写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

金沢城五十間長屋と菱櫓など

2012年01月19日 | 写真
昨日のブログで公開の「初日の出」を撮影した卯辰山の「見晴らし台」から平成13年に再建された、中央に見える金沢城の五十間長屋と右に見える「菱櫓」、左には「橋爪門続櫓」が輝いて見えます。これらは伝統的な工法を使っての復元建物ということで意味あるものといわれています。私も伝統工法の保存や古い建物の復元には反対するものではありませんが、この石川県や金沢市はバブル崩壊にともなう不況の真っ只中で県や金沢市の財政は苦境に陥り県・市民の暮しが大変な時期にまるでゼネコンのためのようにつぎつぎと続けた大型工事のひとつでありました。そういう意味でこの立派になった金沢城を眺めるたびに複雑な思いが湧きます。
いま金沢市では様々な施策が三年先?に控えた北陸新幹線開業にむけて市民生活より観光客のためのものになっているように思います。そんなこともあわせて市民ぐるみで一度考えてみたい課題でもありますね。
コメント
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