北陸地方が猛烈な寒波に覆われた24日に投票日を迎えた定数大幅減の白山市議会議員選挙で日本共産党の宮岸美苗議員が激戦を勝ち抜き議席を確保しました。
平成の大合併で白山の頂上から日本海に至るという本州では高山市に次ぐ広大な地域を持つ白山市は豪雪の山麓部から新幹線が通ることが決まっている市街地や農地、山麓部の林業から砂丘地農業を含む加賀地方一番の米倉とも言える手取川扇状地という肥沃な土地での農業、加賀海岸を中心に盛んな日本海での漁業と、日本海側地域の抱える全ての豊かさと貧しさが混在する自治体でもあります。
合併後の三度目の選挙ですが、第一回目は旧自治体ごとの選挙区と定数での選挙でしたし、第二回目は無投票だったので今回の選挙が事実上初めての選挙、それも定数が七も減らされて地域的にも有権者の少ない山麓部からの議員が選出されにくいという複雑で激烈な選挙となりました。
そんな選挙で広大な地域全体の問題を我が問題としてとりあげ続けてきた日本共産党が議席を確保したことは山麓の住民にとっても海岸部の住民にとっても力強いことでしょう。
これまでは古くからの友人でもある宮岸候補者の応援には毎回行ってたのですが、当選のためにはこれまでの得票を大幅に増やす必要があった今回はどうしても現地に行けなかったので心残りのまま投票日夜の開票を待ちました。
凍りついた夜道を走って開票現場へ向った写真友達から深夜の12時頃に当選の知らせを受けたときは本当に嬉しくて飛び上がりたいほどでした。
今日のブログは珍しく興奮しながら書いたので写真のことに全く触れていないことにいま気がつきました。今日の写真は選挙があった白山市の山麓部にある小学校から子どもたちが雪の降る中を下校する姿です。