写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

二台目の地デジ対応テレビを買いました

2012年02月29日 | 写真
わが家には地上波のデジタル化前に離れたところにいる息子が買ってきて設置してくれ36インチのテレビがあり、以来重宝しています。ただ連れ合いと二人の生活ですが、ときには見たい番組が違うこともあります。そういうこともあってそろそろ二台目を考えて家電量販店のチラシなどには目を通したりウインドウショッピングなどでチェックしていました。それにしてもこれでいいのだろうかと思うほどテレビの値下げは激しいものがあり、あの税金を投入してのエコポイントとは何だったんだろうと思うほどの値札が下がっています。
今日はサッカーフアンにとって男子Wカップ予選、女子の国際親善試合という二つの国際試合が中継されるというこたえられない日になりました。そんな日に26インチのテレビが上客優待価格というお買い得価格ででていたのでとうとう買って来て設定も終わっています。いまはつれあいと仲良くコタツに入ってサッカー番組を見ながらブログの更新していますが、8時からは私はコタツを離れて別な部屋に移ってサッカー観戦になります。
今日の金沢は冷たい一日でしたが、午後からは晴天がひろがり雪が解けのご近所の庭の盆栽の紅梅が花を咲かせていました。金沢にもいよいよ春の花の季節が来たようです。
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厳寒の地に生きるキジ

2012年02月28日 | 写真
1963年創立の「日本リアリズム写真集団」が主催する公募写真展「視点」。第1回は1976年に開催され、大賞には中村梧郎「ベトナムの春」と東洋介「鬼灯」が選ばれています。その後回数を重ねて今年の第37回公募写真展「視点」、作品受付は3月1日~8日です。私もオリンピックではありませんが「参加することに意義がある」との思いで作品を送ります。この写真展はプロもアマチュアも応募し、歴代の受賞者のなかからは森住卓など錚々たる写真家を多く排出しています。
私は何度もチャレンジして2007年に「能登半島大震災」の組み写真で入選しましたが、このときは「私の写真」というより能登半島地震という出来事が注目を浴びた結果だと思っています。今年は何ヶ月も雪に地表を奪われる山里で寒さと飢えから逃れようと人家の庭に現れる雄キジを撮った作品など三点を出展します。
今日の写真はその応募写真を撮ったときの一連の写真の一枚です。
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二つの写真展&ふたつのコンサート

2012年02月27日 | 写真
この日が最終日という写真展を見てきました。石川県写真界の重鎮としていまも精力的に活動を続けている富岡省三さんの「富岡省三 記録展」と同じ場所で開かれていた「蔵明雄・大橋吉郎」写真展です。富岡省三さんは私の参加している地域公民館の写真教室の講師として多くの示唆をいただいた方です。国画会いしかわの代表でもある富岡さんは色彩の豊かさと鮮やかさで抽象的な作品を造り出す作家だとばかり思っていたのですが、今回の作品は1956年~1959年にかけての能登半島を中心とした海に生きる漁師や海女、魚の行商の人たち、そして当時どこにでも居た未舗装のどろだらけの道を舞台に生き生きと活動する貧しいが元気な子どもたちが活写されていました。富岡氏を中心とする国画会の作風には技術的には学ぶものも多いのですが正直言って違和感があるものが多いのですが、今回の「富岡省三 記録展」にはとても惹かれる作品が多くありました。大橋吉郎さんの作品展ではさまざまな人たちの顔の描写に惹かれるものがありました。蔵明雄さんの抽象的な作品には私の感覚ではついていけませんでした。同じ建物のロビーで木村茂子ピアノコンサートもあり、「愛」をキーワードとしたピアノ演奏も楽しみました。また会場に向う途中のデパートのロビーでは大学生のジャズコンサートも開かれていて、ここでも一曲ですが楽しませていただきました。
写真はそのジャズコンサートのパーカッションの見せ場のところです。
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誕生祝? レストランでランチ

2012年02月26日 | 写真
明日27日は私の?回目の誕生日。「国夫」という名前でも想像できる通り国の夫(ますらお)として国を守る立派な男となれという太平洋戦争中に生まれた男の子に多い名前で、生まれて数年で日本は敗戦、戦後の歴史をリアルに生きてきたいわゆる団塊世代の少し前の世代です。
昨日は娘がその誕生を祝うと言う意味もあったのか、最近インターネットで評判のレストランのランチに誘ってくれ、2000円のランチコースでしたが込み合ってもいなくて落ち着いた雰囲気の店で一時間ほど連れ合いと娘と三人の食事を楽しみました。
楽しい食事ではありましたが、話題はどうしても娘の暮らす福井県に沢山ある危険この上ない原発問題や、孫が当面している高校受験と、子どもたちが伸び伸びと育つことが出来ない現在の教育環境のことなどあまり嬉しくない話題が多かったのですが・・・。
それはそれとして、食事は十分に楽しませていただきました。
写真はコースのメインの一つの魚料理です。
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フキノトウ 雪が解けて春がきました

2012年02月25日 | 写真

本格的な雪どけとなり先日はほんの少し蕾の見えたフキノトウが咲いてご覧のとおり花を見せてくれました。今日から天気予報は雪だるまになっていますが、いま冷たい雨が降り、畑などの雪を溶かしていきます。そのうち雪の降る日もあるでしょうが三寒四温の言葉どおりに自然は「もうすぐ春だよ~」と私達に季節の移り変わりを教えてくれています。


雪のすっかり消えた近所の庭から一本だけ頂いてきたフキノトウをコップに移して撮影していると居候猫のビー子がものめずらしげにやってきて匂いをかいだりしてましたが、やがて水を飲み始めてしまいました。
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ダイコン畑の雪どけ

2012年02月24日 | 写真
春の気配が濃くなってきて、我が家の前を通学のために通り過ぎる障害を持つ子どもも大声で呼びかけると応えてくれる。どこか養護学校に通っているようだが、一昨年より昨年、昨年よりも今年、春を迎えるたびに逞しくなってくる。返ってくる挨拶にこちらがエネルギーを分けてもらうようです。私が店長をしていた白山書店では障害児(者)の運動や教育関連の書籍を書店の使命として普及書籍の重点にしていました。そのころ協力してくれていたお客様から「障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会」のリンクと野田内閣が国内のほぼ全体の障害者団体と民主党内閣が合意した約束が保護にされようとしているとの話を聞き、ホームページを見てその内容を知り、あまりにもひどい野田内閣の仕打ちにあきれ返っています。今朝元気に挨拶を交わした子どもが世の中に出るときにもっとよい世の中を用意してやらなければと思いました。
私の家の近くにある近郊農家の雪どけの早い畑では地表が顔を出し、根雪が積もる前に畑に残されていたダイコンが姿を現し芽が伸びてきて花芽のようなものさえ見えてきています。もうしばらくして春風が吹く頃可憐な花を見せてくれるのでしょうか?
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「タゲリ」飛ぶ姿と地上の姿とは全く別に見える鳥です

2012年02月23日 | 写真

私は金沢市近辺の自然の中で人と共に暮らす野生の生き物たちを記録することが大好きです。とくに冬場は丘陵が雪で覆われて入れなくなることもあり、比較的雪が少なくて多くの野鳥や動物達も暮らしている河北潟干拓地へ行くことが多くなります。
そんななかでびっくりするようなこともあります。
写真は「タゲリ」という鳩ほどの大きさの野鳥が飛ぶ姿で、見ると白い部分が多い白とクロのツートンカラーが美しい鳥ですが、
地上にいるときは非常に艶やかな彩の羽毛に覆われ頭にある飾り羽をなびかせながら群れになって暮らしている鳥です。

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白鳥のダンス・・・?

2012年02月22日 | 写真
昨日のブログ[写真師の新カメラ日記]で雪どけの田圃で一生懸命の採餌の光景を見てもらいましたが、満腹したのかこんな光景も見ることが出来ました。雪が続いたこの一ヶ月ほど見ることの出来なかったハクチョウたちの明るい表情?です。
このあと幾度かの積雪もあるかもしれませんがやがて春の日和が続き「春一番」が吹くころ体力をつけたハクチョウたちは再び日本海を渡り大陸へ移動していきます。
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雪どけの田と白鳥

2012年02月21日 | 写真
今冬はなぜかこれまでのように能登半島や富山県に白鳥の撮影に行くほどの意欲が湧かない。天候が良くなったときに一時間弱で行ける河北潟の干拓地へクルマで行くことがせいぜいのところです。ということで少し天候が良くなった昨日、思いたって猛禽類やコハクチョウが見られる場所へと行ってきました。餌場となっている冬の田は積もった雪が解けていてコハクチョウは黄色い口ばしを土の中に突っ込み稲の根っこをせせる行為を繰り返しています。ようやく雪解けが始まり地表での採餌が楽になったのでしょう。もうすぐに北へ帰る3月を控えて子どものハクチョウたちも一冬越してずいぶん逞しくなり盛んに鳴き交わしています。
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『兼六園ー春隣りー』

2012年02月20日 | 写真
季語に「春隣(はるどなり)」と言う言葉があり、その意味は「春の季節がもうすぐそこまで来ていること」(日本国語大辞典)、だそうです。今日公開するスライドショー「兼六園ー春隣ー」は昨年3.11のあとあまりにも辛い現実に打ちのめされそうな自分の心を癒したいと編集公開したものです。そのご一年経ちましたが原発事故のあと放射線の汚染問題はさらに複雑で解決の糸目も見つけられず、地震・津波によって破壊された東日本の復興も遅々として進まない。それどころか東京電力、政府の意図的ともいえる賠償、回復・復興策の引き伸ばしの中で瓦礫償却問題や原発廃止のための取り組みに関する住民・国民の間の亀裂さえ生じかねない状態もあります。そんなときだからこそ昨年の辛さと原発ゼロへの思い、東日本の復興への思いを新たにしたいという原点に返りたいと、一年前に制作したアルバムを公開いたします。
デジブック 『兼六園ー春隣りー』
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