写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

金沢の奥座敷 ー湯涌温泉町茅葺きの里ー

2012年01月17日 | 写真
先日私の住む町内の新年会が金沢市の奥座敷と言われる医王山麓にある湯涌温泉で開かれました。この日は小正月、女正月ともいわれる女性が骨休みをするといわれる日でした。日帰りの温泉宿でしたが参加した私の連れ合いも温泉に浸かりご馳走に舌鼓みし満足のひとときになったようです。金沢の市街地はいまはすっかり雪は溶けて道路は乾いていますが、さすがに湯涌温泉町は積雪が多く小雪が降っていて、私は参加者の入浴時間にカメラを持って温泉街ではなく山里、集落のある地域を歩いてきました。その一角にある[金沢湯涌江戸村]の茅葺き民家も雪の中で風情のある風景をつくりだしていました。
今日は阪神淡路大震災の発生から17年目になります。あの時も政府の無策、地方行政の見かけの復興重視の中で被災者達はいまも町に戻れない人たちや生活の建て直しも出来ず二重ローンなどに苦しめられ続けているという現状が続いています。
10ヶ月前に起こった東日本大震災、原発事故後の政府のとってきた被災者や国民への仕打ちに重なって見え、悲しくなってしまいます。
今日の写真は「雪の中の茅葺き民家」です。この民家のあるゾーンも昨年までは無料で拝見できていたのですがいまは観光施設「金沢湯涌江戸村」の一部として有料になってしまいました。世知辛い世の中ですね。
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