ですが・・・、まさか初冬のこの季節に目の前に現れるとは・・・。
小雨の降る畑の畔でその花畑にレンズを向けました。
よく見ると収穫後に残されたブロッコリーが花を咲かせた文字通りの「花畑」でした。
この光景が見られただけでも今日は出てきてよかったと思えるひと時でした。

今日は霧の流れる素敵な晩秋の山と、突然目の前に現れた花畑の写真を2枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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能登半島河北潟で撮る 白鳥・ミサゴ

2016年11月26日 | 写真日記
    [ひこばえの田は白鳥の食卓]

晴れた空に誘われて久しぶりに金沢市から能登半島への入り口にあたる河北潟に野鳥観察に行ってきました。
いえ、カメラを持って鳥の姿を見るとレンズを向けるだけという到底「観察」などというものではないのですが・・・。ただそれだけでも楽しい一人撮影会でした。
いまは冬鳥の代表格の「コハクチョウ」が数百羽に増え干拓農地に残された稲の「ひこばえ」のなかで長旅の疲れをいやし盛んに栄養をつけているようです。
白鳥といえば私たちのイメージでは川や池、湖の水面に浮かぶ姿を思い浮かべますが、河北潟では田んぼで冬を越すのがほとんどでひこばえの実を餌にしています。
今の季節には写真のように田んぼのひこばえの中に身を置いてゆったりと過ごしています。

    [ミサゴの飛翔]

和名は「ミサゴ」、英名は「オスプレイ」。
かつての面積の1/3にも満たないとはいえ鯉やフナなどの豊かな魚のいる湖面を残す河北潟と干拓農地の水路、そして砂丘を超えると広がる日本海を餌場とする「漁の名手」と呼ばれる鷹の仲間です。
この地域ではこの「ミサゴ」の姿がよく見られます。
そのミサゴが方の岸辺の木の枝から餌を見つけたのでしょうか・・・、突然飛び出しました。
さすがに大型の鷹らしい迫力でした。

今日は日本海に面する河北潟周辺で見た「コハクチョウ」と「ミサゴ」の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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東香山 大乗寺の紅葉

2016年11月25日 | 写真日記
いよいよ北陸金沢の紅葉もほぼ終わってきました。
「古都金沢」とよばれるだけに寺社や公園だけでなく民家の庭にいたるまで、幾何学模様の雪吊り姿の名木も含めて秋色に染められました。
毎年撮っている紅葉のなかでもとくに好きな寺の紅葉はすでにブログで公開した卯辰山の「専光寺」、珠姫の「天徳院」、そして今日のブログで公開の禅宗の修行寺「東香山 大乗寺」です。
アップ出来なかった写真も多いのですが今日の大乗寺の紅葉で今シーズンのもみじの写真アップはひとまず終了とします。

    [石蕗の花咲く山門への道]

大乗寺へ向かう長坂を歩くとやがて総門(黒門)に通じる参道入り口に石蕗の黄色い花が咲きその奥に黒い総門が紅葉に彩られています。

    [山門を彩るいろはモミジ]

さらに進むと画角には入っていない赤い山門を覆うようなみごとな紅色のいろはモミジの紅葉が。

   [庭に敷き詰められた落ちモミジ]

あまり人の入らない楓の樹が集まった庭に入ってみるとご覧のようにふかふかの落ち葉が絨毯のようになっていました。

今日は禅の修行寺として知られる「東香山 大乗寺」の紅葉写真3枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

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金沢市 兼六園紅葉 其之弐

2016年11月24日 | 写真日記
    [栄螺山から見る霞池]

昨日に引き続き3日前の11月21日撮影の兼六園の紅葉です。
琴柱灯篭や唐崎の松の雪吊りなど兼六園を代表する景観が多く見られる観光客の最も多い霞池周辺を撮った写真です。
写真家などには良く知られる霞池の奥の築山「栄螺山」から雪吊りの象徴となっている「唐崎の松」を手前の紅葉と霞池を入れて撮影した一枚です。

    [岸辺に吹き寄せられた落ち紅葉]

周辺の樹々からはらはらと散り霞池に落ちた紅葉が池の岸辺に吹き寄せられ朱色に岸を彩っていました。

    [霞池の周辺を散策]

池の周辺を巡る人たちは次々と出会う晩秋の兼六園の景観を楽しんでいました。

今日は兼六園の霞池周辺の紅葉写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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金沢市兼六園の紅葉 共産党大会議案読了

2016年11月23日 | 写真日記
    [兼六園は紅葉の盛り]

これまで金沢市内や近郊の秋景色をアップしてきましたが、いよいよ金沢市内の紅葉としては「真打」格の特別名勝兼六園の紅葉です。
紅葉のきれいな兼六園のなかでも、この時期私が一番惹かれるのは落ちモミジが園庭一面を彩る「山崎山」と呼ばれる小高い築山周辺の紅葉です。

    [黄色や赤で彩られた山崎山]

「山崎山」、この小高い築山はあまり団体の観光客は来ないのですが・・・、この季節は兼六園のなかでも一番きれいな秋景色のスポットとしてたくさんのカメラマンが訪れる地域です。

    [水面の紅葉もよう]

兼六園には加賀藩の時代に当時としては最新の土木技術を駆使して作られた犀川上流から引かれた辰巳用水が流れ込んでいます。
その用水の水面に映り込むモミジも魅力的な秋景色の主役にもなっています。

    [共産党大会議案読了と討議]
今日は勤労感謝の日としての祝日、私が住む地域の共産党支部の方たちが集まり午前9時から暖かい豚汁つきの昼食もいただきながら午後3時までの6時間を党大会に提案される議案の読了と討議を終了しました。
議案は新聞紙面8ページというものでした。
かつてある新聞のコラムで共産党の議案の長さについて「こんな長いものを誰が読むのか?」と少し嘲る感じで書いていたことがあり・・・、私はこの国の政治に責任を持とうという政党の議案が長いのは当たり前であると、そのコラムに憤慨をしたことをいまでも覚えています。
二桁をかぞえる方たちが集まり、参加者全員で声を出しての読了と、議案の内容を自分たちの支部が責任を持つ地域の状態に引きつけて考える参加者たちの感性に感動した集まりでした。

今日は兼六園でもとびっきりの落ちモミジの名所の写真三枚のアップと地域の共産党支部の活動を書いてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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晩秋の朝 金沢市南部丘陵

2016年11月22日 | 写真日記
    [ダム湖 湖面の秋]

金沢市南部を取り巻く丘陵の中心部分に犀川支流の源流部をせき止めたダム湖「内川湖」があります。
私の山里巡りの中心のフィールドとなり、食物連鎖の頂点に立つオオタカをはじめとする分厚い自然環境が育んだ多様な野生動物たちが暮らす地域でもあります。
昨日の朝、久しぶりにダム湖の周りで終盤を迎えた紅葉の季節を楽しんでいると飛び込んできた湖面に映り込む紅葉の景色です。

    [渓流の滝]

昨シーズンの雪崩で道が壊れようやく復旧なって約一年ぶりにゆくことが出来た、ダム湖に流れ込む犀川水系の内川に流れ落ちる渓流の小さな滝です。
小さい滝なのでほとんど顧みるものもいないのですが、私は大好きでよくレンズを向けています。
昨日もその姿と水流を眺めながらしばらくカメラを構えていました。

今日は金沢市南部丘陵の内川ダム湖周辺で撮った晩秋の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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晩秋能登半島 窓岩と棚田

2016年11月21日 | 写真日記
    [能登半島の先端 曽々木の窓岩]

二日間の能登半島小旅行でした。
晩秋の奥能登の海はこの時に限って静かな表情を見せていました。
写真は太鼓に興味がある人にはおなじみの「御陣乗太鼓」発祥の地といわれる名舟の浜からすぐ近くのかつて奥能登観光の拠点として多くの方たちが訪れた曽々木海岸の「窓岩」です。
毎年1月の第3日曜、「寒中みそぎ祭り」ではこの浜で勇壮な太鼓演奏が奉納されます。

    [輪島市白米の千枚田]

一番小さな田んぼは僅か6株ほどというものも含めて1千枚といわれる中小の田んぼが海岸から山の斜面に続く輪島市の「千枚田」です。
現在は稲刈りが終わって、夜は観光用に21000個近くのLED電球でライトアップ「あぜのきらめき」という幻想的な光景になります。
この地を訪れるごとに日本の農業の凄さというものを見せつけられるような気がする場所です。

今夜も昨日尋ねた奥能登地方の写真を二枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

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