写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

「どいね☆原発」「ハヤブサ」 どちらも自分

2013年02月16日 | 写真
今日のブログのテーマ写真に珍しく迷っている。一枚は「ハヤブサ」、もう一枚は原発ゼロへの行動「どいね☆原発vol33」
一般的な写真の分類から言えばネイチャー写真と報道写真に近い社会性の強いものに分かれます。でも私の中では何の矛盾も無く共生しているので二枚とも公開です。

河北潟干拓地の食物連鎖の頂点に君臨する猛禽類。冬は日本海を越えて北の国から飛来するオジロワシも含めて多種の猛禽の姿を見ることが出来ますが、今日の写真は猛禽の中では中型のハヤブサです。古くから鷹狩などで人間とは関係の深いタカの代表のような鳥ですが現在はその個体数の減少が激しく希少野生動植物に指定されています。
私の関心を深く引き寄せるこれらの野生動物たちが、福島原発事故以後も汚染された環境のなかに救出されることも無く対策もとられないままに放置されていることに思いを寄せないわけにはいきません。

福島原発の事故後に急速に広がりを見せる官邸前の原発ゼロを願うデモ行動は全国に広まり私の住む金沢でも2012年7月にフェイスブックなどインターネットを伝達手段とする有志の呼びかけから行動が始まり毎週の金曜日行動が33回目を迎えました。写真はその会場を飾るデコレーションが完成してこのあと始まる集会に集まる人たちを迎えようとしている様子です。
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