先日の金沢らしい情緒の溢れる街や暮しを撮るという撮影会の折にひがし茶屋街の象徴のような柳の枝に留まったひよどりです。
ひよどりという鳥は街なかの公園や民家の庭でよく見かける鳥なので特に珍しいわけでも、美しいというわけでもない、どちらかといえばありふれた中型の鳥ですが意外に人目につかず、認知度の低い鳥です。
ところが金沢では晩秋から冬になると餌不足のためか裸木となった木の枝や椿など冬に花の咲く椿やサザンカの周りで人目に触れることが多くなります。
そのひよどりが突然飛来して枝に留まったのを慌ててカメラを向けてシャッターを切った一枚です。北陸では民家の座敷などには井波彫刻の欄間を見ることがありますが、まるでその欄間の彫刻のような構図でひよどりが納まりました。