写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

写真展「白旗史朗の世界」

2006年04月15日 | 写真
カメラ館の横を流れる川沿いでも桜の見ごろだろうと、富山県高岡市の[ミュゼふくおかカメラ館]へ行ってきた。
桜はまだほとんどが蕾状態で残念だったが、写真展「白旗史朗の世界」は圧倒的な写真の持つ力にいささか疲れさえ感じた。
世界の雄大な山岳の光景「一瞬」を切り撮った115枚大プリントの数々・・・
一枚一枚の写真は彼の写真集などで見たことのあるものがほとんどだったが大きく引き伸ばしたオリジナルプリントの前に立つとあらためて山岳写真の魅力に取り込まれそうだった。
山岳写真家といえば、以前にこの日記でも触れた写真家「白川義員」の写真も凄いが、今回の写真展で見た白旗史朗のものはストレートに山のもつ魅力(魔力?)を切り取って観客に見せてくれるような気がした。
彼の写真集が進歩的な出版物で知られる新日本出版社から次々と出版され、日本共産党の赤旗まつりではサインセールもしていたのを思い出します。
当時は民主書店として彼の本の普及に力を尽くしましたが、写真展で彼の作品を見てあらためてそのことを良かったと思っています。

カメラ館からの帰りに小雨のなかを高岡の古城公園に立ち寄りましたが、やはり桜の花はほとんどが蕾のままでしたが、広さといい樹の数といい堀などを含めた雰囲気などお花見には手ごろの公園でした。
その公園の一角にはカタクリの花も咲いていました。
写真は古城公園でみかけたサルの彫刻です
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写真展「5人の眼」と、金沢市公民館「公募展」について

2006年04月05日 | 写真
関係のの深いふたつの写真展に行ってきた。
ひとつはJRP富山支部の「5人の眼」展(写真)
JRP富山支部に所属する5人がそれぞれとりくんでいるテーマの写真「ひと燦々」「神岡線沿線」「再開発の進む街」「岩瀬点描Ⅱ」「雪の頃」それぞれ10枚~15枚を各コーナーに分けて展示していた。
写真もモノクロやカラー写真でカメラもフィルム、デジカメと多彩な制作方法で作品化していた。
「神岡線・・」「再開発の・・」など現実の社会を見つめたもの、「岩瀬点描・・」「雪の頃」に見られる叙情性、「ひと・・」のまっすぐカメラを見つめる視線にこめられたもの、いずれも見ごたえのある写真展でした。
もうひとつは金沢市の公民館の写真サークル全体の公募展、金沢城・兼六園をテーマの
「課題写真コンテスト」です。
テーマが観光施設として知られているところだけに圧倒的に「雪吊り」や園内の花、金沢城などの風景写真でした。
私も金沢城公園の雪景色の中ではしゃいでいる子どもを写した「雪を泳ぐ子」を出品し、一応入選ということになりました。
この写真展はいかにもカメラを楽しんでいるという作品が集まった楽しい写真展でした。
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雪とミズバショウ

2006年04月02日 | 写真
そろそろかな?との思いで石川県では群生しているものとしては一番早く咲く金沢と富山の県境近くまでミズバショウを見に行った。
県道のすぐ近くにあるので気軽にスニーカー履きで行ったのだが、現地は先日から降った雪で長靴に履き替えて自生地まで歩いた。
肝心のミズバショウはほんの少し白いホウを出してきていたが、殆どのものはまだまだの状態で雪の下になっていた。
毎年あちこちの近くのミズバショウを見に行くが雪のなかで白く咲いているのは初めて見せてもらった。
これはこれでなかなか美しいものだった。フォトログ 「デジカメお散歩写真」http://tatiba.exblog.jp/ で公開します。
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