写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

色っぽくない“色”の話し ー蝋梅ー

2012年01月13日 | 写真
故郷の讃岐では真冬といわれるこの季節にも菜の花など野や畑には彩りを見ることが出来ますが、雪国といわれる金沢など北陸では雪の季節には野や畑などではサザンカや椿など一部のものを除いて自然の中で“色”を見ることが極めて少なくなります。
カメラを手にしていると無性に自然の中に息づく色彩を見たくなるときがあります。
今日はそんな思いが募ってきて陽が射し込んで来たホンの少しの間、自宅周辺をカメラ散歩をしてきました。目当ては例年早くから黄色い花をつける民家の庭の蝋梅の花です。庭の見えるところまで来ると狙い通り黄色い色があります。喜んで近づいて見るとなんだか小粒です。よくよく見るとまだ蕾で花として咲いていません。それでもなんだか「春」と出会ったような気がしてその黄色い“色”を撮影させていただきました。その家の主からは「もう少しで咲きますからまた撮影に来てください」とのあいさつでした。そのときはもう少し花らしくなった黄色い花を公開しましょう。
写真はまだ色っぽくない「蝋梅の蕾」です。
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